アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

アイルランド在住者(精通者)によるアイルランド生活の情報を発信中!!

こばやんの冒険☆「Vol.3/留学を決意した理由」

2006-06-29 00:04:05 | こばやんの冒険☆
 今回は自分を振り返る為に、留学を決意した時の日記を振り返ってみようと思う。

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(或る日の日記)

 みんなは毎日どんな生活を過ごしてるんだろう? 将来の自分がイメージできる?

 小学生の頃は何も考えずに一日一日を精一杯楽しんだ。悪さも沢山して、叱られて、毎日新鮮な事ばかりで色んな事を吸収した。

 中学生の頃は人生で1番勉強した。睡眠時間は余裕で今の半分以下だった。誰にも負けたくないと思って妥協を知らずに追い込んだ。

 高校時代は最高の仲間たちとサッカーに浸って三年間費やした。サッカーを通して楽しい経験や辛い経験など様々な事を感じた。引退した時には涙を止めることが出来なかった。 今、思えば一生懸命に努力した証だと思う。今までの人生20年間で1番充実した有意義な時間だったと感じる。

 そして大学生活…、自分はサッカーコーチ、アルバイト、サッカーサークルという毎日楽しいだけの生活を繰り返していて成長している実感があまりない。

 このままでいのかなと…。

 体育会に入らなかった事に後悔している自分。楽しいだけの現状に満足している自分。残り少ない学生生活…大学時代は何をした? と考えるとどれも曖昧で自信を持って言える事がない。でも矛盾するかもしれないけど、この二年間が無駄だったとは少しも思ってはいない。

 沢山の大切な友達に出会ったし、コーチやバイトを通して学んだ事は多い。で、正直思うのが…二年間はこれで良かった!…だけど、ずっと前から考えていたのは残り二年間を切り替えないと後悔するかなということ。周りは体育会や資格・専門分野の勉強、インターンなど…色んなところで頑張っている人がいる。

 自分は? 何もしてない。

 そもそも、自分は20年間サッカー漬けすぎて世の中の常識に対して無知すぎる。中三以来本気で勉強してないから英語も出来ない。そして、最近意識し始めた就職…。就職というイメージが全くわかない。

 何がやりたいのかわからない。外資とか商社とかみんな言うけど、俺が知っているのは正直名前だけでどんな仕事なのかもわからない。まずは世の中を知る事が先決かなと感じる今日この頃。自分からどんどん行動しなきゃいけないと思う。現状に満足したら何の成長も望めない。

 周りには沢山の努力家がいる。自分も負けてられない… みんなに置いていかれるのは絶対に嫌だ。

 ということで… 一年間休学することにした!!!!!!!!!!!!  自分から沢山アクション起こして、知らない世界を体験してくる!!  高校時代の三年間より絶対に有意義で成長できる一年間にする!! 一日一日を大切にします。

 一年間語学留学してきます!!!!!!! 最初の目的地は…☆☆アイルランド☆☆ 留学は今の時代多くの人がしているし、大げさだよって思う人も沢山いると思うけど、今回の決断は自分にとって大きな勇気が必要だった。色々悩んだ結果、留学することが自分自身への挑戦だと思い決意をした。

 留学するにあたって語学学習のためだけに行くのは良くないっていう考えの人もいると思う。 他の人はどう思うんだろう? 自分もそう思ってた。多くの留学生は何か語学以外にやりたい事を見つけて海外に出る。

 正直、今の自分にはまだ見つかっていません。まだ現地にも行ってないのに何か決めて行く事ができない。ただ純粋に英語をしゃべりたいから留学する。でも現地で何かやりたいことを見つけたら積極的にやろうと思う。

 考え甘いのかな? って思う事も多い。 だけど、世界の人と英語を通して話してみたい。 今の自分にとって興味があるのは語学勉強。単純に英語が好きみたい。「何かをしなければ、何も始まらない」。行動を起こしてみないと、せっかくのチャンスを逃してしまう。行動を起こさないで、後で後悔するような人生は絶対にしたくない。受身の人生を過ごしたくない。これからの人生色んな事を積極的にチャレンジしていきたいと思う。

Nothing ventured, nothing gained.

 一年間留学したからって語学が凄くなるとは思っていない。 帰国子女とかはもっと断然できるわけだし…、勿論頑張って勉強するけど語学力以上に人間として色んな事を吸収してきたいと思う!!

 自分は高校受験以来、本気で勉強をしていなかった。高校時代はサッカーで疲れ果てて勉強なんて考えること出来きなかったからだ。だから大学受験をした人に比べて英語やばやば。。。

 2004年の暮れ、一度だけTOEICを受けた事がある。。感想は…テスト時間が少なすぎる!!!  文法問題でほとんどの時間を費やして最後の長文問題は全く間に合わなかった。

 最後はマークシートの模様を考えてマークしてきた♪♪ 結果は…今だから言えるけど500点未満↓↓↓

 英語に対して挫折を味わい、同時に中三以来また英語に対して興味を持った瞬間だった☆ 留学するにあたって英語力が正直不安。 最初はかなり苦労するのをわかっている。 だけど英語が出来ない分、失うことがないから逆に楽しみだ♪♪(笑)

 一年後、どのくらい成長するかが楽しみでしょうがない!!

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 これが私が留学前に日記に書いた決意です。
 こうして振り返ることによってまた自分の中のモチベーションを上げられる日記って本当に素晴らしい。

 実はこっちに来てから2ヶ月以上が経つわけですが…毎日、日本語日記(秘密の日
記)と英語日記を書き続けています。

 自分で今回決意を振り返りブログを書いて、さらにモチベが上がったので今から単語帳読みます。

 今回はこのへんで。さようなら!



