石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月8日本日は国立市議会第一回臨時会が開会しました

2014年10月08日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会議会運営委員会委員長の石井伸之です

 本日は午前7時より矢川駅北口で朝の市政報告を大和議員と一緒に行いました

 真夏の時期に比べこの時期になると汗ばむことなく気持ち良いものです。



 市政報告の後は、パン・ドゥ・スリジェで朝食をいただきました

 あさりの入ったスープは様々な野菜とマッチしており絶品です。

 一時間訴えて少々疲れた体にスープの旨味が染み入ります

 さて、午前10時からは国立市議会第一回臨時会が開かれました

 議案は、議員提出第15号議案「東京地方裁判所平成23年(ワ)第40981号損害賠償請求事件に係る控訴の断念を求める意見書(案)」となっています。

 これは住民監査請求を受けて行われた裁判で、上原元市長に対して損害賠償請求を求める判決が確定し、それを受けて国立市が上原元市長に対して損害賠償請求をするという裁判です。

 どういった議案かというと、9月25日に東京地裁で判決が出された案件は、国立市が敗訴したことから、佐藤市長に控訴しないことを求めるものです

 しかし、判決文を読み込む中で幾つもの矛盾点があり、到底納得できるものではありません

 その中で最も疑問に思う点は、平成22年12月の住民監査請求に関する裁判で、上原元市長に対して少なくとも重過失があるという点に対して、法的な根拠で明確な反論も無いことです

 判決文では、昨年12月議会や今年3月議会での上原市長に対する損害賠償請求権を放棄する決議に対して再議に付さなかったことを理由として、重過失を議論するそれ以前の問題として棄却しています

 果たしてそのようなことで良いのでしょうか

 住民監査請求における裁判では上原元市長の少なくとも重過失が認定されている訳ですから、その土俵に堂々と上がって、法的解釈を添えて反論すべきです

 様々な矛盾点から佐藤市長に対して「控訴すべき」と訴えたところ、佐藤市長からは「控訴することを考えている」との明確な答弁をいただきホッとしました

 また、質疑討論の中で、議会運営委員会で確認されている決算特別委員会が、臨時会を求める為に休憩し、4時間30分も空転したことに対して厳しく訴えました

 現在議会改革特別委員会条例部会で、議会基本条例制定に向けて努力しており、その中で議員の責務や説明責任、倫理規定などを定めていることから、議会が無用の混乱を起こさない様に努力するというものに対して、自分で自分の顔に泥を塗る様な行為は許せません。

 議会が混乱すると、一番迷惑を掛けるのは市民の皆様です

 そういった観点から、議会として襟を正して、無用な混乱を避けるよう努力すべきという事訴えました

 結果的に本日の意見書案は可決してしまいましたが、これが市長の控訴する法的に阻むものではないので、速やかに控訴して欲しいものです

 話は変わりますが、朝の市政報告をしている際に、中平地域の農家の方より茄子をいただきました

 早速料理をして、取れたて新鮮野菜の旨味を十分に堪能しました


コメント (2)
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