まもなく西部ゴールウェイでオイスターフェスティバルが開催されます。
毎年9月の最終週末におこなわれるイベントで、今年は28日(木)から10月1日(日)まで。実は私はまだ行ったことがなくて、テレビで見ただけなのですが、生牡蠣の殻の早あけ競争が有名です。各国代表の料理人たちが、手を傷だらけにしながら殻をこじあけていくサベージ(savage)な競争ですが、テレビで見ている限りではちょっとコミカル。マーキーでは、ギネス片手に生牡蠣をすする人であふれかえります。
拙著「ケルトの国のごちそうめぐり」でもふれましたが、アイルランドの人たちは牡蠣を食べる人とまったく食べない人とに、ぱっくり分かれる印象です。
ダブリンの町中にあるフードホールにオイスター・バーができて、いつか行ってみようと思ううち、この間行ってみたらフィッシュ&チップスの有名店に変わっちゃっていました。
ここの牡蠣は、なんといっても西部アトランティック側が本場。
新鮮なものを食べるのなら、やはりゴールウェイやクレアなどに行きたいところです。この前スライゴーの知人の家で、近くの海でとってきたという天然ものを初めて食べました。シーズンでもなんでもない5月のことです。
アイルランドでは、「アールのつく月に食べるもの」という定説は、あまり関係ないようです。「ケルトの国のごちそうめぐり」でも紹介した、ダブリンのテンプルバーで開催される土曜日のファーマーズ・マーケットに出店しているオイスターの屋台でも「今朝とってきたばかり!」と言ってもらいたいところなのに、「おとといとったものだから新鮮だよ」と言われて、ちょっと驚いたのですが、味に遜色はありませんでした。
天然ものは身の部分が意外に平べったく、一見貧弱ですが、口にふくむとぱあーっと磯の香りが広がります。なんと贅沢なたべものかしら。
生で食べるのが、いちばんだな!と思いつつ、アイルランド人にカキフライを食べさせたい気持ちもつのります。揚げ物大好きな彼らですからね、今ここでも大流行りなお寿司よりも人気が出る気がするんだけどなぁ。
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毎年9月の最終週末におこなわれるイベントで、今年は28日(木)から10月1日(日)まで。実は私はまだ行ったことがなくて、テレビで見ただけなのですが、生牡蠣の殻の早あけ競争が有名です。各国代表の料理人たちが、手を傷だらけにしながら殻をこじあけていくサベージ(savage)な競争ですが、テレビで見ている限りではちょっとコミカル。マーキーでは、ギネス片手に生牡蠣をすする人であふれかえります。
スライゴーで食べた天然ものの生牡蠣。 |
ダブリンの町中にあるフードホールにオイスター・バーができて、いつか行ってみようと思ううち、この間行ってみたらフィッシュ&チップスの有名店に変わっちゃっていました。
ここの牡蠣は、なんといっても西部アトランティック側が本場。
新鮮なものを食べるのなら、やはりゴールウェイやクレアなどに行きたいところです。この前スライゴーの知人の家で、近くの海でとってきたという天然ものを初めて食べました。シーズンでもなんでもない5月のことです。
アイルランドでは、「アールのつく月に食べるもの」という定説は、あまり関係ないようです。「ケルトの国のごちそうめぐり」でも紹介した、ダブリンのテンプルバーで開催される土曜日のファーマーズ・マーケットに出店しているオイスターの屋台でも「今朝とってきたばかり!」と言ってもらいたいところなのに、「おとといとったものだから新鮮だよ」と言われて、ちょっと驚いたのですが、味に遜色はありませんでした。
天然ものは身の部分が意外に平べったく、一見貧弱ですが、口にふくむとぱあーっと磯の香りが広がります。なんと贅沢なたべものかしら。
生で食べるのが、いちばんだな!と思いつつ、アイルランド人にカキフライを食べさせたい気持ちもつのります。揚げ物大好きな彼らですからね、今ここでも大流行りなお寿司よりも人気が出る気がするんだけどなぁ。
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