【お知らせ】
【定休日は毎週水曜日です。】【10月も毎週日曜日は休業します。】【10月19日(土)は店主は終日不在です。店は通常通り営業します。】
今日からゴールデンウィークです。「GWはガラスウィーク!」、今日から5月6日(日)まで特設コーナーのガラスコーナーを設けました。昨年のクリスマス・フェア期間中に続いてのガラス第2弾です。
今日はウランガラスです。いきなり、ウランガラスから始めます。
上の三つの写真は今回ガラスコーナーに置いたウランガラスにブラックライトを当てたものです。ウランガラスの魅力はブラックライトで鮮やかに光るところです。
鉱物にもブラックライトやミネラライトで光るものがありますが、ウランガラスにも光る石達と同様の感動があります。
ガラスは人の作ったものですが、その成分は水晶と同じ二酸化珪素を主な成分としており、私は鉱物と同じような愛着があります。
ガラスには純粋に二酸化珪素だけで出来ているものもあります。そして、水がいろんな成分を溶かしているように、ガラスもいろんな成分を溶かし込みます。鉛を溶かして透明度と屈折率を高めたガラスはクリスタルガラスと言われます。さらにウランを微量に添加したものをウランガラスと言います。
ウランガラスは最近ではあまり造られなくなりました。今でも造られているのはウランガラス発祥の地であるチェコでしょうか。日本では大正期から昭和初期まで大量に造られていましたが、やはりウランが諸事情で使えなくなり、生産は途絶えました。しかし2002年に岡山県・人形峠で再度生産が開始されたようです。
昨年の3.11以降、世間的にはウランは微妙な存在です。微量であれば、健康的には問題ないのですが、連日のニュースにもあるように、安全性という敏感な問題に難しい対応をしなければなりません。
ウランガラスは健康には問題ないものですから、偏見を持たないようにしなければならないと思います。