先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

太鼓やアイヌ舞踊でおもてなし 環境大臣2国会合

2010-05-26 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報社 2010年5/24)
 日中韓3カ国環境大臣会合(TEMM12)の2カ国間会議が22日、千歳市支笏湖温泉のしこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌(うた)で開かれた。支笏湖小学校の子どもたちが太鼓演奏で歓迎した。
 中国の周生賢環境保護部長、韓国の李萬義環境長官の順で到着。高橋はるみ知事が花束で出迎え、小沢鋭仁環境相、岩倉博文苫小牧市長、山口幸太郎千歳市長と固い握手を交わした。
 子供たちのが演奏したのはオリジナルの「山線鉄橋渡り打ち」。山口市長が「地元の小学校の児童たちです。きょうのために練習をしてきました」と紹介し、児童たちは声をそろえて中国語と韓国語で、「ようこそ、いらっしゃいました」とあいさつ。周環境保護部長は顔をほころばせながら、土産の上海万博のキーホルダーを贈った。
 大役を終えた児童会長の船越菜摘さん(11)は「声をそろえてあいさつを言えるか緊張しました。大臣を間近に見られてうれしかったし、ホッとしています」と話していた。
 夕食会では、地元のワインと食材を使った料理が出され、千歳アイヌ文化伝承保存会によるアイヌの古式舞踊が披露された。
 3大臣は湖畔で記念植樹もした。場所は、湖や樽前山を見渡せる支笏湖ビジターセンターの湖畔側園地。植えたのは、中国や韓国にもあり、長寿で知られるカツラ。大臣はそれぞれスコップを使って、高さ1.5メートルの若木を植え、友好の記念植樹を、随行員らも拍手で祝った。
http://www.tomamin.co.jp/2010c/c10052401.html

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日本へ向けられた緊急メッセージを運ぶ

2010-05-24 | 日記
『アメリカ先住民ホピ水一族ルービン・サウフキーのアナンダラバ』- OPEN UP OUR HEART –
(ValuePress 2010年5月23日)
アナンダラバ事務局 ルービン・サウフキー

アナンダラバ事務局(所在地:東京都神奈川県逗子市池子3-8 D403 代表:ルービン・サウフキー)は、日本へ向けられた緊急メッセージを運ぶ、『アメリカ先住民ホピ水一族ルービン・サウフキーのアナンダラバ』を2010年9月20日~2010年10月3日に開催する。

『アメリカ先住民ホピ水一族ルービン・サウフキーのアナンダラバ』の詳細、次のとおりである。

■イベント内容
ネイティブアメリカン・ホピ族とは、人類の誕生から現在に至るまでの神話と記憶、教えと伝統を太古より語り継ぎ、守り続けている先住民族です。ホピとは「平和の民」という意味を表し、彼らは祖先から受け継がれた叡智を、「ホピの予言」という形で、現在も守っています。ホピ族は、さらに水氏族、火氏族などの氏族に分かれており、あたかも日本各地で土地特有のお祭りがあるように、各氏族がそれぞれの村で独自の儀式やダンスを継承しています。ルービン・サウフキー(Ruben Saufkie)は、水氏族として、そのホピの地に生まれ育ちました。

しかしながら現在、平和の民ホピの人々の間でさえ、対立と分裂が起こっています。そしてその分裂は、アメリカ政府の干渉によってより深刻なものとなりました。アメリカ政府はホピの子ども達を無理矢理アメリカの学校に連れていき、白人の教育を受けさせ、ホピの伝統を断絶させるようにしました。また、アメリカ政府は利権と金銭をちらつかせて誘惑し、ホピの人々との間に深刻な分裂を引き起こしました。一時的なお金という誘惑と引き換えに、長年彼らを育んできたかけがえのない土地がアメリカ政府に支配される事態が出てきたのです。ホピでは伝統的な掟を守り続ける伝統派、白人の教育と文化に倣う先進派、そして中間派という対立、あるいは「真のホピ」「そうでないホピ」などという区別を生み、今なおその分裂は続いています。ホピの分裂を再び一つにするために闘ってきた長老達は、今やすっかり疲れてしまい、以前のように活発に教えを広めることはなくなってしまいました。

