石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

12月3日 本日は国立市議会12月議会一般質問初日を迎えました

2010年12月03日 | Weblog
 こんにちは、国立市議会議員自由民主党新政会会派所属の石井伸之です。

 本日は12月議会の一般質問初日を迎え、我が会派の松嶋議員、石塚議員を含めた5名の議員が登壇しました。

 2番目に登壇した大和議員からは、国立駅周辺まちづくりについて「まちづくり会議(現在、国立市として国立駅周辺まちづくり計画を作っている会議です)にJRが出てこない理由は?」との質疑に対して、担当部長から「JRは国立市における駅前2000㎡を確保する手法が決まらないと出席できない」との答弁がありました。

 国立駅周辺まちづくりにおける大きな懸案事項は、何といっても旧駅舎のあった国立駅南口駅前の2000㎡の土地をどのようにするか?という一点が大きくクローズアップされております。

 この土地はJRが所有しており、国立市に対して買ってほしいということですが、総額で20億円もすることから、到底手の出る価格でありません。

 関口市長は旧駅舎を復元するためにこの場所に最低でも600㎡を確保したいと言いますが、議会答弁でも「購入する」ということは一切発言せず、大和議員から「この場所を買うのか?」との質疑に対して「空間として確保したい」との答弁を繰り返すのみです。

 残念ながら、JRから「買ってほしい」という申し出に対して、市長の言う「空間として確保したい」という答弁はどう考えても噛み合うはずも無く、平行線を辿るのが見えております。

 国立駅周辺は平成25年度には、上りホームの退避線部分の完成によって、完全に工事が終了することとなっております。様々な計画案から構築していくと、国立のまちづくり会議でJRの理解できる提案が出来なければ、JRとしては2000㎡を含めたJRの所有する高架下部分だけで、何らかの活用に向けて計画案を作るのではないでしょうか?

 それによって、暫定活用されている国立駅南口駐車場と駐輪場部分は、高架下の活用とは切り離されてしまう危険性があり、市民の皆様の願いである、駅前認証保育所、高齢者施設、図書館、公民館施設、市役所出張所施設というものは計画されず水泡に帰すことは間違いありません。

 今後ともこの2000㎡については、市としてどうするのか、方向性を早期に定めるよう訴えていきます。

 松嶋議員からは小中学校へのエアコン設置について、熱心に質問をされており来年長女が小学校へ入学する親としても、大変嬉しく思いますが、残念ながら市長からの答弁は必要性を認めつつも、回りくどく遠まわしにお金が無いのでできないという非常に寒いものがありました。

 お金が無いという印籠はどれだけの効果があるのか、計り知れないと思いつつも、今年の猛暑では教室で授業を受けている際に子供たちが熱中症で倒れるのではないかという危険な暑さから子供たちを守る事は市役所として最低限の責務ではないでしょうか?

 私たちが子供の頃とは気候が変わり、今年の猛暑が来年は来ないとも限らない状況からも、小中学校へのエアコン設置に向け財源捻出の努力をして欲しいものです。

 さて、話は変わりますが、交通担当課長に聞いたところ3人乗り自転車レンタルに55名の応募があり、厳正なる抽選の結果30名の当選者に向けて、当選案内を郵送したそうです。

 正直なところ、議会でお願いした立場としては30名以下の応募人数であった場合には、どのようにお詫びするか考えていたところでしたが、お陰さまで多くの応募をしていただき、利用者の皆様には心から感謝しております。

 390万円もの補助金を申請していただいた子ども家庭部職員の皆様と自転車商組合の方々との実施に向けた打ち合わせを重ねていただいた交通担当課職員の皆様には実施に向けて様々な苦労があったと聞いておりますので、実現していただき子育て世代の1人として心から感謝申し上げます。

 マスコミは様々な形で公務員バッシングを盛んにしておりますが、大多数の公務員の方々は真面目に一生懸命働いており、私たち市民の声を実現するために努力しておりますので、そういった努力している姿勢というものも、この日記でお伝えしていきたいと思います。

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