「アイルランド生活ブログ」はアイルランド留学センター(ICT)が運営を行うアイルランド情報満載のブログです。
執筆陣はプロのライターから、語学留学生など様々。アイルランド在住者(精通者)が執筆しています。このブログではアイルランドにいてこそ分かるアイルランドの生活や、オススメ・お徳な情報を定期的に発信していきます。このブログを読めばアイルランド通になれます!
■最新のブログ
@ご無沙汰ですみません!(7/27更新 【松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー】)NEW!
Vol.28/ワールドカップフレーバーのクリスプ(8/15更新 【DUBLIN NOW】)
イギリスのクリスプス(ポテトチップ)、Walkers(ウォーカーズ)が、ワールドカップ企画として参加各国をイメージしたテイストを発売!
Vol.62/トランジッションイヤー職業体験レポート2(6/4更新 【アイルランド・ハイスクール・ダイアリー】)
職業体験レポート第2弾。アイルランドのウェディング雑誌の仕事を体験しました!
■アイルランド生活ブログ バックナンバー
【アイルランド・ハイスクール・ダイアリー】
ICT(アイルランド留学センター)を通じてアイルランドの高校に留学している高校生の留学生活レポート! ヨーロッパの西端に位置するアイルランドでの学生生活に密着。
【こばやんの冒険☆】
筋金入りのサッカー小僧こばやんが決意した自分探しの道 in アイルランド! 語学留学の中でのさまざまな体験談や、人々との出会いetcをアイルランドより熱く発信します!
【Yukko’s Life In Dublin】
アイルランド・ダブリンに留学中のYukkoさんが見て・聞いて・肌で感じたアイルランド生活を報告してくれるアイルランド留学生日記。
【スーベニアハンター】
アイルランドといえばパブ巡りや遺跡観光、広大な自然を訪れることなどが醍醐味。けれども、それだけではもったい!?
スーベニアハンターではアイルランドに居を構えるスーベニア(お土産)ショップで見つけたユニークなグッズ、王道アイテムなどを独自の視点でご紹介。
【PR】 ★☆★アイルランド好きへ50の質問☆★☆ 【PR】
SNSサービスmixi(http://mixi.jp/)の「アイルランド」コミュニティの参加者で作成した「アイルランド好き」へ送る50の質問。
自称アイルランド好きさんから自他ともに認めるアイルランドマニアさんまで、アイルランドを愛してやまない「アイルランド好き」の皆さん! ぜひこの50の質問にお答えください!
当ブログで執筆中の松井ゆみ子さんの回答もありますよ!
□アイルランド好きへ50の質問
http://imgds.exblog.jp/


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□アイルランド好きへ50の質問
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長い夏休みといった気分で、自由課題の宿題に取り組む感じで、新しいレシピの試作を繰り返しています。しあわせ。
夫マークは仕事を再開していて、競馬のレポートをネット配信しています。自宅での作業なので通勤はないけれど、拘束時間はけっこう長いし、休憩時間は細切れにしかとれないので、家にいながら仕事部屋にお弁当を持参。
ほうじ茶がお気に入りで、これはポットに入れて。おやつの焼き菓子を作ったり、久しぶりのお弁当作りは新鮮で楽しいです。持ち歩く時間が少ないから、おかずが傷まないかなって心配もいらないですし。
近くのオーガニックファームで野菜を買うようになり、食生活がぐっと豊かになりました。さらには近くで水揚げされた魚を買えるようになり、大西洋の恵を堪能しています。
ロックダウン特別企画で始めた料理ブログ(※)で、そんなレポートも書いていて、近々更新になる予定なので、お時間あるときにチェックしてみてくださいませ。
■Yumikoのサバイバル・クッキングレシピ <離れてもヒマールスペシャル>
https://himaar.com/cooking/
※”ロックダウン”中の特別企画です。岩国のすてきなクラフトショップ&カフェ、ヒマールさんと二人三脚で料理ブログを掲載中です。
★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆
★松井ゆみ子さんへの講演やイベントのご相談、私信などは左側メニューにある「メッセージを送る」から、お名前、メールアドレス、内容を記入してお送りください(コメント欄でのコメントはメールアドレスが記載されないので、こちらからご連絡ができませんのでご了承ください)★
⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」
夫マークは仕事を再開していて、競馬のレポートをネット配信しています。自宅での作業なので通勤はないけれど、拘束時間はけっこう長いし、休憩時間は細切れにしかとれないので、家にいながら仕事部屋にお弁当を持参。
ほうじ茶がお気に入りで、これはポットに入れて。おやつの焼き菓子を作ったり、久しぶりのお弁当作りは新鮮で楽しいです。持ち歩く時間が少ないから、おかずが傷まないかなって心配もいらないですし。
近くのオーガニックファームで野菜を買うようになり、食生活がぐっと豊かになりました。さらには近くで水揚げされた魚を買えるようになり、大西洋の恵を堪能しています。
ロックダウン特別企画で始めた料理ブログ(※)で、そんなレポートも書いていて、近々更新になる予定なので、お時間あるときにチェックしてみてくださいませ。
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~(2020.4.24)追加告知!~
”ロックダウン”中の特別企画です。岩国のすてきなクラフトショップ&カフェ、ヒマールさんと二人三脚で料理ブログを始めました。チェックしていただけると嬉しいです!
■Yumikoのサバイバル・クッキングレシピ <離れてもヒマールスペシャル>
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~~~~~~~~~~~~~~
こういう時期なので明るい話題をお伝えしたいと思います。
見事な快晴が続いていて、風もなくおだやか。庭に椅子を出してうつらうつらしていたら、まさかの珍客登場。子羊2匹。
母屋の住人は羊飼いで、知人から世話を頼まれたのだそう。母ヒツジが死んでしまって、人間の手でミルクを与えなければならないからです。まだ生後2日ほどで、警戒心ゼロ。さわり放題なんですよ〜
ヒツジはどこでも見られますけれど、こんなに間近で見るのは初めてですし、触ったのも初めて!羊毛は意外にゴツく、ふわふわだと思っていたのでちょっとびっくり。鳴き声は大きいの。おちょぼ口で「メェェェー」と鳴く姿のかわいさといったら!裏庭に即席の囲いができていて、いつでも見に行けるので、外出制限の間の大きな楽しみができました。
隣家もