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鉱物の部屋へのいざない

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ゼロ

2013-11-25 13:38:19 | 日記・エッセイ・コラム

今日は「ゼロ」です。

昨日のブログの最後に書いた映画「ゼロ・グラビティ」の主人公の名前はストーン博士だそうです。

さて、「ゼロ」(0)は何も存在しないことを表す数0のことです。一度「美しい数」というタイトルの時に「それは無を意味し、数学的な美の根源に存在する重要な数です。」というような事を書きました。0は数学的には整数であり、記数法でも重要な役割のある数です。0には面白い性質がありますが、このブログの主なテーマではありませんので書きません。

映画のタイトルで「ゼロ」がつくものはたくさんあります。最近の映画だけでも「ゼロ・グラビティ」以外に「永遠の0」(えいえんのゼロ 2013年 東宝 山崎 貴監督)や「ゼロ・ダーク・サーティ」(2012年 アメリカ キャスリン・ビグロー監督)や「カウントダウンZERO」(2010年 アメリカ ルーシー・ウォーカー監督)等々、どうも「ゼロ」は映画のタイトルになりやすい性質もあるようです。そんな中でも私が最も見たいと思っている映画は『Zero Theorem:ゼロの定理』(2013年 イギリス? テリー・ギリアム監督)です。日本での公開日は未定のようですが、予告編映像を見る限り、私の大好きな「未来世紀ブラジル」(1985年 イギリス テリー・ギリアム監督)を彷彿する雰囲気を持っていると思いました。明るい未来とは対極的な近未来SF映画には何か魅かれるものがあります。「ブレードランナー2」も早く見たいと思っているのですが、中々、予告編すら流れてきません。どうなっているのでしょうか?

「ゼロ」のつくタイトルとしてはテレビ番組NHK「サイエンスZERO」を忘れてはいけません。私は若い頃からNHKの科学番組は良く見ておりました。石に関する情報も「サイエンスZERO」から得た事もたくさんあります。スーパーダイヤモンドやレアアース・レアメタルの話題など石や鉱物関連のテーマの時は欠かさず見ているつもりです。

そうそう、ホリミネラロジーの鉱物標本展示即売会は今は東京・新宿の全労済ホール スペースゼロで行われているようですね。私が東京に住んでいた頃は有楽町の交通会館の一室で行われており、私も鉱物コレクションを始めた初期の頃はよく行きました。それは主な海外のミネラルショーの直後に行われており、そこで初めて見る鉱物標本に心ときめいていた事を思い出します。

どうも「ゼロ」の事を考えていると、「ゼロ」そのものの意味よりも「ゼロ」に関連する多くの事に関係性が見えて来ます。「ゼロ」は何も無いのでは無く、どうも多くに関連しているようです。「ゼロ」は無の事で、すなわち、そういうものは無いようです。

0の数学を思い出します。0=0、1÷0=不能、0÷0=不定、0!=1でしたね。「ゼロ」は混乱します。0?=?

コメント
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