7MHzCW送信機プリント基板付の電子工作解説書がCQ出版より販売されていて、初心者向けの内容ではありますが、タイトルに引かれ購入しました。
「短波CW送信機の実験」(高田継男著、定価1,800円)というタイトル名の雑誌で、7MHzバンド1W出力の送信機プリント基板が付いています。
発振回路は水晶となっていますが、VXO方式を採用してあり、送信周波数を若干は動かせます。また、受信機と周波数合わせを行うためのキャリブレーションスイッチもあるので、出力が1WでありながらQRP送信機として実用になるよう考慮してあります。
説明は、初心者にも判るように丁寧に解説してあり、パーツ類が揃えにくい場合は、ミズホ通信㈱から主要パーツをセットしたものが頒布されているようで、こちらを利用すると簡単に部品が揃えることができそうです。
ただし、この1W送信機を実用にする場合は、送受信切替リレーやスイッチ類等は、自前で適当なものを調達しなければなりませんが、本書では、送受切替には3回路のスナップスイッチ、出力表示はLEDを使って仕上げるよう解説してあります。解説にこだわらず適宜変更して遊んでみるのも良いかもしれません。
部品やケースが揃ったら、作り始めてみようと思っていますが、1W出力のQRP送信機が7MHzでどれほど使えるか試してみるのも面白そうです。
プリント基板の表は写真のようにシルク印刷され、きれいに作られています。