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アイリング「Vol.4/池田真紀さん:自然に学ぶアイルランドの毎日」

2006-06-27 00:35:14 | アイリング
 アイルランドにゆかりのある人たちがコラムでつながる友達の輪。勝手に略してアイリング。松井ゆみ子さんの紹介からはじまるアイリング、アイルランドを愛するいろんな方のコラムをお楽しみください。記念すべき松井さんからのご紹介おひとり目の方はアイルランド食文化研究家としてご活躍中の池田真紀さんです!

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自然に学ぶアイルランドの毎日

 アイルランドで長々と学生をしていたこの私だけど、以前はダブリンのアパートに住んでいたせいか自然とのつながりはそれほど深く感じることは少なかった。

 よくアイルランドで地方の人たちがダブリンっ子のことを「アイルランドの中の外国人」っていうけれど、それが最近になってちょっとわかった気がする。

 以前ならせいぜい植木鉢をテラスで育てるとか、マーケットに行って旬の食材を買って来て料理を楽しんだりするのがやっとだったし、周りもダブリン出身の人ばかりだったからかもしれない。

 ところが最近、私はすっかりアイルランドの田舎づいてしまっている。昔からアイルランドの田舎で暮らすのが夢だった。特にそうすることを求めて何かをしてきたわけではないのだけれど、今ではちょっとずつ自然とそうなってきている。アイルランドに滞在する期間が毎年グングン延びてきて、そしてなぜか田舎からいろいろなオファーがくる。

 海外に数ヶ月行くから猫の面倒を見ながら留守番して欲しいとか、部屋が空いたからちょっと留守番してくれないか、等々。日本ではのんびりモードの湘南以外では暮らしたことがないこの私でさえ、隣の家が見えない田舎なんてどんなもんだろう? と始めのうちは不安だったんだけれど、慣れとは恐ろしいもので、アイルランドの家も1000坪くらいないとちょっと隣が気になってね~…、なんて思ってしまう自分が怖い。

 私が最近よく滞在しているのは、Co. CavanのVirginiaという町にある友人の家。ダブリンから車で1時間ちょっとくらいでニューグレンジやタラの丘と同じ、ボイン川の遺跡エリア内に位置する。お陰でこのところやけに遺跡マニアになってしまって、暇さえあれば地域内のさまざまな遺跡探検にでかけているというオメデタイ毎日。昔ダブリンに住んでいた時には知らなかったことを、田舎生活を通して日々学んでいる気がする。

 この友人のお家は約1000坪ほどある敷地にあり、お庭も広いのでガーデニングもできる。じゃがいもや玉ねぎ、にんじん、トマト、レタス、キャベツ、ハーブ類…等々、何でも自家菜園で育てるので、八百屋さんのお世話にならないでも済む。卵もお隣さんのジルの家で毎日フレッシュなものをもらえる。ここはMidland(内陸部)なので、お肉はもう、それはそれは新鮮で質の高いものを売っている。特に町のお肉屋さんで売っている牛肉とソーセージ類、ラム肉なんかは絶品だ。今までの人生でこんなに肉が美味しいと思ったことはないほど!

 すっかり肉好きになってしまった。シーフードも週に1回Donegalの漁港から簡易のシーフード・ショップがやってくるので、とってもリーズナブルにフレッシュなシーフードも買えちゃう。 

とれたてのじゃがいもとキャベツ、そして近所のお肉屋さんの絶品・ベーコンで作った「ベーコン&キャベッジ」。マスタードソースをちょっと添えてみて。アイルランドの初夏は結構気温も上るし、日差しも強い。喉が渇くので、庭のミントを摘んではミントティーを作って、冷たくして飲んでるのだけれど、もうこれを飲むと気分爽快!庭に咲き乱れるたくさんの花々の中でも、この子が結構お気に入り! こうやって一生懸命キレイに咲いてくれるこの子を見上げながら青空を見てると、アイルランドの夏も捨てたもんじゃないと思う。まだ人が手を入れて5年目の庭。5年前は雑草だけの土地で、パンケーキのようにまっ平らだったというけど、今ではちょっとずつ庭らしくなってきた。あと10年もしたら、今は赤ちゃんの木々もグンと背が伸びて、青々と茂ってくる予定!人の庭とはいえ、私もその成長振りが楽しみ。


 ここでの生活では、近所づきあいの中で大抵のものはタダでもらえてしまうから驚きなのだ。卵がたくさんとれたらお隣からおすそ分け。そしてこちらからも野菜をおすそわけ…といった具合。

 この「助け合いシステム」はアイルランドで昔からある習慣で、アイルランド語でmeithil(“メイヒル”と発音する)と言う。これは助け合うという意味合いがあり、今でもこの単語はそのまま英語の文章に入れて使う人が田舎には多い。ダブリンではなかなか聞けない言葉だけど、とってもアイルランド的! 物々交換といっても野菜や卵の交換だけでなくて、お互いの目的に合えば、土地や家もこの“メイヒル”が成立し、交換だって何だってしてしまうというから驚きだ。好景気に沸くこの現代のアイルランドで、いまだにこんなシステムが成り立っているのは素敵なことだとつくづく思う。

 さてさて、私が暇つぶしにちょっとずつ手入れしてとれる自家製の野菜や卵も、味が濃くてとっても美味しいんだから! この味を味わってしまうと、外で買っているものが一体どの程度の品質のものなのか簡単に想像ができてしまうほど。改めて、アイルランドの豊かな自然に感謝の念でいっぱいになっちゃう。

 そんな卵やフルーツで作るケーキはとっても味が濃くて美味しいし、新鮮な野菜で作るサラダやシチュー、チャツネなど、もうこの田舎生活にすっかりハマってしまった。

 まさか鉢植えであのホクホクのアイルランドのじゃがいもが育てられるとは知らなかったんだけど、これも可能だということが分かった。そして自然のサイクルと合わせて生活することを基本としたアイルランドの田舎生活の知恵の一つ一つを知る度に、感動に似た驚きがある。

これは古くなったじゃがいもを植えたもの。これから白い花が咲く。花が咲いて2週間くらいしたら食べごろ。それ以上経つとスカスカになってしまう。waxy(ほくほく系でない)なニューポテトがとれる予定!この野菜は何でしょう?ちょっとだけそれらしくなってきたニンジン君です!


