アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

アイルランド在住者(精通者)によるアイルランド生活の情報を発信中!!

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「デリバリー事情」

2009-08-31 20:41:18 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 東京に戻ってきて、つくづく便利だなーと実感することのひとつが、宅配です。

本文とはあまり関係なく、アイルランドでポピュラーになってきているヌードル・サラダ。冷製焼きソバです。ブラウンソース味で旨いよー。
 暑い日に、ビールをきらした!なんてときも、電話1本で持ってきてくれるなんて、ものすごいことです。

 エコな観点からみると、冷たいビールという快楽のために車やらバイクやらを走らせるわけで、もろエネルギーの無駄遣いなんだと思います。自分で歩いて買いに行けよって感じ。

 でもね、ビールを持つと、他の買い物があんまりできなくなっちゃうし。夏の間だけ・・といいわけしながら、ときどき利用させてもらっています。

 さて、アイルランドでは。

 酒のデリバリーをしたら、絶対にポピュラーになると思うのだけど。案外そういうビジネスは、進まないんですよね。家で飲むというのが、主流にはならないからなのだと思います。

 飲酒運転の絶対禁止(ビール1杯まで可、という、まだゆるさはあるものの、いずれ不可に)が行き届くようになって、パブに出向かず家で飲む人が増えたと聞きますが、アイルランド人の意識としては、やっぱりお酒はパブで飲むものなんですよね。

 ま、お酒のデリバリーは望めなくても、食べ物なら来るでしょ、って思いますよね。ところが。

 ダブリンの町中では、さかんに「ホーム・デリバリー」を勧める広告など見かけますが、ニューブリッジの宅配事情は、すごいよ。

 ある日。めったにないことなんですが、わたしが「ピザでもとってみる?」と、店屋物の提案をしました。外出先から戻って、くたびれはてて、珍しく料理する余力がなかったのです。しかし、マークの喜んだことといったら!

 家に投げ込まれた数少ないデリバリーメニューの中から、厳選したのち、インド料理を頼むことに。

 メニューも吟味しました。どのカレーにするか、スターターは、これとこれ。

 そして、わくわくしながら電話してみると。

 話中が何度か。かけ直すこと三度。ながーいコールが続いて、電話を受けてくれたのは英語片言のインド人??

 「あー、今夜は運ぶヒトいないので、デリバリーは無理よ」

 ええーーーーっっ、うっそぉぉーーー!!

 もう、がっかり。

 さっと届けてくれる店もあるのかもしれません。しかし、トライする気にならなかった。またがっかりするのが、こわくて。

 もう10年くらい前のことなので、これは改良されていると思うけど、仕事で日本に写真を送らなければならず、有名なクーリエ会社に頼んだところ、待てど暮らせどピックアップにこなかったことがありました。そろそろ最終便に間に合わなくなるのでは?とハラハラしてたら、のーんびり車がやってきて。

 いつも結果オーライだからいいんだけど、プロだろー、心配かけんなよーと、その日は言いました。

 でもね、きっとね。小さい国なので、誰かに頼まず、自分でとりにいく、自分で届ける、っていうのが基本になっているのかもしれない。

 ピザ屋さんも、デリバリーしてるけど、自分で買いに行く人が圧倒的に多いと思います。

 待ってる間に、行ったほうが早い。確かにアイルランドでは、そう感じる場面が多いなー。

 インド料理を注文できなかった日、もちろん夕飯は、冷蔵庫のありもので何とかこさえました。

 やれば、できるじゃん。

 マークは、まだユメ見ています。アメリカ映画のように、カウチで宅配の巨大ピザを食べるシーン。

 でもね、すすめてるの。初体験は、日本の店屋物。うな重とってあげるからって。

 アイルランドにいるとき、電話1本で何かが、ぴゅっと届けられるような日がきたら、わたしはまたどこか、うんと不便な町へ引っ越すかもしれない。


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「うさぎのパテ」

2009-08-24 22:56:41 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 またまた地元ニューブリッジの話題で恐縮ですが、ブルターニュ出身の青年たちがまかなうビストロ「オリヴィエ」は、めちゃお気に入り。

うさぎのパテ。アイスクリームのスクープ3個分くらいの量で驚いたけど、ぺろっといただいちゃいました。
 町に1本しかないメインストリートから、ひょいと横丁に入る目立たない場所にあるにも関わらず、地元民に支持され、友人たちの間でも評価の高い店です。

