JA5DBE の Coffee Break

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ミニマルチアンテナ NB32X 組立 (2)

2014年10月26日 | 空中線

 今日は NB32X (HB9CV) をアンテナエレベータ(タワー)への取り付け作業を行いました。

 マストへのアンテナ取付位置として地上高が一番低い位置のマストベアリングの上にブームを先ず固定し、フロントとリアそれぞれ一番目のエレメントを固定します。

 写真は位相給電線の仮付けまで進んだところで、次にフロントエレメント給電部のヘ ① アピンスタッグ、② 位相給電線、③ 給電線をビスで固定します。

 ビスを締める前に給電部には導電グリスをしっかりと塗っておきます。
JH4ADVさんからのコメントで給電部のリード線が紫外線で劣化するとのアドバイスを頂いていたので、圧着端子部分は自己融着テープで巻きその上とリード線を耐候性に優れた「Scotch Supper88 仕上げ巻き用プレミアムテープ」で巻いています。
 しかしながら、雨ざらし・陽ざらしなとなるので効果があるかないか数年後に判るでしょう。Hi.

 給電部の作業が完了した後、トラップコイル+残りの先端エレメントをそれぞれ取り付けてアンテナは仕上がりましたが、最後にアンテナをマストベアリングのところからマスト上部の定位置までアンテナを持ち上げる作業があります。

 作業補助者無しで一人で作業を行っているので、アンテナをマスト定位置まで引き上げるにはアンテナエレベータを利用します。手順は以下のとおりです。


 ① アンテナエレベータを 2m 引き上げます。
 ② アンテナをロープでタワーのクロス部分から吊り下げるように結びます。
 ③ マスト(当局は2重マスト&2本継ぎ)の接続ボルトに気を付けながらアンテナエレベータを降ろします。
 ④ アンテナはタワーから吊り下げ状態なので、エレベータが降下すると相対的にアンテナはマスト上部へ移動します。

この手順でアンテナをマストの定位置まで移動させ、クロスマウントを本締めして NBX32 の取付作業が完了です。

 ケーブル(8D2V) の接続、引き流し作業は一人では困難なので明日かみさんに手伝ってもらって行います。

 かみさんは地上でケーブルをロープで結んだり、ロープを地上で引いたりの作業のみですが、作業補助者が居ると作業がスムーズに行えます。また、7MHz ロータリーダイポールの R401DX の取り付けも明日行います。

 

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