日本人は、古代から様々な文化と混じり合いながら、人間は自然の中でただ生かされているという事実を、四季折々の美しくも厳しい自然に教えられ、その教えを和という精神性で残してきました。中でも「鎮守の森」として、自然林の大切さを信仰の一部として皆で共有し保護する方法は、日本人のひとつの知恵といえます。

豊かな山々と川と海は、自然と小さな境界を作り、それぞれの土地に根ざした言葉や風習や伝統文化を育みます。そして、異なる文化を尊重し、ゆるやかに影響を与え合いながら調和を築くというやり方で、人々は暮らしてきたのです。

現代の日本人は、自然との接し方を忘れてしまい、その点で儀式を守っているホピの人たちに学ぶべきことがあります。一方で日本からも、これまで育んできた和という叡智と精神性を、対立が起こっているホピの人々に届けることができるのです。日本とホピで祖先から受け継いだそれぞれの叡智をお互い補おうと努力することが、世界に伝わり、争いのない社会をつくる希望となっていきます。地球の成り立ち、自然に対する信仰、人との絆を今一度、思い出すことが大切です。

ルービン・サウフキーの「UHNUNGDALAWVA(アナンダラバ)」は、1泊2日のワークショップ形式をとり、それぞれ日本の聖地である葉山・淡路島・屋久島・沖縄の4箇所にて行なわれます。ワークショップのプログラム内容は以下を予定しています。

▼ワークショップ1日目
1.自然のスピリットの感じ方を学ぶウォーキングツアー(午前)
2.日本人の宮田雪監督によって製作されたドキュメンタリー映画「ホピの予言」の上映会(午後)
3.それを補足するための、ホピ族の長老や人々から日本に向けてのインタビュー動画の紹介(午後)
4.ルービンによる講演(午後)
5.祈りを捧げるホピのダンス(午後)
6.カチーナカレンダーからホピの文化を学ぶアートクラス(夜)

▼ワークショップ2日目
1.朝のダンスと個人祈祷(朝)
2.勉強会&シェアリング(午前)

ホピ(調和のとれた生き方)とは、平和とは、癒しとは?そして今、なぜ日本へのメッセージなのか?などのテーマと共に、「世界の縮図」とも言われているホピの村で実際に起きている話を交えながら、参加頂く皆様が、ダンスを通じてスピリットを体感できるものとなっています。

▼各地ワークショップの目玉イベント
【葉山】スペシャル対談 北山耕平さん×ルービン・サウフキィー
【淡路島】スペシャル企画 太陽の道 謎の北緯34度32分をゆく
【屋久島】スペシャル企画 もののけ姫の森&海がめの誕生
【沖縄】スペシャル対談 比嘉良丸さん・りかさん×ルービン・サウフキィー

これまでホピやネイティブアメリカン、そして平和と祈りのメッセージを日本に広めてこられた第一人者の方々をお招きし、ルービンとの対談形式の勉強会をワークショップの内容に加えることを予定しています。富士山のスピリット溢れる葉山では、先住民族の精神を日本に伝えてこられた北山耕平さん、沖縄では「リターン・オブ・ザ・アンセスターズ」の日本代表として参加された自然信仰家であり神人の、比嘉良丸・りかさんをお招きする予定です。

また、淡路島では、「Celebration of onenessいのちの饗宴」の皆さんと、聖地である伊勢久留麻神社でのお祈りを合同で行います。屋久島では、海亀が上陸する「永田いなか浜」にある宿「送陽邸」に泊まり、偉大な屋久島の森(もののけの森)と海のスピリット(海亀の孵化)を感じることができるプログラムになっています。

「UHNUNGDALAWVA(アナンダラバ)」の一行は3週間にわたり日本各地を縦断していきますが、葉山・淡路島・屋久島・沖縄の4箇所でのワークショップの間に、広島・高千穂・勝連城など日本の聖地における祈りのダンス、また各地イベントへのゲスト出演なども行なっていきます。