 それなのに、マークとわたしは店の看板に書かれた「ピザとステーキ」の大きな文字に食指を動かされず、うわさを聞いた後も、長いこと行かずじまいでした。

 ある夜、ふいと気まぐれに、オリヴィエに行ってみようかということになり、一度行ってからは、すっかりご贔屓に。

 イタリアンをうたっているけど、実はフレンチがお得意の店で、それもブルターニュ仕込みなのか、家庭的な伝統料理が特においしくて、なんだピザ屋じゃなかったんじゃん。

 バブルのはじけた後のアイルランドでは、北風の吹くレストランが続出しており(味そこそこで、高い料金とってたとこ。信念持ってる店は健在です)、集客しやすいのはピザをメインにしたカジュアル系のレストランなのだとか。

 イタリアンを名乗っても、パスタの種類はどこも似たりよったり。

 あっさりしたペペロンチーネや、ボンゴレなどは、めったにお目にかかれることもなく、トマトソースもシンプルなトマト味は少なく、クリームが入ったこってり系が主流です。酪農王国ですから、誰もが「リッチ、イコール、クリーム入り」と描くらしく、チーズやクリームでまとめたソースのオンパレード。

 あ、それとミートボールも、みんな好き。大人のパスタが少ない、という印象です。

 そんな国ですので、オリヴィエも「ああ、イタリアンね」と軽く見ておりました。失礼、失礼。

 と、いいつつ、ピザも食べたのよ。ちゃんと自家製の生地で、具もたっぷり、巨大でのけぞりましたが、すごくおいしかった。そうだ、その日は、わたしたちも「軽く、ピザが食べたいね」気分で、ならオリヴィエを試してみようってことになったんだっけ。

 そのときに見たメニューに、ブルターニュ名物のガレットを見つけたり、うさぎ料理があったりで「へぇ~今度ゆっくり来てみよう」って、ぐっと興味がわいたのでした。

 がんばり屋さんの青年たちで、昼12時から夜10時まで、ぶっ通しでオープンしていて、テイクアウトもできます。

 時間が限られてないのは、ものすごく助かる。

 この間は、ひとりで町へ買い物に出た帰りに小腹がすいて、ちょこっと立ち寄ったのは4時近くとハンパな時間。

 ランチのメニューを渡してくれたのだけど、パニーニやサラダ、あるいはパスタと一皿どっかん料理が中心で、今ひとつ選びきれず、顔見知りになったスタッフに「かるーく前菜にワイン、くらいの感じで食べたいのだけど」というと、夜のメニューを持ってきてくれました。

 そういうフレキシビリティが好き。

 で、見つけました。これだ。うさぎのパテ。

 うさぎは、初めてなの。食べてみたい食材のひとつなのに、なかなかチャンスがなくて。

 登場したパテは、お肉たっぷり、あたためてくれたバゲットにのせて口にいれると、ふんわりと甘く、いや旨い旨い。

 聞いてたとおり、鶏肉に似てるけど、もう少ししっかりした肉で、ターキーの、すじっぽくないやつといったらいいのかしら。

 あー、これは好きかも。

 パテは、ねっちょり臓物っぽいタイプではなく、リエットみたい。

 添えられたサラダと一緒に食べるのもグー。

 冷たい白ワインと、贅沢なひとときを過ごすことができました。


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アイルランド・ハイスクール・ダイアリー「Vol.57/私のホストファミリー1」

2009-08-21 21:41:05 | アイルランド・ハイスクール・ダイアリー
 今年卒業した生徒たちがホストファミリーについて記事を書いてくれました!

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 「This is my Irish family♪」

美人ホストママのシャロンと!
ファミリーとウォーキング!
 私が2年間お世話になったおうちは、シングルマザーで子供が2人、可愛い猫1匹いるお宅でした。

 このおうちにはたくさん人がきます!親戚の人やお友達、みんなが最高な人たちでした♪

 「ありがとう」じゃ伝えきれないくらい、とってもエンジョイしたライフを送ることができました。

 紹介しますッ☆

 まず、ママの『シャロン』!

  シャロンは、ルックスはもちろん、キャラクターも全てが若い!そしてキレイ!そして可愛い!!

