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JA5DBE の Coffee Break

DXの話、製作記事、etc. ・・・ 気の向くままにまかせて掲載しています。

IC-7300 と PC の USB 接続 (3)

2017年06月02日 | IC-7300 USB接続

 JT-65 モード通信用ソフト (JT65-HF) の設定を行います。

 設定に際しては基本設定タグを開き、自局設定(コールサイン、グリッドロケート)、サウンド (送受信信号)、PTT (送受信切り替え制御) の設定を行います。e-QSL をリアルタイムで発行される方はインターネット欄でアカウント他を設定します。

 送受信信号のデバイス設定に際しては IC-7300 と PC の USB 接続 (2) 掲載のとおりデバイスマネージャー上で確認したものを設定します。

 ① 受信オーディオ 入力デバイス ⇒ 「USB Audio CODEC」

 ② 送信オーディオ 出力デバイス ⇒ 「USB Audio CODEC」

 

 次に PTT (送受信切り替え制御) のポート設定

 COM ポートも IC-7300 と PC の USB 接続 (2) 掲載のとおりデバイスマネージャー上で確認したものを設定します。

 ① PTT via ⇒ 「 PTT Port 」

 ② PTT ポート ⇒ 「 COM4 」

 以上の設定が終われば「設定保存」を押下し作業終了です。

 下図は IC-7300 出力をダミーロードに接続して IC-7700 にて信号をモニターしてみたものです。
 無事動作確認もできました。

 

 USBポートからサウンドカード入出力信号を IC7300 の送受信信号として利用できるので IC-7300 の「DATA」 モードで RTTY、SSTV、PSK31 の運用も可能です。

 

 RTTYの通信アプリの「MMTTY」を動作させてみました。AFSK 信号を IC-7300 に送り込んでいますが、RTTY送信信号が正常に送信できています。
こちらも IC-7700 でモニターしたものです。

 PSK31、MMSSTVの動作は確認していませんが、MMVARI、MMSSTV もノート PC に既にインストールしているので、手軽に IC-7300+ノート PC (windows10) で移動運用が可能になりました。

 

   

 

 

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IC-7300 と PC の USB 接続 (2)

2017年05月31日 | IC-7300 USB接続

 IC-7300 と PC の USB 接続 (1) の工程で USB ドライバーが認識されたので、IC-7300 本体の設定作業になります。
PC のサウンドカードへの入出力信号、アプリソフトからの送受信切り替え制御信号を USB ケーブル経由で接続するための設定を行います。

 

 ① 送受信信号を USB 経由に変更

・MENU ⇒ SET ⇒ 外部端子 ⇒ 変調入力 ( DATA ON ) ⇒ USB

 

JT-65時(USB-D)、RTTY (AFSK)時 (LSB-D) は USB 経由にて PC サウンドカードからの信号が変調入力になります。

 

・MENU ⇒ SET ⇒ 外部端子 ⇒ 変調入力 ( DATA OFF ) ⇒ MIC

 CQ 誌掲載記事では DATA OFF 時も「USB」とするよう説明してありますが、私のところでは SSB で運用する場合 DATA OFF 時 (SSB運用時) の設定を「MIC」にして IC-7300 のマイク端子に接続したマイクを使用できるよう設定しました。 

 

 ② USB からの送受信制御を RTS に設定

・MENU ⇒ SET ⇒ 外部端子 ⇒ USB SEND ⇒ RTS

 

  ③ アプリソフトから IC-7300 への AF 信号入力レベル調整

・MENU ⇒ SET ⇒ 外部端子 ⇒ USB 変調入力レベル ⇒ 50% (デフォルト)

PC のサウンドカード出力が大きい (JT-65出力レベル 50% に設定) ので、25%に変更しています。 

 

  ④ IC-7300 からアプリソフトへの AF 信号出力レベル調整

・MENU ⇒ SET ⇒ 外部端子 ⇒ ACC/USB AF 出力レベル ⇒ 50% (デフォルト)

 

 

 ⑤ IC-7300 のモード設定 ( モード切替にて実施 )

・ MODE ⇒ USB ⇒ DATA ⇒ USB-D

 

 

 

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IC-7300 と PC の USB 接続 (1)

2017年05月31日 | IC-7300 USB接続

 IC-7300 を使って ディジタルモードを運用するための変更届 は昨日申請したので IC-7300 へ接続する PC の設定作業を開始しました。手順は CQ Hamradio 6月号の JT65 運用ガイドに JA1FMN (山西) OM が詳しく解説なさっており、この手順に基づき実施します。

 ICOM 社 のホームぺージから PC と IC-7300 間をUSBケーブル 1 本 (受信信号・送信信号・送受信制御) で接続するための USB ドライバーをダウンロード。
次にダウンロードした USB ドライバーの圧縮ファイル (CD-31051-003) を解凍します。解凍したフォルダーの中には 32bit 版用と 64bit 版用 のドライバーセットアッププルグラムがあります。当局で使用するノート PC の OS は Windows 10 (64bit版) なので、CP210xVCPInstaller_x64.exeを選択して実行します。

 以上の作業で PC 側の準備が終わり、いよいよ IC-7300 へ PC を接続します。接続に際しては IC-7300 の電源を切っておくよう指示がありますが、前面パネルの電源 SW は切っていたものの、安定化電源 (12V) からの給電は切っていなかったため、IC-7300 からの USB ケーブルを PC に接続したとたん、デバイスの認識がスタートしてしまいましたが、無事USBドライバーが認識されて使用可能になりました。

 赤枠で囲んだものが今回追加されたドライバー類です。PCの信号出力(スピーカー:USB Audio CODEC )、信号入力(マイク:USB Audio CODEC )、COMポート(COM4)が正常に表示されています。

 

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