また、ホピ族は日本と同じように、自然の美を模する洗練された芸術文化を持っており、中でもホピ・シルバーと呼ばれるジュエリーは、伝統とモダンが融合した世界的にも人気が高いものですが、ルービンはそのホピ・シルバーの、独自の技術と美しいデザインを持つ稀有な職人でもあります。今回はシルバーに刻まれた祈りの意味を直接聴き、触れることのできる貴重な機会でもあります。ツアー中、ホピ・シルバーはもちろん、カチーナドールなどの伝統工芸品をルービンから直接購入することも可能です。

■開催日
2010年9月20日~2010年10月3日

■開催場所
葉山、淡路島、屋久島、沖縄

【ルービン・サウフキー】
ホピ水氏族出身。「アナンダラバ(Open up our hearts)」というシンプルなメッセージを運ぶ。ホピ居留区とメキシコシティーをリレーによってつなぐ「セイクリッド・ラン」を実施。往路、世界中から集まった聖水を、復路は聖火を運んだ。稀有な技術をもつ銀細工職人でもある。

【本件の連絡先】

アナンダラバ事務局
窓口担当 佐々 貴司
Tel 046-872-3392
e-mail info@uhnungdalawva.com URL:http://uhnungdalawva.com/
〒249-0003 神奈川県逗子市池子3-8 D403
http://www.value-press.com/pressrelease.php?article_id=58112

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エンダウロンピン国立公園、監視塔で野生ゾウ観察可能に

2010-05-24 | 先住民族関連
(マレーシアナビ 2010/05/23 12:24 JST配信)
【エンダウ】 ジョホール州エンダウ・ロンピン国立公園にあるオラン・アスリ(先住民)の果物畑の近くに最近、10カ所の監視塔が設置されたが、観光客が野生のゾウを観察するのに絶好の場所にもなっている。
ジョホール州国立公園公社(PTNJ)の幹部によると、監視塔は元々ゾウが果物畑を荒らすのを防ぐ目的で2カ月ほど前に建設されたもの。野生のゾウ120頭が生息すると見られており、好物の竹(もしくは笹)を食べに来るという。
面積8万ヘクタールの同国立公園にはゾウ以外にも哺乳類50種、鳥類230種、魚類43種、両生類26種、爬虫類14種、チョウ179種が住むとされ、トラもオス3頭、メス8頭が生息しているとされる。 (ザ・スター、5月19日)
http://www.malaysia-navi.jp/news/100520052509.html

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生物多様性、科学者ら意見交換 豊岡で公開シンポ 

2010-05-24 | 先住民族関連
(神戸新聞 2010/05/23 09:15)
 国連が制定した「生物多様性の日」の22日、地球生物と環境のダイナミックな関係を考える日本学術会議公開シンポジウム「生物多様性をめぐる科学と社会の対話」が豊岡市大手町の豊岡市民プラザで開かれた。地域住民ら約150人が参加。最先端の科学研究者の発表や環境保全に取り組む団体などの意見交換に、熱心に耳を傾けた。
 国内の科学者の代表機関である日本学術会議の統合生物学委員会や豊岡市などの主催。研究者らが科学の最先端を示しながら、生物多様性の保全などに取り組む地方自治体や市民団体らと情報交換をしながら、持続可能な人間社会のあり方を提案しようと開かれた。
 前半は、生物多様性を研究する第一線の科学者8人が、遺伝学や植物学、動物行動学などの見地から講演。立命館大の今中忠行教授は生命の進化の過程を解説し「地球の先住民は微生物。共生すべき仲間」と話した。海洋研究開発機構の北里洋さんは「日本列島近郊にも15万種の海洋生物が存在し、複雑な依存関係にある」といい「どこかで関係が途切れると海中だけでなく、大きく環境が変わる可能性がある」と警鐘を鳴らした。
 後半は、全国各地の市民団体の代表者らが、地域での取り組み事例などを紹介。豊岡市のコウノトリ市民研究所の上田尚志代表理事は、毎月1回実践している田んぼの学校で、毎回50~100人の参加者があり「環境に対する意識が徐々に深まっている」と話したほか、宗教者や新聞記者らも意見を述べた。
 進行役を務めた東京大大学院の鷲谷いづみ教授は10月開催のCOP10を目標に掲げながら「地球環境に絶望感があっても、しっかり目を向けていくことが必要」と締めくくった。(長嶺麻子)
http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/0003011062.shtml

