松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「浅草イベント「おうちごはん」」

　東京に戻ってきて即、今週末の浅草イベントの準備に突入しています。
　昨日は、ミンスパイに入れるミンスミートをつくりました。

イニシュモアのドゥーン・エンガス。今年は３回も訪れました。高いとこ苦手なのですけど

　ナツメグやシナモンなどのスパイスと、シメに注ぐブランデーの甘い香りに包まれて、ひと足早くクリスマスが訪れた気分です。

　シェリー酒の残りを盗み飲みしつつ、ちまちまと料理の仕込みをするのは、しあわせな限り。
みなさんに喜んでいただけることを祈りつつ。

　今年のアイルランドは珍しく、暑くて快晴の続く夏があり、そのあと一度ぱーっと寒くなったらしいのですが、そのせいもあってなのか、「ななかまど」などの赤い実をつける木々の、その赤い実が例年以上にたわわで、まあ見事でした。

　きっと今年のクリスマスは、ホーリーの赤い実も充実していることでしょう。
　年によっては、実があまりつかず、おまけに鳥たちが食べてしまって葉ばっかり。ということもあり、家の飾りつけが地味ぃ～になってしまうこともあるのですが。
　
　　新刊のニット本「アラン編みのちいさなニット～アイルランドの素朴な伝統模様を編む」１９９５円（誠文堂新光社刊）が、まもなく出版されます！

　９日＆１０日の浅草イベントのときに、早刷りの数冊をご用意できそうなので、お楽しみに！
　ご覧になったら、絶対に編みたくなりますよ～

　この冬は、わたしもひさしぶりに編み物するつもりです。
　母がいた頃はよく、一緒に編み物したものです。が、たいていわたしは「あと片袖」くらいのところで挫折し、母に仕上げてもらうことが多かったな～

　なので、ちいさなニット。というのは嬉しい限り。
　これなら仕上げられそう！と思えるような、バッグや手袋などが満載なのですよ～

　まずとりかかりたいのは、ヘアバンド。
　アイルランドでは、ニットのヘアバンドがすごく流行っていて、ほしかった一品です。
　あたたかいし、部屋でもつけていられるし、おしゃれ且つ実用的なもの。
　縄編みのものはすてきだけど買うと高いし、自分で作ったのは自慢できるし。

　９日のワークショップでは、この本の取材のときのこぼれ話もする予定ですので、ぜひご参加くださいね！

　では今週末、浅草でお会いしましょう！


■浅草イベントを開催いたします！詳細はこちらをご覧下さい（クリックすると画像が開きます）




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