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鉱物の部屋へのいざない

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錐面が五つの水晶

2012-04-10 12:58:13 | 日記・エッセイ・コラム
今日のタイトルは「錐面が五つの水晶」です。
鉱物の事が分かっている方は「何とバカな事を言うのか!」と思うと思いますが、それらしく見える水晶があったのです!
それは身近なところで見つかりました。先日お店にお買い得品コーナーとしてワゴンを置きました。そこには廉価商品としてブラジル産の水晶も置きました。ひとつ何十円からの水晶です。それらの水晶を見ている内に、不思議な水晶を発見しました。
写真を撮ってみましたが、うまく写せません。
その水晶の錐面の数は一見五つしかないように見えます。
水晶の錐面の数は六つに決まっています。それは自然の摂理であり、例外はないはずです。そう思いながらその水晶を詳しく観察しました。廉価水晶の為、一部にカケがあったりします。
よく観ていると、そのようなカケのすぐ横に一辺1mmくらいの三角形の面が見つかりました。実はそれが六つ目の錐面でした。
自然の水晶は正直です。やはり例外はあり得ません。
それで好奇心からWeb検索で「錐面が五つの水晶」で検索してみました。すると、いきなり出てきました。それもいつも見ている「VOID MARK」というサイトでした。そこにはマラウィ産のスモーキー・クォーツの写真があり、写真もうまく写っています。それは特殊な形態の水晶です。どうもそのような特殊なケースでは錐面が五つになる事はあり得るようです。
水晶の結晶形態は奥深く不思議なものです。
では、どのような特殊なケースで、そのような事が起こりうるのか?それの一般化した法則はあるのか?疑問は深まりました。
どなたかご存知でしたら教えて下さい。また、そのような水晶があったらお知らせ下さい。
ただし、磨きの入った水晶ではなく、自然のままの水晶でお願いします。
 
尚、お店で見つかった水晶は写真でうまく写せなかったので、ご興味のある方はお店に非売品で置いておきますので、申し出て下さい。いつでもすぐ出せるようにしておきます。
コメント
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