 でも、やっぱりシングルマザーっていうのも影響してるのか、子供のことになるとめちゃくちゃ強い!! 頼りがいがあるし、行動派!!このママが言ってるんだから、間違いないな。って思えちゃう!

 あと、親戚とか、友達に、わざわざ「my another daughter♪」って紹介してくれて、私を本当の娘のように可愛がってくれました!

 自慢のママですヾ(*゜ω゜)人(*゜ω゜)ノ

 次に、13歳のシスター『サマンサ』!

 サマンサは見た目お人形さんみたいにおとなしそうで可愛いんだけど、ぶっちゃけると、めちゃくちゃハジケル女の子!! でも、一緒に料理したり、買い物行ったりしてるときは、私の方が年上なのに、いつもサマンサの方がお姉ちゃんみたいで、しっかりしてるの♪

 ちなみにクッキーが大好きで、ママにクッキーモンスターって呼ばれてました!笑

 私がいらなくなった洋服とかをあげると、めちゃくちゃうれしそうに着てくれます☆

 可愛い可愛い私の妹!?…うん!妹ですヾ(*゜ω゜)人(*゜ω゜)ノ

 そして、11歳のブラザー『リアム』!

 リアムは私が始めてこの家に来たときに、「Welcome to our home☆」と、ハイトーンボイスで両手を広げてにこにこ笑顔でお出迎えしてくれました♪

 第一印象…めちゃくちゃ可愛い!!!!こんな可愛い男の子が一緒に生活してていいのか!?って思っちゃったくらいo(*・ω・)ノ ホントに可愛くて、メロメロだった!!笑

 最近のリアム…ゲームヲタク?!笑 家に帰ってきたらまずリュックを投げ捨てゲームのある部屋へ直行。そしてママに軽~く怒られてしぶしぶHWを終わらせたらまたゲーム。それでもママにゲームのしすぎだ!って怒られると、今度はSimpsonsのTVを見だす。身長は私よりもでかくて、見た目もかっこよくなってきてるんだけど…相変わらず…可愛いです。笑

 かっこかわいい私の弟ですヾ(*゜ω゜)人(*゜ω゜)ノ

 最後に、猫の『チーキー』!

 チーキーは本当にいい子!噛まないし、なついてくるし、可愛い☆ ちなみに、サマンサがチーキーのママです♪ あと、私の部屋が大好きで、1日中寝てます。

 ここで、シャロン一家で起こった事件ベスト3を紹介したいと思います♪


 【☆その1☆】

 リアム君。パジャマにリュックを背負って、学校へ行く!!!!

 これは説明すると長くなるかもしれないから、簡単にまとめると…

 朝ねぼけてたみたいで、制服に着替えるの忘れてたっていうこと!

 「Bye bye mum, I love you♪」なんてキザな言葉を言ってるなぁ~。なんて思って見てたら、パジャマにリュック背負ってるじゃないかぁぁぁ!朝からサマンサに怒鳴られて、1分で着替え完了して、焦って学校行きました♪

 【☆その2☆】

 サマンサちゃん。あま~いあま~いKiss!!!!

 これは、シャロン達が私の誕生日パーティーを開いてくれたときに起こりました…

 友達みんなが帰ったあと、サマンサはチョコがコーティングされたアイスを食べてて、口にわざとチョコをつけて、「チョコレートリップだよ♪どう?」なんて言って笑って見てたら、私のほっぺにそのままKiss!! 案の定、ほっぺにべったりチョコレート! まーさーかーのー出来事で、ビックリでした☆

 【☆その3☆】

  Stupid rat!発言!!!!

 これは、ある動物番組を見てる最中に起こったんですけど、アマゾン!?とかの川にいるワニが、垂れ下がった木の枝につかまっているネズミを、ジャンプして食べようとしている場面で、サマンサが、「このネズミばかね!ワニが水の中に入ったら逃げれば食べられなくてすむのに!!」そしてワニが4回ほどジャンプしてネズミが食べられたときに、「( ´,_ゝ`) ふッ。Stupid rat。。。」って!!!

