先住民族関連ニュース

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先住民族の村を訪ねた気分になれるボルネオ島の本格的な文化村

2016-04-26 | 先住民族関連
CREA WEB 4月25日(月)12時1分配信
Magnificent View #937
サラワク・カルチュラルビレッジ(マレーシア)
 マレー系や中華系が入り混じる、多民族国家のマレーシア。なかでも、マレー半島の東にあるボルネオ島には、本土以上にさまざまな民族が暮らしている。
 そんな多様な民族に触れられるのが、この施設。ボルネオのサラワク州に暮らす27の民族のうち、7つの先住民族の伝統的家屋を再現している。
 各住居で迎えてくれるのは、民族衣装をまとった先住民族の人々。ある家では吹き矢の名人に出会い、ある家では弦楽器を弾き、ある家では地酒をご馳走になったりと、テーマパークといえども、実際に民族が暮らす村を旅しているかのような気分が味わえる。
 赤道間近に位置するサラワク州は、一年を通して暑い地域。だが、どの家も外観は質素ながら、湿気を防ぎ涼しさを取り入れるための工夫がされているので、屋内はひんやりとして快適。居心地がいいうえに文化も学べるとあって、サラワク州では定番の観光地となっている。
http://crea.bunshun.jp/articles/-/10309

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ピアソン夫妻の足跡写真集に 北見のNPO法人発刊 「スキー場発祥地」裏付け

2016-04-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/26 07:00

 米国人宣教師ピアソン夫妻がかつて暮らした邸宅、ピアソン記念館(北見市幸町)を管理運営するNPO法人ピアソン会は、夫妻の北見などでの暮らしぶりを紹介する写真集「ピアソン夫妻の足跡」を発刊した。2014年の築100年を記念した事業の一環で、初公開となる写真や、編さん過程で新たに判明した事実も収録。国籍の枠を超え、布教や地域発展に奔走した夫妻の熱意に触れることができる。
 ピアソンは1888年(明治21年)に来日。札幌や旭川など道内各地で布教活動をした後、アイダ夫人と15年間、北見で布教とともに遊郭反対運動やアイヌ民族支援に尽力した。
 写真集には、同館所蔵のものを中心に77枚を解説付きで収録。小説家の有島武郎や、野付牛村(現・北見市)に入植し北光社農場を開いた坂本直寛(坂本龍馬のおい)、自ら私財を投じて建てたピアソン寮で暮らす野付牛中(現・北見北斗高)の生徒たちとの記念写真など、夫妻の交流の広さがわかる。
 編さんにあたり、同会では夫妻と縁があった学校法人や協会、婦人団体など道内外十数カ所への聞き取り調査を実施した。
 このうち、異なる年代や場所で複数枚収録されている、アイダ夫人と着物姿の日本人女性らが胸におそろいのリボンを付けて並ぶ写真は「今までどういったつながりの集まりかわからなかった」(同会)というが、今回の調査でリボンが遊郭廃止などに取り組んでいた日本基督教婦人矯風会のものと判明。同会は宗派を超えた集まりとされており、ピアソン会の伊藤悟事務局長は「アイダ夫人が女性の地位向上に率先して取り組んだことを改めて証明する一枚」と話す。
 ピアソン邸の建つ丘で2人の宣教師がスキーを楽しむ写真は、1921年(大正10年)に撮影。ピアソンが以前、教員を務めていた北星学園(札幌)が今回新たに提供した。市の記念誌「歴史の散歩道」では、この丘が大正時代に「北見のスキー場発祥地になった」と紹介しており、それを裏付ける希少な一枚となりそうだ。
 A5判92ページ。700円。ピアソン記念館でのみ販売している。問い合わせはピアソン会(電)0157・31・1215へ。(中橋邦仁)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0263473.html


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映画『神聖なる一族24人の娘たち』劇場公開決定

2016-04-26 | 先住民族関連
CINEMA TOPICS ONLINE-(2016/04/26 00:56)

『神聖なる一族 24 人の娘たち』(配給:ノーム)が、シアター・イメージフォーラム他にて9月下旬よりロードショー公開されることが決定いたしました
ロシア西部のヴォルガ川流域に広がる魔法の国のような世界。そこはマリ・エル共和国。
自然崇拝と大らかな性で人生を謳歌する人々の摩訶不思議な物語がベールをぬぐ―。
500 年もの間、ヴォルガ河畔で独自の言語と文化を保ってきた Mari(マリ)人たち。ロシア連邦の中で際立って特異な民族で、どこにもない宗教や世界観を持ち、今も様々な伝承が息づいている。本作は、マリの女性たちにまつわる説話を映画化。ロシア版「遠野物語」や「アイヌ民話」のような、優しくて哀しい不思議な世界が広がる。
理想的な夫を選ぶ目を養うためにバケツいっぱいのキノコの形を丹念に調べるオシュチレーチェ。小枝のようにか細い体を豊満な体にするため、裸の体を布で拭くまじないを施されるオシャニク。友だちにそそのかされ、夫の股間の匂いを嗅ぐことで浮気の確証を得ようとするオーニャ。夫に想いを寄せる醜い森の精霊に呪いをかけられてしまうオロプチーなど、名前が「O」から始まる24 人の娘たちの”生“と”性“についての物語が幕をあける。嘘か誠か、真実は風の中。
A.タルコフスキー、A.ソクーロフ、A.ゲルマンに続く、ロシアの新たな鬼才アレクセイ・フェドルチェンコ監督作、遂に日本公開。
長編デビュー作「ファースト・オン・ザ・ムーン」(05)で、ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・ドキュメンタリー賞を受賞、「サイレント・ソウルズ」(10)で、同映画祭の撮影賞と国際批評家連盟賞を受賞するなど、ロシア映画の第三世代として高い評価を得ているフェドルチェンコ。ドキュメンタリーやフィクションなど作品ごとに手法を変え、独特の世界観で各国の映画人を魅了し続けている。
本作は、マリ出身の脚本家であり作家のデニス・オソーキンと組み、消えゆくマリ文化の中の女性たちに光をあてた。四季を通して撮影された本作は、大自然の豊かな色彩の広がりと、透き通る肌の女性たち(プロとアマチュアを起用)の瑞々しさに溢れている。そして世俗的な現代社会に染まらない、活き活きとした人々の暮しを、時にグロテスクに、時に印象派の絵画のように美しく映し出す。
□作品詳細『神聖なる一族24人の娘たち』https://www.youtube.com/watch?v=tT5J120JYIM
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=30238

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アイヌ新施設 「体感」を重視へ 白老 /北海道

2016-04-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞2016年4月25日 地方版
 北海道開発局は、アイヌ文化を紹介するために白老町に整備予定の「国立の民族共生公園(仮称)」について、基本計画を発表した。伝統的な集落「コタン」を再現し、古式舞踊を体験する広場や、生活や信仰と関わりの深い植物で景観を整備するなど、アイヌの自然観や暮らしを体感できる施設配置を盛り込んだ。
 アイヌ文化の研究者ら有識者9人で構成する検討会(委員長・浅川昭一郎北海道大名誉教授)が昨年から議論。公園の予定地は白老町のポロト湖畔で、国立のアイヌ文化博物館(仮称)も新設される
 コタンは山々を背景にアイヌの伝統技術による木造建築「チセ」群や畑で構成し、儀礼や儀式も体験できるようにする。アイヌ語や音楽、口承文芸を通じた交流を行う500〜600人を収容するホールのほか、木彫りや刺しゅう、織物などの体験、見学が可能な施設も整備する予定。
http://mainichi.jp/articles/20160425/ddl/k01/040/199000c

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