石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

10月2日本日は平成25年度決算特別委員会初日を迎えましたが・・・開会直後に休憩となりました

2014年10月02日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会議員となって12回目の決算特別委員会を迎える石井伸之です

 本日は午前10時より決算特別委員会が行われましたが、開会直後にとある議員より、佐藤市長に要望したいことがあるということから休憩を求める動議が出されました

 その休憩動議は挙手多数によって、休憩に入りましたが、私達与党議員は何が何やらさっぱり理由が分かりません

 全く状況が呑み込めず、ただただポカーンとするだけです

 貴重な時間を使って傍聴に来ていただいた方も、驚かれていたように感じました。

 幾つかの協議が行われた後、午後0時40分より行われた会派代表者会議によって、9月25日に判決が出た裁判に関する事で臨時議会の開催を求めていることが分かりました。

 9月25日の東京地裁判決は、最高裁判所が認めている上原元市長の違法行為に対する求償権が認められず大変残念に感じております

 ちなみにどういった裁判かというと、市民の方々による住民監査請求を受けて、国立市が上原元市長に対して明和地所に対する損害賠償金を取り戻す為の裁判の事です。

 明和地所から同額を寄付されているので、国立市に対する実質的な損害は無いという意見を述べる方もいますが、本来であれば明和地所から国立市が得られるはずであった財政協力金8000万円弱や約3000万円以上の裁判費用などを考えると、同額の寄付では到底足りません。

 9月25日の東京地裁判決文を見ると、平成25年12月議会において野党議員が提出した上原元市長に対する求償権を放棄するという決議を大きな判断材料としております。

 ということは、来年4月の国立市議会議員選挙で議員の数が入れ替わることによって、裁判長の判断基準が変わるという事なのでしょうか

 であれば、10数年間にも渡る経緯や最高裁判所の判決は判断基準から取り除かれるという事なのでしょうか?

 どう考えても上級審である最高裁の判例を基準とすべきところを、今回の判決はそういった過去の経緯から極度に逸脱していることは明白です。

 本日の会派代表者会議では臨時議会の開会と臨時議会の日程や議案を確認する議会運営委員会を、10月6日決算特別委員会終了後に行うことを確認しました

 臨時議会で、私としては佐藤市長が高等裁判所へ控訴することを決断するよう強く訴えたいと考えております

 それにしても決算特別委員会という大切な審議時間を空費させてまで、臨時議会の開会を要望することだったのか?少々疑問に感じるところです。

 臨時議会の開会を要望するのであれば、もう少し事前に調整すべきだったのではないかと思いました。

 それでも午後2時30分より4時間30分遅れで決算特別委員会が始まりました

 決算特別委員会開会後はスムーズに審査が進み、総括質疑と歳入部分で私が質問したところで午後5時となり本日は終了となりました。

 本日も市役所業務改善に向けた提案を訴えました。

 これからも市政発展に向けて、職員の方々が働きやすい職場環境の整備に向けて尽力致します。

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