 あの可愛いサマンサが… 動物大好きなサマンサが… まさかの発言でした!笑

 アイルランドに来た頃は、全然英語が話せないし、聞き取りもできなくて、ホントにこんなんで2年間もやってけるのかなぁ(._.)って不安でした。英語がわからないことが悔しくてよく泣いてたし、ママやみんなに励まされてなんとか2年間続けることができました。

 たくさんの優しさに触れ、愛情をうけ、自由な日々を送れたことを嬉しく思ってます♪

 そして、2年前よりも確実に成長したなぁ~。って感じてます♪

 次にここのおうちにstayするスチューデントさんがうらやましい。゜+.(*`・∀・´*)゜+.゜

 『Thank you for everything. Thank you for your kindness. I really like you guys♪ 

 I will never forget you… xxx sayo xxx』

 最後に・・・ホストファミリーと仲良くなる秘訣!!

 英語ができてもできなくても、とにかく話す!

 できない人はとくに、笑顔で!!わかんなくて困っちゃうのはわかるけど、その困った顔も、笑いがまじってると、少し柔らかく見える…気がする☆笑

 やっぱ笑顔は大事だねヾ(´∀`*))((*´∀`)ノ


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DUBLIN NOW「Vol.16/ダブリンのフレンチカフェ」

2009-08-19 22:23:11 | DUBLIN NOW
 フレンチ系のお茶屋さんLe Palais des Thesのことを書いた直後に、大学生のRちゃんがそこのブレンドティーをプレゼントしてくれました。

LEONのお洒落なショーウィンドウ。
かわいらしいタルトたち♪
 ルイボス・ティー系のお茶を探してくれたそうで、南アフリカ産の「Pretoria」と呼ばれるレッド・ティー。チェリーがブレンドされていて、あああ、何とも甘酸っぱい香り。

 レッド・ティーと呼ばれるだけあって、赤っぽいお茶っ葉。「男の子へのプレゼントには向かないねー」と店員さんにも言われたそうです(笑)。

 先日の松井ゆみ子さんの「キッチン・ダイアリー」にも、カジュアル・フレンチの影響がアイルランドにも来ているとありました。なるほど。

 ということで、今回は私のお気に入りフレンチカフェ、LEONのレポです。

 オープンは数年前で、チェーンでいくつかあったコーヒーショップが一度にLEONに変わった時期がありました。

 パリの街角を思わせるかわいらしいショーウィンドウ。フレンチ・ブーランジェリーのサイン。

 おおお、そして何よりも魅惑的なかわいらしいタルトが窓一面に!!ラズベリーや洋ナシやアーモンドがとてもセンス良く乗っているかわいらしいタルト!!

 がっつりと甘いスウィーツが多いこの国で、なかなかこういうセンスのいいスウィーツ屋さんはなかった。以来、お気に入りのカフェです。

 アイルランド西部のエニスに住んでいる友人が来た時も一緒に行きました。「おおお、やっぱりダブリンはすごい、お洒落だ!!」とカルチー(田舎に住む人のこと)を大いに感激させました。

 内装もステキ。

 木の感じを良く生かしていて、シャンデリアとマッチ。アンティークっぽい品の良さを感じます。

 ランチもできます。以前フォカッチャのサンドイッチを食べましたが、ハムやチーズの素材の良さを感じました。サイドサラダのロケットもおいしかった。

 これでコーヒーもつけて10ユーロしなかったと思うから、Eat outするとけっこうお金がかかるダブリンでは、この質でこの値段はお値打ちだな!って思いました。

 先日の週末も、久しぶりにRちゃんとランチに行きました。

 Rちゃんは当社の高校留学プログラムからで、今年晴れてトリニティ大学を優秀な成績で卒業、日本で就職が決まり帰国することになりました。

 長い付き合いになったので積もる話もたくさん。LEONの洒落た店内で、ゆっくりとランチをしました。

 私たちが頼んだのはクロック・ムッシューの女性版、クロック・マダム。女性(メス)なので目玉焼きが上に載っています。

 フレンチ・バゲットの中にハムとホワイトソースが挟まれていてこんがりと焼かれた上に、とろとろの目玉焼き。サイドディッシュはフレンチフライかサラダか選べます。

 相変わらずセンスのいいプレゼンテーションで、二人とも大満足でした♪

 LEONは一番大きな店舗だったTrinity Streetのお店が他のカフェに変わってしまったけど、まだ2店舗、Wicklow Streetに残っています。

 (Wicklow Streetはお茶屋さんLe Palaisと同じ通り。グラフトンのBrown Thomasというデパートの横の道です。)