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MISIAさんに聞く 「環境破壊 貧困から」

2010-05-24 | 先住民族関連
(東京新聞 2010年5月23日 07時07分)
 アフリカの子どもたちの教育を支援する組織「Child AFRICA」を二〇〇八年に設立し、途上国支援を中心に環境保護に取り組むアーティストのMISIAさんが、十月に名古屋市で開かれる国連生物多様性条約第十回締約国会議(COP10)名誉大使に就任した。抱負と今後の取り組みを聞いた。 (聞き手・蒲敏哉)
 -自身の生きものとの触れ合いの原体験は。
 両親が離島の医療に携わっていたため、幼いころ長崎県・対馬で過ごした。リアス式海岸が続き海と山が近かった。野いちごを食べ花のみつを吸った。カブトムシやクワガタをバッジのように胸に付けて学校へ通った。
 -社会貢献を始めたのはなぜか。
 長崎は原爆投下の歴史があり、平和教育が活発だった。東京に来て、それが十分でない落差を感じていた。二〇〇一年の9・11テロでは制作仲間がニューヨークの現場近くにいた。
 そんな中、ロックバンドU2のボノさんからアフリカに行くべきだと言われ、ケニアに行ったが、湖のほとりに工場ができて水質汚染が深刻。貧しい人は救われない。貧困が紛争、テロにつながりそれが環境破壊を招くことを実感したのが支援活動の原点だ。
 -COP10では、アフリカなど途上国の先住民族が培ってきた植物の薬用への知識が「遺伝資源」として先進国に一方的に利用されることが問題になっている。
 ケニアのツンザ村では、先祖から伝わっている悪霊退治のための歌が、勝手に録音され海外で「あなた好きよ」という趣旨で利用されていると聞いた。こうした伝統的音楽も一種の遺伝資源。利用にあたっては、先住民族への説明と理解は欠かせない。
 -十月の本会議に向けどんな活動をしていくのか。
 今月上旬、対馬に行き初めてツシマヤマネコを見た。百匹ほどしかいない絶滅危惧(きぐ)種なのに年間約十匹が交通事故で死んでいるという。多くの人に生物多様性という言葉を知り、大切さを想像してもらう。そして行動に結び付けることを訴えたい。
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010052390070722.html

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花崎皋平さん 「今後も書き続ける」 旭川で小熊秀雄賞贈呈式

2010-05-24 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 05/23 07:26)
 【旭川】旭川ゆかりの詩人にちなみ、優れた現代詩集に贈られる第43回小熊秀雄賞(市民実行委主催)の贈呈式が22日、旭川市内で行われ、受賞した花崎皋平(はなざきこうへい)さん(78)=小樽在住=に正賞の「詩人の椅子(いす)」の目録などが手渡された。
 受賞作の長編物語詩「アイヌモシリの風に吹かれて」(小樽詩話会)は、アイヌ民族の歴史を自分史と重ね、平易な言葉と落ち着いた表現で描いた点が評価され、応募作78点から選ばれた。
 実行委の松田忠男会長から正賞目録と副賞30万円を受け取った花崎さんは、受賞作の一部を朗読した後、「人生の恩人である有珠のコタンの漁師との交流からできた作品。受賞を契機に、これからも詩や社会哲学を書き続けていきたい」と述べた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/232894.html

