?カニメン
?カニメンを入れたおでん
金沢の食べ物でカニメンをご存知でしょうか?カニの身入りのラーメンではありません。それはおでんの具です。金沢はおでんの人気が高いエリアであることは良く知られておりますが、金沢ならではのおでんの具がカニメンです。
それは香箱蟹(ズワイガニのメス)の甲羅にカニの卵・カニミソ・カニの身を混ぜたものを入れて蒸したものです。カニの甲羅がおめんのように見えることからカニメンという名前が付いたといわれております。
実は昨晩生まれて初めてカニメンを食べました。妻の実家から香箱蟹の大きなものが大量に届き、一昨日は来客を招き、普通の食べ方をしたのですが、まだ残っており、昨晩は妻が初挑戦で作ってくれました。非常においしかったです。感謝。
私は高校を卒業してから石川県を出たのですが、香箱蟹は関東や名古屋あたりでは流通していなかったので、当時は故郷の味で食べたいものランク1位でした。子供の頃はおやつとして香箱蟹の足をしゃぶっていたことを思い出します。その昔、料理の鉄人の道場六三郎さんが一番うまいものとして香箱蟹の軍艦巻を作った番組を今でも覚えております。
その香箱蟹を贅沢におでんの具として食べれることを幸せに思います。感謝!感謝!
ブログを始めて約一か月が経ちました。毎日更新することを自分に課してきました。石の話題ばかりで固くなってしまいましたので、柔らかい食べ物の話題を出しました。
私は鉱物が好きですが、鉱物写真も好きです。美しい鉱物写真はそれそのものが芸術写真だと思います。
先日あるお客さんのブログを見て、美しい鉱物写真を発見しました。それはお店にあった鉱物標本なのですが、写真の撮り方の違いでこれほどまでに美しくなるのか!と驚きました。Mさん、すいません。無断で紹介してしまいます。
http://blog.goo.ne.jp//minasen8380
Mさんのブログを見るとブログ歴は長いし相当な趣味人だという事が分かります。11月7日と8日の石の話題の写真がそれです。
私は以前「石の華」という鉱物写真集を出版しようかと考えたことがあります。名古屋で広告の仕事をいっしょにやっていたクリエイターとの共同企画でした。残念ながら諸事情で計画は実行されませんでした。その本のイメージは洋書「MASTERPIECES OF THE MINERAL WORLD」という本のイメージでした。Mさんにもその本を見せたことがあります。Mさんもその本を購入されたらしいので、恐らく同じ美意識を共有されていると思います。
鉱物写真で記憶に残っているのはやはり雑誌「夜想33鉱物」の写真です。畠山直哉さんの写真でした。それは私が鉱物趣味に入った原点的な本でした。美しい鉱物写真を見て、そのような鉱物を欲しいと思いました。
それから東京ミネラルショーのガイドブックの写真の数々です。こちらは善財一さんの写真です。
鉱物写真をきっかけに鉱物趣味の世界に入ってくる人もいると思います。美しい鉱物写真は鉱物趣味への入り口にあるドアだと思います。