 いろいろなアイルランドの知恵袋があるのだけれど、その中の1つは、その夏のお天気の予測の仕方。アイルランドの農家の人たちは、毎年1月25日の天気を基準にしてその年の夏の収穫を見込むのだという。例えば、1月25日がお天気ならば、その年の6月25日も同じような天気になると言われていて、同時にその夏の天気全体を予測することができ、その天気に合わせた種蒔きができるらしい。

 今年の1月25日はアイルランドの冬らしならぬ良いお天気で青空だった。なので今年は絶対に暑い夏になるぞ! と言われていたが、実際に今のところとても良いお天気が続いているし、やはり自然と共に生活してきた農家の人がいうことは、結構真実かもしれないと、私も最近思うようになった。

 その夏の天気を予測するこの1月25日のお天気、結構面白いから来年から日本や他の国でも通用するかチェックしてみようと思ってる。このブログをアイルランド以外で読んでいる人、ぜひぜひご自分の居る国でチェックしてみて頂きたい。


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ダン・レアリのファーマーズ・マーケット」

2006-06-26 03:59:44 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 アイルランドのフーディ(Foodie:グルメ)たちにとって、オーガニックのファーマーズ・マーケットは、食材確保の中心になりつつあります。

ダンレアリのファーマーズ・マーケット。
 ダン・レアリのファーマーズ・マーケットは毎週日曜日、海のすぐ近くにある大きな公園の中で開かれ、気持ちのいいロケーションです。朝10時くらいから始まって、お天気のいい日は、夕方5時すぎまで続きます。

 ここのマーケットの特徴は、トレーダーの顔ぶれがすごくインターナショナルなこと。相棒マークの働くノーリンのベーカリーのとなりは、中東系のデリ。ニュージーランド出身のスコティが、ピタパンにハムス(Hummus:ヒヨコ豆に、にんにく、ゴマペーストなどをまぜてピューレにしたもの)などの具をつめこんだ健康的なスナックをこさえてくれます。ミント入りのレモネードもやさしくおいしい。

 お向かいは、奥さんがスウェーデン出身なので、スカンディナヴィアのリンゴンベリーのシロップを売っています。お水で薄めて飲む健康ドリンク。私はお湯で薄めて飲んでるのだけど、甘くておいしいだけでなく、お腹の調子がすごくよくなるのよ。

 5月から新たに加わったのが、なんとお寿司屋さん。日本人のご主人が握って、アイリッシュの奥さんが売っています。たまたまその日、マークが所用で出かけた間、私が店番していたのだけど、「アイリッシュが日本の伝統食を売ってて、日本人がアイルランドの伝統パンを売ってる」って、仲間うちで大笑いされてました。

 陽気なアレックスは、故郷イタリアの食材を売っています。トマトペストはすぐれもので、クリームでちょっとのばせば、そのままリッチなパスタソースに。
「アーティチョークのパテーもうまいぜー」と自慢気に言ってましたので、今度試してみなくっちゃ。

 まだ経済成長を続けているアイルランドには、EU圏からぞくぞくと働きに来て、いまだかつてないほどコスモポリタン化しています。

 わがニューブリッジにも、3000人ほどのポーランド人が住んでいると聞きました。確かにうちの近所でも、すれちがう人たちの大半が英語ではない言葉で会話しています。裏通りには、ロシア食材屋が開店しました。

 自分だって異国人のくせに、「だんだんアイルランドらしさがなくなっちゃうようで、心配」なんて言ってたのですが、若い友人たちは「いろんな文化が混ざる方が興味深いよ」とあっさりしていて、そんなもんかぁと思ってましたが、ダン・レアリのマーケットが象徴するように、食文化の交流は、アイルランドに新しい息吹を送りこんでいると実感しています。


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こばやんの冒険☆「Vol.2/番外編~ドイツの旅~」

2006-06-21 02:54:41 | こばやんの冒険☆
 こんにちは。こばやんです。
 ワールドカップ開催直前のドイツへ三日間の旅に行ってきました。

 金曜の夜10時にダブリン空港入り。空港で一夜を過ごすのは難しかった…w
簡単に寝れるだろうという気持ちでしたが…人通りは激しいし、アナウンスはあるし、やっぱり外国だから注意しなきゃいけない。

 何度もベンチの上で自分に合った体勢と角度(熟睡できるように)を試しているうちに、明るくなってきた。そして、全く寝れず。

 土曜の早朝の飛行機でドイツへ。時差の関係上、たった2時間でドイツ(デュッセルドルフ)に到着。ドイツ最高♪ 空がアイルランドと違う。空が高いし、地球が丸いのがわかる。

 ドイツで友達と合流! この子は大のサッカー好き!! 色んな情報を提供してくれた。一緒にマルタ戦前のサッカー日本代表の練習を見学しにボンへ。

 日本人沢山。留学してから久々に沢山の日本人に会った♪ 落ち着くw
 日本では公開練習に2万人以上いたとか? でもこっちは百人位かな?
 練習後、バスの近くで選手を待ち伏せ。日本代表8人のサインをゲット♪自分が小学生の頃から憧れていた選手にもらえて、少年の心を思い出すw

 その後、翌日に控えている日本代表VSマルタ代表の試合会場に。日本なら試合前日に並んでいる人は必ずいる。ここにもそんな熱いサポーターが沢山いると思っていた。

 けども深夜になっても誰も来ない。…。熱いサポーターとサッカートークを期待していただけに、かなり残念。そして外は雨が降り始める。孤独と寒さとの戦いの始まり。でも、昨日も寝てないし、寝ようと試みる。寝床探し。どこも密閉された空間がなくて寒すぎる。駅の片隅で新聞紙をひき、2時までトライ。寒さから来る震えとの戦い。