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江戸後期 因幡画壇2人展

2010-05-24 | アイヌ民族関連
(読売新聞 2010年5月23日 )
楊谷・元旦県博で開幕
 江戸後期に活躍した鳥取ゆかりの画家片山楊谷(ようこく)(1760~1801)と、島田元旦(げんたん)(1778~1840)の作品計約120点を集めた「因幡画壇の奇才 楊谷と元旦」(県立博物館、文化庁主催、読売新聞大阪本社など後援)が22日、鳥取市東町の県立博物館で開幕した。6月20日まで。
 楊谷は長崎、元旦は江戸生まれで、成人してから鳥取藩士となった。楊谷の作品は、体毛の一本一本まで表現する「毛描き」の手法で虎などを描いた掛け軸や屏風(びょうぶ)絵、襖(ふすま)絵のほか、大山周辺を描いた「大山眺望図」も展示。元旦の作品は東海道の風景、鹿や鶴を鮮やかに描いた屏風絵など。幕府の蝦夷(えぞ)地調査隊の一員として北海道を訪れた際、風景やアイヌの暮らしを記録した作品群も注目だ。
 日本画好きという岩美町浦富、無職田中雅夫さん(68)は「楊谷は年代によって画風が違い、興味深い」と満足そうだった。
 午前9時~午後5時(土、日曜日は午後7時)。6月7日は展示替えのため休館。一般600円、大学生以下と70歳以上は無料。問い合わせは同博物館(0857・26・8042)。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tottori/news/20100522-OYT8T00964.htm

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【えりも】襟裳岬を国の指定文化財に 審議会が答申

2010-05-23 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報社 2010年 5/22)
 えりも町の襟裳岬が、国の指定文化財「名勝ピリカノカ」に登録される見通しになった。21日に国の文化審議会が大臣に答申した。7月にも指定文化財に決まる。
 ピリカノカは、アイヌ語で「美しい形」。アイヌの物語や伝承、祈りの場など、優れた景観地群の総称で、指定範囲は、襟裳岬先端の岩礁帯、基部断崖と周辺海域になる。
 襟裳岬は江戸時代の紀行文にも多く記述されている。寛政10年(1798年)に樺太(サハリン)を探検した木村謙次の「蝦夷日記」には、アイヌの人たちが「岬の先端でイナウ(木を削って作った御幣)を立てて神酒を供える」とあり、探検家松浦武四郎の記録にも「アイヌの人たちは、ここ(襟裳岬)を通るときは、イナウを納めて通過する」の記載がある。
 道内に名勝ピ<リ>カノカは、名寄市の「九度山」、石狩市の「黄金山」、枝幸町・浜頓別町の「神威岬」があり、決まれば「襟裳岬」が指定4番目。
 襟裳岬は、1400万年前の日高造山運動によって形成され、その後、風蝕海蝕されて太平洋に大きく突き出した岩礁が点在、その美しさを求めて年間30万人の観光客が訪れている。
 国指定文化財になると、特別交付税などの算出対象となり、襟裳岬の景観保全とPRにいっそう弾みがつくという。
http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10052201.html

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支笏湖で3カ国環境大臣会合開幕

2010-05-23 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報社 2010年5/22)
 東アジアの環境問題をテーマに、第12回日中韓3カ国環境大臣会合(TEMM12)が22日午後、千歳市支笏湖温泉で始まった。2カ国会談の後、23日に会場を苫小牧市に移し、3カ国会合が持たれる。
 小沢鋭仁環境相、中国の周生賢環境保護部長、韓国の李萬義環境部長官が出席し、東アジア共同体構想に向けた環境分野での取り組みを協議する。10月に名古屋で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)、11月と12月にメキシコで開かれる国連気候変動枠組条約第16回締約国会議(COP16)に向けた協力強化も確認される模様だ。
 大臣らは、しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌(うた)に宿泊する。歓迎行事に続いて、3大臣による記念植樹も。2カ国会談は日中、日韓、中韓の順。小沢環境相主催の夕食会も予定され、北海道アイヌ協会千歳支部と千歳アイヌ文化伝承保存会が古式舞踊を披露し、アイヌ文化も紹介する。
http://www.tomamin.co.jp/2010c/c10052201.html