 ♪おまけ♪

 そういえば、以前エアリンガスの機内誌で、ダブリンのグルメに関するこんな記事を読みました:

 今までそれほど食文化が豊かでなく、バリエーションの少なかったアイルランドですが、安いフライトも増え(つまりエアリンガス???)、気軽にヨーロッパの他の国へ旅行する機会も増えました。

 旅先でおいしいものに触れ、その文化を持ち帰り新しい店をオープンする若い人も増えています、と。

 アイルランド人の食に対する目も変わってきてるんですね!(つまりエアリンガスのおかげ???)


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ハンガリー人のデリカテッセン」

2009-08-17 22:17:06 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ニューブリッジに新しくできたデリカテッセンは、ハンガリーの青年ふたりがまかなっています。

ハンガリー青年たちのカフェのランチ。お肉たっぷりのラサニアです。
 CORK&FORK。もすこし、しゃれた名前でもよかったかなって思いますが、セレクションはなかなかグー。

 地元の、ちょいエキセントリックな料理人のつくるテリーヌや、全粒粉でできたバゲットは、毎日通いたくなるほど、美味。

 良質なオリーブオイルや、チーズ、レリッシュ、パスタなど、台所をリッチにしてくれる食材に加えて、リーズナブルでおいしいワインもあり、つい最近カフェもオープン。

 がんばり屋の青年たちで、応援モードになっています。

 あまりに当たり前なチョイスですが、わたしはラサニアをオーダー。マークは、前に食べておいしかったというミートボールのパスタ。

 お店でワインを売ってはいるものの、カフェエリアでワインをサーヴィスするライセンスは別物で、少し残念でしたけれど、ジンジャービールをおともに。

 ラサニア・ファンとしては、大満足の味。牛ひき肉たっぷりで、毎日とはいわないけど、1日おきに通いたくなるくらい。

 カフェエリアは、まだトライアル状態なので、お値段も破格。

 後からお店に入ってきた、瘦せ型の地元レディが、やはりラサニアを注文。わたしはお腹いっぱいになったけど、彼女はしっかりデザートにアップルタルトを頼んでいて、胃袋のタフさに、あらためて感心いたしました。

 ここで初めて見つけたのが、シーソルト入りのダークチョコレート。

 塩入りのお菓子は、日本でもブームですが、チョコは、わたしは初めて。いずれにしてもチョコには、塩気があるし、ケーキでも甘みを出すために塩を加えるのは常識ですけれども、あえて「塩入り」をうたうチョコの味っていったい??と思って、買いました。

 カフェでコーヒーを注文し、あけていい?と了解をとったあと、わくわくしながら口に入れると・・・

 しばし沈黙。塩??あ、きました!しばらくすると、舌の奥というか、のどの近くから、というか。

 けっこう、しょっぱいかたまりが。それが不思議なことに、ダークチョコレートの旨みを増すの。

 チョコといえば、ミルクが好みのわたしですが、ダークチョコのおいしさを初めて実感したかも。

 これは、クセになりますよ~もちろん、アイルランドのメーカーです。 

 さて、すでに東京に帰ってきている、わたくし。

 今回のアイルランド滞在は、2ヶ月。その間、友人のケッコンシキがふたつに、金婚式がひとつ。

 アエライングリッシュの取材で、競走馬の調教厩舎をふたつ訪れる機会に恵まれ、これはのちのちゆっくりご報告したいと思います。

 ものすごく貴重な体験をさせてもらいました。

 すでに、よぉーく知っているはずの国ですが、今回はさらにあらためて、いい国だなあと実感しました。

 取材で、限られた時間の中で動いているときに、どれほどのアイリッシュたちが「よっしゃ!」と力を貸してくれたことか。それも、ごくごくフツーのことのように。

 きっと、日本で取材しても、同じようなことが起きるのだと信じてはいます。

 それでも、アイルランド人の「たいしたこっちゃないよ」というような気楽さで対応してもらうと、ああ、この国を選んでよかった。という気持ちになります。


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アイルランド・ハイスクール・ダイアリー「Vol.56/試験」