 我慢できず…近くにあった駅のエレベーター内で一夜を過ごす(勿論寝れず)。そして、8時過ぎにまた試合会場へ。誰もいないw

 結局サポーターが増えたのは試合開始1時間位前からだった…。孤独と寒さとの戦いにギリギリ勝ちました。この日の来場者数は1万人弱。勿論、私がこの試合一番乗り。

 試合後、デュッセルドルフに戻って宿探し。二日間ほぼ寝れず、今度は睡眠の限界との戦い。インフォメーションセンターでユースホステルとバックパッカーズホステルがあると聞く。

 駅からかなり遠いことが判明。でも頑張る。やっと宿を見つけるが予約できず。宿がない。まさかの三日間連続の宿なしが頭をよぎる…。

 でも。それは限界を超えてしまう。もう無理さw そこで、試合会場で仲良くなったドイツ在住の日本人に相談(交渉)。幸運なことに泊めてくれることに♪♪ 本当に感謝でいっぱい。

 とりあえず、家に荷物を置き、近くのバー? レストラン? へ。しかも、ビールとドイツの伝統的な料理をおごってくれた☆ マジで幸せです。人の温かさに触れた瞬間。その日は久々に人の目を警戒することなく熟睡。

 翌朝。起きてリビングに向かうと何だか懐かしい雰囲気? テーブルの上にはご飯、味噌汁、のり、卵焼き…最高に幸せ♪w 二ヶ月ぶりの日本食。感謝しても感謝しきれない。
翌日、その家族にお別れした後、ライン川近辺を探検。最高に良い雰囲気。町並みキレイだし。物価も安い。

 そして、夜、無事にアイルランド再入国。
 不思議なもので自分の我が家に帰ってきた感じでダブリンが落ち着く。

 今回の旅は色んな苦しい思いと引き換えに色んな体験ができた。何より人の優しさに癒された。今回の旅、つまり三日間。使った費用は一ヶ月分の生活費…。

 ドイツで沢山お金を使いすぎたのか? 普段の一ヶ月分の生活費が安いのか…。これからまた節約生活が始まる。

 明日の朝からまたサンドイッチ作り頑張ろう。


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アイリング「Vol.3/池田真紀さん:公共の施設内のぷちグルメスポットたち」

2006-06-20 00:22:58 | アイリング
 アイルランドにゆかりのある人たちがコラムでつながる友達の輪。勝手に略してアイリング。松井ゆみ子さんの紹介からはじまるアイリング、アイルランドを愛するいろんな方のコラムをお楽しみください。記念すべき松井さんからのご紹介おひとり目の方はアイルランド食文化研究家としてご活躍中の池田真紀さんです!

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公共の施設内のぷちグルメスポットたち

 ものすごく食いしん坊のこの私。どこに行っても、無意識のうちに美味しいものを探してしまう。食いしん坊でない人からしたら、私みたいな奴と一緒に旅行なんてしたらメチャメチャうっとうしいと思うんだけど、きっとこれは死ぬまでなおらないからご愛嬌ということで許してもらうしかないと思う。

 そんな私が海外に観光に行ってまず何を探すかというと、リーズナブルで、1人でも気軽に立ち寄れて、地元の人が利用する美味しいお店。日本では公共の施設では美味しいものにはまず巡り合えないと言っても過言ではないと思うけど、西洋ではそんな日本の定説を覆してくれるところが多いのが嬉しいところだ。 

 実はアイルランドもご他聞に漏れず、博物館や公園、美術館などにはリーズナブルで美味しいカフェやレストランが入ってることが多い。アイルランドの場合、大抵ケータリング会社がレストランを請け負ったり、人気のレストランなどが二店舗目を持つ時などにこういった施設のケータリングを請け負うことが多い。だから、そのレストランの本店で食べたら20ユーロするものが、博物館などの施設内だと10ユーロだった! なんてこともザラ。

 こういう施設内にお店を持つと、利用者から施設側に何かのクレームがついたりすると、請け負っているレストラン側にはペナルティーがあるというから、請け負う側も気が抜けないからそのクオリティも高い。

 大抵の施設は、家賃がものすごく安いらしいから、お店を出す側にとっても、とってもいい話らしいんだけど、何らかのクレームが利用者からついた時にはものすごく処理が面倒なんだって。

 でもそんな店主側からしたら厳しい状況だからこそ、利用者の私達にとっては嬉しいぷちグルメスポットになり得たりするのだけれど。

 今回は、私がよく行くアイルランドの公共の施設内にあるレストランを幾つか紹介しちゃいます。ぜひ皆さんも利用して下さいね!


■Silk Road Cafe
The Chester Beatty Library,Dublin 2
Tel: 01-407 0750

*ダブリン・キャッスルのすぐ横にあるので、とっても便利。エスニック料理大好きな私にとってこのカフェの存在はとーっても嬉しい。10ユーロもあれば、ランチのセットが食べられるし、野菜もいっぱいで大満足。そしてここには豆料理やラム料理が多いのも特徴。落ち着いた雰囲気なので、ゆったりとした時間を過ごすことができる。

カフェ・シルクロードのお店の入口。ナチュラルで落ち着いた感じのお店なのでゆったりと食事をすることができる。お店のスタッフはとってもフレンドリー! 食いしん坊の私が根掘り葉掘りメニューのことを訊いても、嫌な顔ひとつせずに親切にいろいろ教えてくれる。豆たっぷり、野菜たっぷり、ラム肉たっぷり、チーズたっぷり…がここの料理の特徴。私のお薦めはラムの煮込み、そしてラム肉のムサカ。どちらも付け合せの野菜をたっぷり付けてくれるのが嬉しい。


■Irish Film Centre Cafe Bar
6 Eustace St,Dublin 2
Tel: 01-677 8788

*Temple BarのIFI(アイリッシュ・フィルム・インスティテュート)の1階にあるこのカフェ。カフェ・バーというとちょっとオシャレな響きだけど、全然オシャレではなくてちょっとPubちっく。とってもリーズナブルなのに、実はここ、ギネスシチューやシェパーズパイなどのアイルランド伝統料理も食べられちゃうから嬉しい。一番のお薦めはチップス!ここのチップスは他とは一味違うので、ぜひ試してみて。ビールを飲みながら食事をできるのも嬉しい。

これは午後のお茶の時間帯に行ったので、とっても空いている。混みあうのは夜の時間帯になるから、昼間はビールを飲みながらのんびりすることも可能。私がもう15年近くこの店に通い詰めている理由の一つがこのチップス。ポテト・スキンというだけあって皮付きでボリューム満点。ここのポテトはとてもクオリティが高くて、甘みがあり、みずみずしいのにほっくりしてて、他のどの店にも負けないくらいのチップスを食べさせてくれる。ガーリックマヨネーズを添えたものがお薦め!


■McGuire's Gift Store & Coffee Shop
Hill of Tara,Co. Meath
Tel: 046-9025534

*アイルランドに行ったことのある人なら、行ったことがあると思うタラの丘にあるカフェ。タラの丘の入口近くにあるギフトショップの中がこのMcGuire’sというお店。ここは昼間の時間帯しかやってないのだけど、観光で立ち寄った際にはぜひここでランチを取ってみて欲しい。

特にお薦めは、日替わりのフレッシュ・スープと焼きたてのソーダブレッドのセット。とーっても美味しいから!焼きたてのスイーツもいろいろあるので、ぜひお試しを。

お薦めのスープと焼きたてパンのセット。このスープ・セットだけを食べに通う地元フアンも多いほど。パニーニも具沢山なのにまわりはカリッとしてて、なかなかイケる!


■Phoenix Park Restaurant
Phoenix Park,Dublin 8

*ダブリン市民の憩いの場となっているフェニックス・パークの中のビジター・センターの隣にあるのが、Phoenix Park Restaurant。ここはビジター・センターがオープンしている時間帯には利用できるようになってる。ランチ・タイムともなると近所の主婦やビジネスマンが行列を作る人気店。メニューはどれもリーズナブルで美味しく、ヘルシー。キッシュやサラダ、焼きたてパンやケーキの数々など、大満足なこと間違いなし!

ランチ・セットには、メインとサラダが3種類付く。白ゴマの衣でカラリと仕上がった白身魚のソテー。お天気の良い日になると家族連れでいっぱいになるので、お店の前のテーブル席もいっぱいになるほど。バナナ・キャラメルクリームの焼き立てケーキ。このお店はスイーツも大人気だ。天気の良い日は気軽に芝生の上に座ってのんびりとティータイムを楽しむのも気持ちが良い。



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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ドリシーンとトライプ」

2006-06-19 03:53:42 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 この摩訶不思議な食べもののことは、拙著でも何度かふれましたが、今もアイルランドのレストランで、この伝統食を確実に食べられるのは、たぶんここだけなのじゃないかしら。何年ぶりかで訪れた、コーク市内のイングリッシュ・マーケットの中にあるFarmgate。

ドリシーンとトライプ。イングリッシュ・マーケット内のファームゲートにて。
 ちなみにドリシーンはブラックプディングの一種で、トライプは牛に胃袋です。これをクリーム煮にしたものが、このカフェ&レストラン「ファームゲート」のひとつの看板料理。ここでは、シェパーズパイなどの家庭料理を洗練した形で出してくれる嬉しいお店です。今や、アイルランドの外食界はインターナショナルになりつつあって、どこもお寿司やらヌードルやらを競ってメニューに加えるので、アイルランドらしい料理で、さらにはさすがシェフの腕はちがうと納得させてくれるような機会が少なくなっている気がします。

 そんな今日、「ファームゲート」は貴重な存在。ブレッドプディングなど、お家での定番デザートのうんとおいしいのが食べられます。市場の上階なので、素材の新鮮さも折り紙つき。

 アイルランドらしいなーと思ったのは、レストランでオリジナルCDを売っていたこと。「ファームゲート」は、もともとコーク郊外の町ミドルトンで、野菜や地元産の新鮮食材を売る小さなお店として1983年にスタートしたのだそうです。88年にレストランとして大きく飛躍。その年「ファームゲート」の主人が、コーク出身のピアニスト、ドーナル・ケイシーと知り合い、ぜひレストランで弾いてほしいと、すぐさまピアノを置いたのだとか。以来20年近く、ミドルトン店とイングリッシュ・マーケット内の店舗と2ヶ所で、週末にピアノの演奏を続けてきた粋なおじいちゃんドーナル・ケイシーのライヴCDが売られていたのです。

 料理と音楽の融合というのが、いいでしょ?
 18曲入りのCDは、トラッドからフランク・シナトラまで、おだやかな曲調で食事がすすむようなものが厳選され、私の家でもディナーのときにかかせない音楽になっています。
 コークに行かれるさいには、「ファームゲート」でブランチするだけでなく、音楽もチェックしてみてね。


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アイルランド・ハイスクール・ダイアリー「Vol.30/仮想就職インタビュー」

2006-06-16 20:58:43 | アイルランド・ハイスクール・ダイアリー
 アイルランドの国家試験、リービング・サーティフィケート試験がついに先週の水曜日から開始されました!

 以前、学校の進路説明会に行った時に、あるお父さんから「今年は6月にワールドカップがあるから、子どもを勉強させるのが大変だ」なんて切実な(!?)意見も。

 ・・・そう、世の中はワールドカップ中!
 サッカーが好きなMちゃんは、日本初戦は地理の試験中。夕方電話をしてみたら、「(まさかの大逆転負けに)もうショックで勉強できない~(涙)」。ワールドカップに出ていないアイルランドの生徒より、精神的ダメージが大きい!?

