JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

WSJT-X のセッティング (IC-705) について問い合わせをいただいたので掲載します

2020年08月30日 | 設定情報

< 2022年 3月 17日 追記>

 以下の部分は IC-705 にプリセット ( FT8 ) 機能追加、および、WSJT-X の「Rig」欄に " IC-705 " が追加され 、WSJT-X 設定「Radio」タグの「Rig」欄に " IC-705 " が追加されて以降の設定を追記いたしました。

 従来のWSJT-X 設定「Radio」タグの「Rig」欄に " IC-7300 " による設定例は、後部にそのまま載せていますので、参考にしてください。

 ICー705 を USB 経由で PC と接続する場合は、IC-705専用の USB ドライバーが必要です。IC-705 を使用するか場合、WSJT-X  の設定 (Radioタグ) にて 仮想 COM ポート番号を #4 (IC-705) に切り替えれば OKです。

1. Audio

 

2.Radio

 

 

<従来記事 ( 2020年 8月 時点>

 WSJT-X のセッティング (IC-705) について問い合わせ をいただいたので改めて掲載いたします。

 

 ICー705 を USB 経由で PC と接続する場合は、IC-705専用の USB ドライバーが必要で、IC-7300 用の USB ドライバーとは異なります。なお、両 USB ドライバーとも共存可能で、IC-7300、または、IC-705 どちらを使用するかで、WSJT-X  の設定 (Radio) にて 仮想 COM ポート番号を #6 or #7 (IC-705)、#3 or #4 (IC-7300) に切り替えれば OKです。

 下表が WSJT-X の設定画面 (Radio) で、「Rig」欄には IC-705 がないので、IC-7300 としています。当局のノート PC の場合、Serial Port は COM # 7 で機能しており、#6 では NG でした。

 「Baud Rate」は 19,200 bps に設定していますが、処理能力の低い PC の場合は、9,600bps に落としてみてください。

 「PTT Method」は「CAT」となります。

 受信信号、および、送信信号 (変調信号) も USB ケーブル経由で送受するので、下表 WSJT-X の設定画面 (Audio) のとおり「Input」、「Output」共に 「USB Audui CODEC」を選択します。なお、PC 側 ( コントロールパネル内 ) 「サウンド」設定欄の「再生」・「録音」欄も併せて「USB Audui CODEC」を選択 しておかなければなりません。

 以上が WSJT-X で IC-705 を使用する場合の設定です。なお、IC-705 側は 「 FT 8 」モードを使用する際の設定変更は特に有りません。

 

 

 

コメント (2)
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