U・VHF のアンテナを 5/8λ 2段 GP からディスコーン( 第一電波 D190 ) へ更改しました。アンテナ利得は、大きく下がりますが、ローカル QSO 専用に使っているので問題はありません。
旧アンテナマスト ( 地面より立てていた 4m 高) を撤去し、壁面に取り付ける衛星放送パラボラアンテナ用支柱に変更したのに合わせ更改したものです。
2段GP は受風面積が大きく、台風等の強風時に新しい支柱では心細いので、小型のアンテナで受風面積の小さなディスコーンアンテナを選定しました。
このアンテナは 100 ~ 1,500MHz まで使用可能となっていますが、144MHz帯で送信をする場合、トップエレメントの長さを調整するようマニュアルに記載してあります。
説明に従ってアンテナアナライザーを使用し、トップエレメントの長さ調整を始めたところ、エレメント可変範囲のみでは SWR の最良点の周波数が低く、145.5MHz付近では およそ 2.0 を指しています。
そこで、エレメントをペンチで 1cm 単位で切り縮めていったところ、最終的に 6cm 切断したところで 1.5 ( freq.= 145.5MHz ) 程度まで下がり、これで OK としました。
トップエレメントを 6cm もきり縮めたのは、アンテナを建てた場所がベランダなので、床面からの高さもなく、壁面からの距離も近く、建物の影響を受けているのかもしれません。
結論として、大分県の信号も聞こえる ( 145MHz 帯 FM ) ので良しとします。