 さて、今回は進路の話。高校生はまだ先のことと感じるかもしれないけど、将来の職業のお話です。

 アイルランドの高校プログラムを見ていると、大学進学は身近な目標としてもちろんしっかり指導されますが、将来の職業や自分の興味についてもよく考える機会があるようです。トランジション・イヤー(=高1)のワーク・エクスペリエンス(職業体験)なんかもそうですよね!

 5月、St. Andrew’s Collegeでは、5年生(=高2)向けに、就職インタビューの練習があったそうです。みんなスーツ着用、と本格的。面接官は身近な社会人、つまりみんなの保護者。それぞれの分野のプロフェッショナルです。子どもたちは希望職種の面接官と就職活動を想定した面接を受けます。面接は本当に緊張!!

 Yちゃんが体験記を書いてくれました。
 トランジション・イヤーの時にCAD(製図)を体験して建築に興味を持ったり、心理学、天文学、など将来への興味を幅広く拡げてきたYちゃんが出した結論は・・・?

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【インタビューについて】
 5年生は5月8日と9日に「インタビュー」がありました。このインタビューは、就職の面接の練習です。ヨーロッパでは就職活動の際に行うことは2つ。1つ目は履歴書と手紙を自分の働きたい会社に送ること。履歴書と手紙が受理されれば、次に面接です。

 私は、国際関係の仕事に就きたいと考えています。最近の国際情勢を見る限り、多くの人が命を散らしたり、飢えに苦しんだり、と悲しいことばかり目にします。日本周辺では、周辺諸国との国交問題でしょう。何が悪くて、何が良いのかは国、育った環境で多少異なります。だから、簡単に答えは出ない。それでも人が集まって国を、国が集まって世界を作っているのだから、国の許で困っている人、または人々のために困っている国の助けになりたいと思うからです。

 5月8日月曜日7時。インタビュー初日で、面接官にとって一番初めの面接者だった私。インタビューなんて初めてな私。しかも英語で! 緊張でがちがち。気を紛らわせるために私の次の子と二人で「どんな人だろうね?」と話していると、2人の男性がこちらに。一人は大きなパラソル(アイルランドの傘は折り畳み傘かパラソルである)を持ったいかつい男性、もう一人は優しそうな笑顔を浮かべた男性。二人して「パラソルはやめて、パラソルは!」と思っていると、その彼が私の名を呼んでいる!

 キャリアガイダンス(進路指導)の先生の言葉を思い出しつつ、握手をしてインタビューの開始です。私の面接官(パラソルさん)はコンピューター関係の方。でも、国際関係にも興味があるということで、私の面接を引き受けてくださいました。

 印象に残った質問は、「アイルランドは軍隊があります。あなたはアイルランドに軍隊が必要だと思いますか?」。

 私は、日本を例に出しつつ軍隊とは、侵略をする、または誰かを殺すものでもあるが、同時に国にとっての守り手でもあるから必要であると思います。人間は平和を好むけれども、人は個々の考えを持つから、人は争う。あくまで私の意見ですが守る人がいなければ、それは弱肉強食になりかねない。だから軍隊はアイルランドにも必要だと答えました。

 もう一つは「あなたは国際連合が必要不可欠なものであると思いますか?」。
 国際連合は、国と国を結ぶために必要不可欠なものだと思います。国交を持つ限りその相手国がどのような国なのか、特に安全面に関しては知っておくことが必要です。だからもしも、国際連合が無ければ各々の国が各自で他国についての情報を調べなければなりません。しかし、各国が独自の情報網を駆使してえた情報のどれが正しいのでしょうか。それぞれ違った情報になることは必須です。その結果情報の混乱が起きるでしょう。このようなことを防ぎ、同時に国から圧力を掛けられている人々の人権を助けるために国連は必要だと答えました。

 無事に終わったインタビュー。はじめは緊張していましたが、どうにか無事に終えました。一つの貴重な体験です。

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 普段からニュースを見たり、新聞を読んだりするのが好き、というYちゃんは、いろんな国の問題や国際紛争に興味をもち、これらの問題がより良く解決されるような職業に興味があるようです。面接でも自分の答えがきちんと言えたようです。(しかも英語で!) 欧米では自分の意見を持つことはとても大切。

 面接の質問って、その職業にどうして就きたいのか、なぜ興味があるのか、ってよく考えさせられると思います。「模擬面接」とはいえ、面接での社会的マナーの勉強も含めて、改めてその職業について、また自分の興味について考えるよい機会になったのではないかな?

 将来を考えることは、大学で自分が何を勉強したらいいのか、ということにも繋がると思います。まだ先のこと、と考えずに、この機会を自分の進路選択に生かしてほしいです!


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こばやんの冒険☆「Vol.1/こばやんの冒険☆」

2006-06-14 23:34:56 | こばやんの冒険☆
初めまして!!
「こばやん」と申します。
今日からアイルランド生活ブログでブログを更新することになりました。
はじめに簡単な自己紹介をしたいと思います。

私は現在大学を一年間休学してダブリンの語学学校に留学中の20歳(男)です。
私は1年間弱、ヨーロッパ(アイルランド、マルタ、イギリス)で英語を勉強する予定です。
現在はアイルランドの家庭でホームステイしながら、ダブリンにある語学学校に通っています。

7月前半までダブリンの語学学校に通い、その後はマルタの語学学校に6週間通う予定です。
それ以降の予定はこれから検討したいと思っています。

英語が一番できた時代は高校受験の時…つまり中三レベルです。
留学スタートラインの英語能力はかなり低いです。
でも一年間一生懸命勉強したら自分がどれだけ成長するか楽しみでしょうがありません。

ざっとこれまでの経緯を書きたいと思います。

私は4月8日にダブリンに到着しました。
毎日があっという間に過ぎて、もうすぐ留学して2ヶ月になります。
こっちの生活にも慣れ、今では現地での生活リズムができました。

簡単に一週間の流れを書きたいと思います。
月曜日から金曜日は午前9時から午後1時まで授業があります。

私のホストファミリーの場合、朝食はセルフサービスです。
毎日トーストとコンフレークを食べています!!

