今日は「滝2」です。今年の7月6日に「滝」を書いて以来となります。
一昨日は定休日で、休日としては久しぶりに天気が良かったので、以前から気になっていた近場の滝として、富山県小矢部市の宮島峡に行ってきました。お店をやっていると、なかなか連休が取れず、行動半径が限られますが、近辺を良く調べると、なかなか興味深い所が幾つかあります。宮島峡もそうした場所のひとつでした。
宮島峡にはクルマで楽にはしごできる滝が三つあります。
滝には大きく分けて二つのタイプがあると思います。ひとつは豪快でダイナミックな滝です。そして、もうひとつが優雅で美しい滝です。宮島峡の滝はまさしく優雅で美しい滝です。それらは低くて幅が広い事が特徴的で、その優しい流れは癒しに満ちています。その三つの滝は雰囲気が似ているものの、それぞれ個性があって、どれもが魅力的です。それらは小さなナイヤガラと言うと言い過ぎでしょうか?
滝の良さはまず第一にその迫力にあるとは思います。例えば、尾瀬の三条の滝のように水量の多い直瀑には滝らしい魅力があります。白山の百四条滝もそのようなひとつです。ただ、迫力だけが滝の良さではありません。例えば、愛媛県の滑床渓谷の雪輪の滝のような優雅な滝も滝の魅力のひとつです。優雅で美しい滝にはそれならではの魅力があります。宮島峡の三つの滝もそのようなひとつだと思います。
宮島峡は甌穴でも有名です。その甌穴の幾つかの穴の中に「丸い石」がないか探しましたが、残念ながらこれはという「丸い石」は見つかりませんでした。
甌穴
一昨日は滝を見た後、近くの稲葉山にクルマで上りました。稲葉山の山頂からは砺波平野に広がる散居村の眺望が楽しめました。そこからの眺望は標高364mの山頂からとは思えないほどのパノラマ風景が広がっていました。山頂には風力発電の3基の風車が回っておりました。広大な牧草地の一角にはウサギやリスのいるミニ動物園もありました。金沢の近辺にこんなスポットがあった事を今まで知りませんでした。
稲葉山を下りると道の駅メルヘンおやべがありました。そこではカルボナーラ風ソフトクリームなるものを食べました。
短時間ながら充実した休日を過ごせたと思います。