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白老・萩野中が姉妹校交流、演奏や踊り相互に披露

2010-05-23 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2010年5月22日(土)朝刊】
 白老・萩野中(古俣博之校長)は20日、姉妹校の仙台・上杉山中学校の3年生158人と交流会を繰り広げた。
 修学旅行で札幌や小樽を巡り、2年ぶりに来校した。全校生徒118人の拍手と吹奏楽部の演奏に迎えられ入場。萩野中生徒会長の大崎健斗君(3年)が「皆さんの思い出づくりになるよう準備を進めてきました。短い間ですが、楽しんでいってください」と歓迎のあいさつ。練習を重ねたトンコリ演奏とアイヌ舞踊を披露、スライドで白老町や母校の様子を紹介した。
 上杉山中生徒会長の長田都さんは「ヨサコイを通して上中魂を感じてください」と、数十人の3年生がヨサコイを演舞、掛け声や鳴子が会場に響き渡った。両中は平成3年に姉妹校となり、相互訪問を続けている。(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/05/22/20100522m_08.html

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すぐそこに貴重な海鳥 漁船で観察クルーズ開始 根室・落石沖

2010-05-23 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 05/22 09:11)
 【根室】根室市落石沖を漁船で周遊し、海鳥などを観察する「落石ネイチャークルーズ」が、21日から始まった。初日は札幌や東京などからの24人が3隻に分かれて乗船、絶滅が危惧(きぐ)される海鳥ケイマフリなどの姿に歓声を上げた。
 落石沖にあるユルリ島、モユルリ島の周辺は海鳥の宝庫。第1便の2隻は落石漁港を出発し、約2時間かけて両島周辺を回った。
 濃い霧が立ちこめるあいにくの天気だったが、乗客は目の周りが白く、赤い足が特徴のケイマフリやコシジロウミツバメなど約10種類の野鳥を確認。札幌市厚別区の松岡捷也(かつなり)さん(66)は「こんなに近くで見ることができるなんて」と話し、盛んにカメラのシャッターを切った。
 金、土、日曜と祝日の1日2便の運航で、運賃は大人(中学生以上)7千円。申し込みは落石漁協(電)0153・27・2121へ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/232748.html

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襟裳岬もアイヌ文化名勝に追加 「ピリカノカ」文化審が答申

2010-05-23 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 05/22 09:08)
 文化審議会(西原鈴子会長)は21日、名勝に指定されているアイヌ文化由来の景勝地「ピリカノカ」に、日高管内えりも町の襟裳岬を追加するよう川端達夫文部科学相に答申した。道内4カ所目で7月ごろに決定する見通し。
 襟裳岬はアイヌ語で「オンネエンルム」といい、大きな岬の意味。岬では、航行する船の安全を祈って、アイヌ民族の儀式「カムイノミ」(神への祈り)が行われてきた。
 ピリカノカは「美しい・形」を意味し、これまでに名寄市の九度山(クトゥンヌプリ)、石狩市の黄金山(ピンネタイオルシペ)、宗谷管内枝幸町と浜頓別町にまたがる神威岬(カムイエトゥ)を指定した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/232746.html

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韓国女優に取って代わって台湾美女が日本の芸能界を席巻しそう