そしてバスに乗って学校へ。こっちのバスの多くは二階建てで眺めがよいです!!
下車後、毎日新聞(無料)をもらうのが習慣です。
そして学校へ!!
毎週月曜は生徒の入れ替えがあるので楽しみです♪
はじめは生徒の入れ替えが多く、友達を作るのは難しいと思っていましたが…、友達は沢山出来ます♪
仲良くなった友達が帰ってしまうのは悲しいですが、また新しい友達ができます!!


語学学校は本当に楽しいです!!

放課後は学校のアクティビティに参加したり、友達とカフェに行ったり、図書館で勉強したり…色んな事が出来ます!!

お気に入りは毎週2回学校が提供してくれる映画上映会です。
英語字幕があるのでギリギリ内容が理解できますw
映画を見て、楽しい時間を過ごし英語の上達にも繋がる! 最高の時間です。

また金曜の夜は毎週パブに行きます。
ギネスは…まだ美味しさがわかりません。
飲めば飲むほど美味しさがわかると聞いているのでこれからも挑戦したいと思っています!!
またパブはスピーキングとリスニングに向上にもなります♪

この間は、学校のアクティビティを利用してモハーの断崖(※アイルランド西海岸にあるアイルランドでも有名な観光名所)に行ってきました。
感想は…そりゃあ、もう最高!!
ココはアイルランドお勧めポイントのひとつです。

それからクラスメートと一緒に日本食ヤマモリに行きました!
竜田揚げセット(13ユーロくらい)は本当に美味しかった♪ けどかなり高い…。

実は私のモットーは節約第一。
ケチとは違いますw 使う時は豪遊しますw
こっちに来た当初は毎日学校のカフェテリアやトリニティカレッレジの食堂で食べていたのですが…(トリニティカレッジのSTUDENT SPECIALは4ユーロで量も多くおススメ!!)

最近はお金を節約するためにスーパーで一週間分のサンドイッチの材料を買っています。
TESCOというスーパーを愛用しています。先日購入したレシートを見ると…、食パン一斤35セント、スライスチーズ(10枚)60セント、ハム(10枚)1.5ユーロ、サラダ1.6ユーロ、その他2ユーロ。
一週間のランチ代がなんと合計6ユーロです。
でもさすがに最近飽きてきました!笑

こっちで感じたことは…、パンとリンゴは激安なのに美味しい♪
TESCOでベーグルやスコーンが一個35セントで買えます。コレがうまい。

6月はじめに週末を利用してドイツ三日間の超ハードな旅に行ってきました。
サッカー日本代表マルタ戦を応援するためです♪
飛行機のチケットがかなり高かったけど頑張りました…節約が無力…泣
このレポートは次回お届けします!

これから、現地アイルランドで感じたことをこのブログを通してみんなに少しでも伝えることができればと考えています。
現地で色んなことにチャレンジして、少しでも多くの人にブログを読んでもらえるような面白いものにしていきたいと思っています。
どうぞ、これからよろしくお願いします!


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アイリング「Vol.2/池田真紀さん:アイルランドNo.1のB&B」

2006-06-13 01:39:13 | アイリング
 アイルランドにゆかりのある人たちがコラムでつながる友達の輪。勝手に略してアイリング。松井ゆみ子さんの紹介からはじまるアイリング、アイルランドを愛するいろんな方のコラムをお楽しみください。記念すべき松井さんからのご紹介おひとり目の方はアイルランド食文化研究家としてご活躍中の池田真紀さんです!

池田さんのホームページ:My Ireland マイ アイルランド

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アイルランドNo.1のB&B

 アイルランドに訪れた人が必ずと言ってよいほど利用するのがB&B(ベッド&ブレックファースト)。ご存知の方も多いと思うけれど、アイルランドの民宿のような形態の宿で、リーズナブルで、規模もそれほど大きくなくアイリッシュ・ホスピタリティを満喫するのには最適の宿なんじゃないかな。

バーナの宿は、普通の住宅街の中にひっそりと佇んでいる。
いつもオシャレで元気なバーナ。お茶目でとっても魅力的!
普通のお家なのに、こんな素敵な空間も作り出してしまうのは、さすが!
朝食のお楽しみは、バーナの作る数々のフルーツ・コンポート!今日は、ミックス・ベリー&ルーバーブをいただきま~す!
 でもそんな「アイリッシュ・ホスピタリティ」がセールス・ポイントのB&Bでも、ピンからキリまであると言っても過言ではないと思う。
最近ではマネージメントを外国人に任せてしまっているB&Bなんかも増えてきてしまっていて、そんな宿に泊まってしまうと、せっかくアイルランドに来たのに~! と、ガッカリすることもしばしば。

 そんな中、輝かしいほどにアイリッシュ・ホスピタリティでいっぱいの私のお気に入りのB&BがGalwayにある。宿の名前はDevondell。女主人のバーナは、とってもお茶目で可愛いらしい。

 私の親ほどの年齢だと思われるのだけれど、私よりも若いファッションで可愛いミニスカートに流行りのブーツで現れたり、可愛いアクセサリーをいっぱいつけてたり、街まで自転車で買い物に出かけたりして、本当に元気いっぱい。サービス満点のバーナだけれど、彼女の弱点がソープ・オペラだ。これは日本でいう昼のメロドラマみたいなもの。

 でも彼女のお気に入りはアイルランド版「渡る世間は鬼ばかり」といった感じの番組で、毎日この番組の最中だけは電話さえもでてくれないから笑ってしまう。 

 いつも一生懸命にB&Bを切り盛りしていて、アイリッシュ・ヒスピタリティ満点の彼女だけれど、このソープ・オペラの時間だけが自分へのご褒美のひと時だから、すべてのノイズをシャットアウトしてゆっくりしたいのだという。

