石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

9月5日 昨日の一般質問を振り返って

2015年09月05日 | Weblog
 こんにちは、一回一回の一般質問で少しでも国立市政発展に繋がるよう努力したいと考えている石井伸之です

 一般質問を行った項目は以下の通りです。

1、ごみ行政について
(1)資源ごみの持ち去り防止について
 ①現在の状況について
 ②(仮称)資源ごみ持ち去り防止条例の制定について

2、教育について
(1)図書館貸し出し図書について
 ①貸し出し図書の紛失及び破損状況について
 ②利用者が資料等を紛失し、国立市図書館運営規則第6条により、実際に利用者へ損害の弁償をさせたことはあるのか
(2)国立第一小学校における泉地域の通学路短縮について

3、福祉について
(1)胃がん予防について
 ①ピロリ菌検査の推進

4、まちづくりについて
(1)JR中央線三鷹立川間複々線立体化の現状について

 何と言っても、最大のヒットは(仮称)資源ごみ持ち去り防止条例の制定についてです

 三多摩26市中18市で制定されており、小金井市でも9月議会で条例が上程されていることから、私が議会で取り上げなくとも条例制定は時代の流れだったかもしれません。

 それでも、市民の皆様より、折角国立市の資源として出している資源ごみが、国立市が委託していない業者が持ち去る現状は許せないとの、厳しい意見をいただいております。

 さらに、地域の方々が廃品回収の一環で集めている、集団回収の資源ごみが不法に持ちされるということも発生しており、既に市民の皆様の怒りは頂点に達しているのではないでしょうか?

 既に我慢の限界を超えたという意見もいただいており「これ以上不法に持ち去る業者を野放しにするのであれば、ゴミ減量に協力しない」との意見もいただいております。

 この辺りの現状を、多少はオブラードに包んで訴えました。

 すると、担当部長、副市長より「速やかに条例制定を考えて行く」という、最高の答弁をいただきました

 いつもは、検討であったり、研究であったり、取りあえず受け止めるという答弁が多い中、これほど明確な答弁をいただいたのは、嬉しい限りです。

 国立市のごみ減量化に向けて、市民の皆様の努力を無にしないためにも、速やかな条例制定をお願い致します。

 泉地域から第一小学校への通学路短縮については、3年前より訴えていたこともあり、早ければ3学期より実施するとのことです

 また、その際に城山の中を通ることから、街頭のLED化を要望したところ、早ければ来年2月より実施するとの答弁がありました。

 1つの物事を実現するには長い年月が掛かりますが、地道に取り組んでいきます。

 逆に、ピロリ菌の検査推進は、既に三多摩26市で11市が実施しており、胃がんとピロリ菌の因果関係が明確になっていますが、私の訴え方が足りないようです

 胃がんの発がん原因の99%がピロリ菌と言われていますので、多くの市民にピロリ菌を検査していただき、ピロリ菌が胃の中にいた場合は速やかに除菌する方向へこれからも粘り強く訴えて行きます。

 また、その中で八王子市が三多摩で初めて策定した「がん予防推進計画」の策定も要望したところです。

 中央線複々線化につきましては、正直なところまだまだ先が見えません

 また、市民の方からは、複々線化される新たな快速線にも国立駅ホームを設置すべきとの要望をいただいております。

 しかし、その部分は残念ながら都市計画決定もされていることから不可能との答弁がありました。

 すると、国立市民にとって直接的な複々線化のメリットは無いように感じるかもしれません。

 そこで私は、出来る出来ないは別として、ラッシュ時に1便でも2便でも国立駅始発の各駅停車新設されるよう要望いたしました

 突飛な要望であることは重々承知しています。

 しかし、通勤ラッシュで苦労している国立駅利用者にとって、中央線複々線化によって国立駅始発電車が実現できるのであれば、大きなメリットになる事は確実です

 私が生きている間に出来るかどうか分かりませんが、次の世代に対して喜ばれる一言を議事録に残せれば幸いと考えています。

 議会では、もちろん足元をしっかり見据える議論は大切です。

 しかし、50年先、100年先を見据えた議論も必要ではないでしょうか

 通勤ラッシュ時の国立駅始発列車新設が夢ではなく、目標へ変えられるよう地道な努力を続けたいと考えております。

 一般質問が終わった後に、与野党関わらず何人もの議員に声を掛けていただき、さらに質問終了後には傍聴席から多くのお褒めの事がいただいたのは、嬉しい限りです。

 ただ、これで満足してはいけません

 物事に満足した瞬間、成長が止まると言われています

 もっともっと鋭く国立市政に切り込み、市政発展に向けて職員の方々が「これは実施するしかない」と、納得するような努力が必要です。

 素晴らしい若手新人議員が雨後の竹の子のように伸びていますので、負けない様に努力して行きたいと思います

 


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