2010-05-23 | 先住民族関連
(日刊ゲンダイ 2010年5月22日 掲載)
 第2次“台湾タレントブーム”の到来か。第1次は約10年前のビビアン・スーとインリン・オブ・ジョイトイのブレーク。今回もそれに引けを取らない盛り上がりようだ。
 まずは、木村拓哉主演の“月9”ドラマ「月の恋人~Moon Lovers~」(フジテレビ)に出演中のリン・チーリン(35 写真)。視聴率は2回目で早くも20%を切ったが、リンの評判はうなぎ上り。映画「レッドクリフ」でヒロインを演じ、「アジアナンバーワン美女」と称される美貌の持ち主で、男たちを魅了している。
 フジは深夜ドラマ「東京リトルラブ」でも、台湾女優を主演に起用した。先住民タイヤル人のシャー・ユートン(21)。加藤ローサ似のエキゾチックなルックスで、こちらも注目を集めている。
 台湾ブームの波は女優だけでなくモデルにも。昨年、資生堂「マキアージュ」のCMに出演したペース・ウー(31)が“9頭身美女”として話題になった。また、蛯原友里の所属プロも台湾出身の住谷念美(24)を売り出し中だ。
 それにしても、少し前までアジアン美女といえばチェ・ジウ、ユンソナら韓国人ばかりだった。急激に台湾美女がのしてきたのはなぜか。ひとつは台湾には親日家が多く、芸能プロ同士が提携しやすいためとされる。
「同じ中国系でも上海、香港の芸能プロは仕事が荒っぽい傾向があり、日本から現地のイベントに女優を派遣してもリハーサル段階でつまずくケースがあります。また、韓国はエキセントリックというか、せっかく仕事が軌道に乗り始めても、東方神起の解散騒動のようにトラブルに発展することもある。その点、台湾は常識的な人が多く、余計な心配をする必要がない。だから必然的に一緒に仕事をする機会が増えるのです」(大手芸能プロ関係者)
 もちろん、タレント側の資質もある。
「台湾人は教育熱心で、台湾語のほか北京語、英語、プラス1カ国語を話せるケースが多い。リンはすでに日本語を話せるし、シャーも猛勉強中です。テレビ局も安心して役柄を任せられます」(マスコミ関係者)
 日本はしばらく台湾女優一色になりそうだ。
http://gendai.net/articles/view/geino/124011

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ネイチャークルーズ出帆 根室の漁業者、珍しい野鳥観察

2010-05-23 | アイヌ民族関連
(日本経済新聞 2010/5/21 23:57)
 根室市の落石漁業協同組合に所属する漁業者が中心となって運航する「落石ネイチャークルーズ」が21日始まった。船上から珍しい野鳥を観察できることから愛好家も注目する船の旅で、初日は午前、午後を合わせて24人が乗り込んだ。
 午前9時、午後1時の1日2便を毎週金~日曜日と祝日に運航する。落石地区の漁業者7人が交代で漁船を出し、地域の自然や野鳥に詳しい専門のガイドとともに案内。落石漁港を発着地とし、約2時間半かけ約8キロ離れた道の天然記念物、ユルリ島、モユルリ島の海域を周遊する。料金は中学生以上が7千円。
 21日は札幌や本州からの観光客ら18人が午前9時、2隻に分乗して出港。早朝から濃霧が立ち込め、うねりもあったため航路を短縮し、午前11時前に帰港した。野鳥観察が趣味という男性(63)は「エトピリカを見られず残念だが、やみつきになりそう」と話していた。
http://www.nikkei.com/news/local/article/g=96958A9C93819491E0E3E2E2908DE0E3E2E7E0E2E3E29EE6E3E2E2E2;p=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2;n=9694E3E4E3E0E0E2E2EBE0E2E3E0;o=F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2F2

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「世界の核汚染」写真展:福井で25日から 29日には講演会 /北陸

2010-05-22 | 先住民族関連
(毎日新聞 2010年5月21日 地方版)
 脱原発を呼び掛ける市民団体「若狭ネット」(福井県越前市)は、「世界の核汚染」写真展を福井市と越前市で開催するのに合わせて、内科医の振津かつみさんによる講演会「世界のヒバクシャ」を福井市で開く。振津さんは米国のウラン鉱山周辺の先住民の健康問題などについて語る予定。同ネットは「原発は本当にクリーンエネルギーなのか、皆さんと一緒に考えたい」としている。
 写真展は、インド、オーストラリアのウラン鉱山周辺や、日本の原発で使用した燃料を再処理している英、仏の工場周辺で多発している健康被害について取材したもの。日本の原発で被ばくした労働者や、チェルノブイリ事故関連の写真も展示する。
 福井市での写真展は25~30日、福井市手寄1、アオッサギャラリー。講演会は29日午後2~4時、アオッサ会議室。越前市での写真展は6月1~9日、越前市高瀬2、市中央図書館。問い合わせは夜間に山崎さん(0778・27・8621)。【松本博子】
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20100521ddlk17040603000c.html

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