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科学的新発見

2011-11-17 12:20:08 | 日記・エッセイ・コラム

今朝、iPhoneのサンケイ新聞の科学記事で、地球の核は3層構造という記事を見ました。驚きました。これまで地球の核は固体の内核と液体の外核との2層構造だとされていましたので、内容の詳しい理解はさておき、自分の知識の更新の必要性を感じました。

地学の分野ではこうしたことがたびたび起きます。日本での天然ダイヤモンドの発見もその一つでした。そういえば物理学の分野でもつい最近ニュートリノが光速よりも速かったという報道がありました。科学的新発見は大きなニュースです。あらゆる分野で、現在の科学的知識は真理というよりも仮の真実とみなした方が良いのかも知れません。

特に地学の分野では最近知識の更新が多いように思えます。知の歴史を振り返れば大きなパラダイムシフトは天動説から地動説への転換でした。それからニュートン物理学からアインシュタインの相対性理論へさらに量子力学へ、知の歴史は進化していきました。天文学の分野でも大きな発見はハッブルの膨張宇宙論で、さらに最近ではその膨張は加速しているということです。

天文学的なという言葉は巨視的なというよりも大雑把なという意味にもとれるのですが、地球の歴史は45.6億年で宇宙の歴史は137億年に定まってきたのはそんなに古いことではありません。十数年前までは宇宙の歴史は100億年から200億年位前に始まった、とされていました。(なぜか地球の歴史は宇宙の歴史の三分の一のところに位置しております。)系外惑星の発見等は確か1995年で、その後は加速度的に発見されております。それらはここ十数年の発見なのです。

最近というよりも私たちの時代に多くの科学的な新発見が起きていることに不思議な思いがします。哲学や宗教的な知は古くからそれほど変わっていないような気がしますが、科学的な知は進化の速度が速くなっているようです。それは数学の分野でも同じです。フェルマーの最終定理が証明され、ポアンカレ予想も証明され、リーマン予想も解決済み?となりました。

我々の時代に生まれてきてうれしく思います。

コメント
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