日本裁判官ネットワークブログ
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今日は「命」というテーマです。裁判官をしていると,このことはよく考えさせられます。是非見て下さい。コメントもよろしく。以下,NHKのHPからです。

第4回【命】

 三沢恭介(西島秀俊)は、島で起きた業務上過失致死傷の交通事故の裁判を受け持つ。保育園児を死亡させ、母親に重傷を負わせた新城瞳(ソニン)は、悪質な事故ではなかったため、逮捕即日に釈放され在宅起訴されていた。瞳にも幼い保育園児が二人おり、夫とは離婚して一人で育てていた。恭介は、実刑判決を下した場合に及ぼす被告人の幼い二人の子どもの養育のことと、悲しみに暮れ、被告人を憎む遺族の心情のこととで、執行猶予付きの判決にするか実刑の判決かを悩む。そんなとき、弁護士の畑夏海(浅野温子)が自分の父親も弁護士になる前は裁判官だったことを恭介に明かし、裁判官であった父との思い出を恭介に語る…。


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 秋田の事件で,法廷に欄干の実物大模型が置かれたということです。裁判員裁判が実施されれば,こういう裁判員にもわかりやすい立証方式がどんどん広がるでしょうね。今は,前倒しで実施というところでしょうか。以下,毎日新聞からです。

<秋田2児殺害>法廷に欄干の実物大模型 状況を再現

 秋田県藤里町で昨年4、5月に起きた連続児童殺害事件で殺人と死体遺棄の罪に問われた畠山鈴香被告(34)の第7回公判は、2日午後も秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で検察側による被告人質問が行われた。米山豪憲君(当時7歳)殺害について、検察側から「『自分が(長女の)彩香ちゃん(当時9歳)を殺害した』といううわさを打ち消すために、豪憲君を殺したのではないか」と問われると、畠山被告は「違います」と否定した。この日終了予定だった被告人質問は12日も続けられることになった。

 豪憲君殺害について「彩香ちゃん殺害に関するうわさが広がった時期と、豪憲君殺害のタイミングがよすぎるが」と迫られると、畠山被告は「たまたまです」と語気を強めた。彩香ちゃんが転落した橋の欄干の実物大の模型が法廷に持ち込まれ、事件の状況再現を求められると、ふらつくような様子を見せた。

 検察側は畠山被告が自分の手帳に「豪憲君行方不明」とメモしたり、豪憲君の遺族に気遣う手紙を送るなどアリバイ工作をしていたと指摘。「豪憲君の事件当日、子供をさらえば(彩香ちゃん事件解明に)警察が動くと考え、誘拐する子供を探した」との前回公判の畠山被告の陳述を取り上げ、「計画的ではないか」と追及。畠山被告は再び「違います」と答えた。【百武信幸、岡田悟】



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