この 2日間で、通信処理 (№2 PC) ⇒ BGALOG処理 (№1 PC) 向け QSO データの自動転送 NG 不具合対策を完了し、正常に QSO データの転送が可能となりました。
この画像が、通信処理 (№2 PC) ディスプレイ画面で、このデータが BGALOG 処理 (№1 PC) に LAN 経由で送られ BGALOG に登録されます。
元々 BGALOG および通信処理ソフトの WSJT-X には LAN 経由の情報転送機能があり、通信処理 PC、LOG 処理 PC と機能分散が可能になっています。
その設定も難しくはないのですが、今回は増設した (新) PC に必要なアプリソフトをインストールする際、何らかのゴミが PC 上に残ってしまい不具合を起こしていました。
不具合の内容は FT8 を動かせるアプリソフトの WSJT-X を立ち上げると、「Network Error」 のエラーメッセージが発生。その結果、通信処理 PC では LAN を経由した通信が不可になっていました。
この原因発見に至るまで、ルータの設定およびセキュリティー対策ソフトに何らかの制約があるのではと一つ一つ探っていたので時間を要し、しかも特段不具合は発見できませんでした。
そこで最終手段として、Windows 10 の初期化を思いついて、Windows 10 の初期化を実施し、結果的に問題が解決した次第です。
結論は冒頭に記載のとおりで、Windows 10 の初期化後、WSJT-X Ver.2.1.0 を改めてインストールし直し、「Reporting」タグの 「UDP Server」の設定欄に №2 PC の IPアドレス (固定) を設定し、且つ「Secondary UDP Server」の「Enable logged contact ADIF Broadcast」にチェックを入れる。
以上の設定のみでルータやセキュリティーソフトには特段の設定を行わず、ノーマルな状態で №2 PC(通信用) ⇒ №1 PC (BGALOG) へ向けて自動的にデータ転送が OK となりました。
FT8 および FT4 で信号が混んでいるとき、隣接した信号から抑圧を受けているとき、信号レベルが低いときなどではディジタル信号の復号処理時では CPU への負担が大きく、1台の PC ですべての処理を行うには高機能な PC が必要でしたが、このように機能分散を行うことにより一般的な PC でも、ディジタル信号の復号処理を改善させ、復号 NG の削減ができたように思います。
[ № 1 PC と № 2 PC の写真が逆だったので訂正 31.May.2020 ]
唯一問題になるのが、机の上にキーボードとマウスが2組あり、特にキーボードが2台もあると邪魔になるので、脇卓などを用意して邪魔にならぬような対策が必要です。Hi.
< 追 記 >
ローカルの先輩に切替機能を持つ共用機器の情報を聞いて早速通販会社に注文しました。届いてくれば机上のキーボードが 1台になるので片付きます。