2009-08-07 19:01:27 | アイルランド・ハイスクール・ダイアリー
 学生が避けて通れないのが「試験」。

 今回はアイルランドの高校の学年末試験の様子を、Eちゃんがレポートしてくれました。

 IB(インターナショナル・バカロレア)コースにいるEちゃんですが、IBでもリービング・サーティフィケート・コースでもアイルランドではそれぞれの生徒が受講科目を選択します。

 IBでは2つの言語+社会・理科から1科目ずつ+数学+選択教科(音楽、アート、化学、ビジネスなど)の計6科目。

 リービングも6教科が基本ですが、希望者は7、8科目めも受講できます。IBのように社会・理科から1科目という制約はないので、超理系で固める生徒(生物・化学・物理)もいれば、全く理系を避けることも学校や時間割によっては可能(理系嫌いには朗報??)。

 自分の進路や興味に応じた選択をするというのが基本です。

 試験を受けている高校生本人でないとなかなか実情の分からないアイルランドの高校期末試験。

 外国人の特に多いIBコースでは皆夏休み帰国前だったり、学年末らしくイベントも豊富で、どうやらドタバタだったらしい!?

 以下Eちゃんのレポートです!

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

試験期間中、学校近くの公園で開かれたちょっとしたお別れパーティー。みんなからのメッセージでいっぱいのシャツ(?)を羽織った男の子がアメリカに帰っちゃうことになったのです…泣。
友達の誕生日会。多国籍のIBクラスは皆仲がいい!
 St. Andrews Collegeのテストは年に2回、X'mas exam(クリスマス試験)とSummer exam(サマー試験)という重要なテストがあり、他に教科によってはMid-term(10月と2月の中間休み)前やEaster(イースター休暇)前に小テストがあります。

 小テストの試験範囲は狭いのですが、2大テストの範囲は広くて大変!

 今年はIBコースなので去年のTransition year(*トランジションイヤー=高校1年生)とは試験内容も大きく変わるので、頑張らなくちゃ!!と気合だけはあったのですが…

 Summer Examは5月22日(金)から一週間、5月29日の登校最終日にセットされていました。

 でもIBの場合最後の2日間はExtended Essay(*エクステンディッド・エッセイ。IBコース特有の卒業論文)のガイダンス用にあてられていたので、試験は27日水曜日で終わりでした。

 人によって取っている教科や教科数が違うのですが、私の場合金曜日にEnglish A(言語Aは第一言語の科目)とMaths(数学)、月曜日にBusiness(ビジネス)とSpanish Ab(第二言語のスペイン語)、水曜日にBiology(生物)がありました。

 Geography(地理)は先生の都合で2週間早めに終わらせていたのでラッキーだったのですが…そのGeoのテストが終わるまで他の教科の勉強を疎かにしていたので、テスト一週間前には本当にパニックに陥りました…苦笑。

 また毎回のことだけれどもテスト前ということは、直に日本に帰れるという喜びでか、勉強に集中が出来ないのです。日本人に限らずIBの生徒はほとんどその様で…。

 フランス人の友達は両親が、試験期間中にアイルランド訪問に来るというので勉強に集中出来ないと嘆いていました…笑。

 また別の友達はホストファミリーと大喧嘩をして急遽家を移らなくてはならなくなったりとでドタバタ騒ぎ…ヽ(  ̄д ̄;)ノ

 他にも運動会、友達の誕生日パーティー、お別れパーティーがあったり、何故かテスト前は大忙し!

 結局テスト勉強を本格的に始めたのはテスト開始1日前かな…(;´д` )

 テストが始まってからも、初日のEnglishとMathsという2大教科を終えてしまうと一気に力が抜けてしまい、週末は残りのテストのために有意義に使おうとしていたはずが、天気が良いから…と外出をしてしまったりで、結局はグダグダ生活が続きました…。

 火曜日の夜には(まだBiologyが残っていたにも拘らず)、大好きなBoyzone(*ボーイゾーン=アイルランド産のボーイズ・バンド!活躍したのは90年代ですが、現在再結成ツアー中)のコンサートに行って来ました!!!