 でもそんな彼女の言い分ももっともだと思えてしまうのが、彼女の宿の完璧さだ。まず、彼女の宿は常に世界中のガイドブックで取り上げられている。特にその朝食には定評があって、毎朝3時間もかけて数々のフルーツ・コンポートを作ったり、パンやスコーンを焼いて朝食を全て1人で準備しているから驚きだ。甘いものでも甘さが程よくて、すべてナチュラルな素材を使っているらしい。それも彼女自身がヘルシーフードが好きなせいもあって、ヘルシーで美味しいものをゲストにも食べて欲しいのだという。

 ベーキングが大好きな彼女の宿はいつもスコーンやお菓子の香りが漂っている。典型的なアイルランドの家庭の香りだ。最近では玄関を開けたらこんな香りがする家庭も減っているのかもしれないけど、少なくとも15年くらい前まではどこの家でもこんな香りがしていたもの。この家庭的な香りも人気の秘密だと思う。

 この宿に一度泊まった人は必ずといっていいほど、どの国の人でもリピーターになってしまうという。私もそんなバーナのフアンの1人で、Galwayに用事がなくてもバーナの宿に泊まるためにGalwayにまで行ってしまうほど! 彼女とのおしゃべりや、彼女のユーモアのセンス、彼女の朝食や、とても可愛くて快適なベットルームなど、どうしても懐かしくなってしまって遊びに行きたくなってしまうのだ。

 今ではほとんどお友達になってしまっていて、恋愛の話やら、家庭の話し、悩み事なんかも話す仲になってしまった程!

 今回もバーナに会いに行くのが目的だったので1人で訪ねた。朝食も1人で。とーっても素敵なセッティングのテーブルでお庭を眺めながら、幸せな気分で朝食を食べていると、バーナがやってきて笑顔でチクリと一言。

「これで素敵な男性が向かいの席に座っていたら完璧なのにね! 今度は誰かと一緒に来ないとダメよ!!」

 この一言にはさすがの私も反論の余地無しで、思わず苦笑しちゃったら、「じゃあ寂しいでしょうから」と、バーナが向かいに腰掛けてくれて一緒に朝ごはんを食べつつ、ダラダラと3時間もおしゃべりに花を咲かせてしまった。

 そう、これがこのバーナの宿の魅力なのだ。私にとってはこのバーナの宿がアイルランド1のB&B!

 アイルランドならではの個人的なつながりを大切にしている彼女の宿は、いつも予約がいっぱい。私もいつも1~2ヶ月前には予約を入れてるほどで、予約が取れなくて泣く泣く諦めたことも多々あるくらい。

 それでももしGalwayに行く予定がある人がいたら、ダメもとで問い合わせてみてはどうだろう? あの朝食と温かいアイリッシュ・ホスピタリティは体験しないともったいないかも…と思うほどの宿だから…。


池田さんのホームページ:My Ireland マイ アイルランド

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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ソウル・フード」

2006-06-12 03:40:42 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 アイルランドでは、面白い料理番組をたくさん観ることができます。お隣イングランドのBBC制作のものも観られるので、ジェイミー・オリバーくんも、まだ若くてかわいい時代にリアルタイムで観ていました。すごく好きだったのは「2ファット・レディーズ」。文字どおりよく太ったおばさんふたりが、二人乗りのバイクを飛ばして農場などをたずね、新鮮食材で料理するのですが、大きな指輪にマニキュアもしてて、日本の料理番組なら絶対許されないだろうなーと、その差が興味深かったです。残念ながら、コンビのうちひと方が亡くなり、シリーズは終了してしまいました。

シェイマス・オコンネル氏。
アイヴォリー・タワーの居心地いいダイニング。
 アイルランドの料理番組で、ひさしぶりに個性的だったのが、コークのシェフ、シェイマス・オコンネルの「ソウル・フード」。彼のレストランのキッチンで、彼の幼い息子もまじえてのカジュアルなスタイルが気に入って、よくマークと観ていました。今年の春、念願かなって彼のレストラン「The Ivory Tower」で、ソウル・フードを賞味する機会に恵まれました。

 おともだちの池田真紀さんが、シェイマスを日本に招いて料理レッスンを行なっていて、次回の打ち合せをかねてディナーしに行くというので、一緒に連れていってもらったのです。

 コークの町中の、ヒストリカルなビルの上階にあるレストランは、思いがけずこじんまりしていて、まるで誰か知り合いの家のダイニングルームにお邪魔したような気分。様々なスタイルのアートが、あちこちに飾ってあって「ああ、10年くらい前は、ダブリンにこういう雰囲気のユニークなレストランがいくつもあったっけ」と懐かしい思いのする、ある意味アイルランドらしいお店です。

 興味津々のお料理は、シェフにおまかせのコースを選びました。
 お通しといった感じで、天ぷらなどの小皿が登場した後、びっくりは、あん肝。軽くソテーしたあん肝は、フォアグラよりも美味。バジル風味のリゾットに、さっと火を通したレッド・ミュレット。さすがにコークはお魚が新鮮で、シェフも腕のふるいがいがあるっていう感じの品々です。この後は白子が登場し、へぇーアイルランドでも食べられるんだと感心していると、今度はシカ肉のソテーがどどーんとやってきて、ここでお腹ぱんぱんに。しかし、しっかりとデザートのアイスクリームもいただきました。またまた驚いたことに、バニラアイスクリームの中に、隠し味になっていたのはブラック・オリーブ。最後まで、個性豊か、クリエイティヴィティいっぱいのお料理でした。

 体験する価値充分のレストランです。必ず空腹で行ってね。

■The Ivory Tower
The Exchange Buildings,
Princes Street,
Cork.
021-4274665


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