 自分には息抜きと言い聞かせながら…夜12時に家に帰り着いて、翌日のテストはどうなったことやら…結果を見るのが怖いです…笑。

 さて、試験についてなのですが、生徒は数週間前にテストを受ける教室と席番号を学校内のボードで確認し、当日はそこに直行です。

 …が!実際教室に行ってみると、誰もいなくて教室変更になっていたり、又は自分の席に別の生徒が座っていたり…。先生もそれをOKとするから、何でもアリなんだなぁと呆れるばかりです…。

 Summer ExamはまだしもX'masExamは時々ヒーターの壊れた教室などがあたる場合もあり、その場合は手がかじかんでたりと、悲惨なことになります…。

 そしてExam Paper(問題用紙)が人数分コピーされていなくて、先生が慌てて教員室に戻って印刷…というハプニングもしばしば…。試験開始の合図は基本的には無いので、配られてから待機していた生徒は貴重な時間をロスしてしまっているということに…。

 日本と大きく違うのはMaths(数学)のテスト。試験では計算公式などが書かれた冊子や電卓の使用可なのです!!私の場合、電卓と格闘している時間を省く為、筆算のほうが楽なんですけどね…(^ ^;)

 監督の先生はというと…寝ていたり、新聞を読んでいたり、はたまた新聞のSUDOKU(*日本の数独。アイルランドでも大ブレイクで、新聞などに毎日掲載されている)ゲームをやっていたり…と生徒を監視している様子は無し!逆に退屈そう…。

 私の隣で試験を受けていた友達は、堂々とカバンからSpanish(スペイン語)の辞書(使用禁止なのだが…)を出してカンニングをしているではないか!!

 先生はそれにも気づきませんでした…。

 面白かったのは、教室内で誰かがクシャミをしたとき、全員が一斉に"Bless you!"(お大事に!)と叫んだこと。本当、一人残らず全員が反応したのです!!すごぃ親切なクラスだよなぁ~と実感した瞬間でした…♪

 が、さすがにこれには先生も"Be Quiet!"(静かに!)と注意…。

 こんな感じで、全体的に緊張感の無いテストなのでした…笑

 でも、これがアイルランドっぽいのかなぁ~??


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「海藻風呂」

2009-08-03 08:53:32 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ようやく、念願の海藻風呂に入ることができました。
 スライゴーにあるVoya Seaweed Bath (www.voya.ie)で、50分25ユーロはお値打ちと思います。

スライゴーの海藻風呂。大西洋の荒波にもまれた海藻は、お肌にやさしい。
 バスタブがふたつセットされたダブルルームもあるので、温泉仲間とお喋りしながら、つかることも可。

 部屋に入ると、まずサウナがあって、そこで毛穴を広げたあと、海藻がたっぷり仕込まれたバスタブにつかります。お湯は、ちょっと熱いくらいだけど、半身浴なので、ばしゃばしゃしてるうちに、ほどよい温度に。

 身体がかくれるほどの量の海藻で、お湯はとろーりと葛湯のような感じで、お肌はいっきにつるつる。

 地元の海で採れる海藻を使っていて、1回ごとに換えられ、それらは地元の農家で土にするのだそうです。ちゃんとエコ。

 BGMの波の音を聞きながら、あたたかな海藻に包まれていると、海の中にいるみたい。

 ゆらぐ海藻をたばねて肩にかけると、ずっしりと重く、これがまた肩こり解消にばっちり。

 50分は、ほどよい時間で、これ以上だとうだるかも。お湯を足さずにいると、そろそろぬるくなる頃で。

 あがるときは、シャワーで流したりせず、バスタオルでふくだけ。
 これは、病みつきになりそうです。

 9つある部屋は満杯で、何人か待っている人もいるくらいの盛況ぶりでした。

 忘れないうちに、おわびをひとつ。
 このブログを読んでいる方からメッセージをいただいて気づいた次第・・・

 「7月13日のブログを読んで、すぐ行ってみました。でもキング・オブ・タルトではなく、クイーン・オブ・タルトだったんですよー。姉妹店ですかね?」

 ぎくっ・・。
 思い込みの激しいわたくし、たまーに、ぽかします。たいてい、チェックするのですが、これはかんぺきな思い込み。

 訂正。失礼いたしました。
 キングではなく、クイーンが正しかったです。Queen of Tarts.

 失礼しちゃったので、スライゴーでいちばんおいしいビストロをお教えしますね。

 Tobergal Lane Cafe(www.tobergallanecafe.ie)
レモンタルトは絶品です。


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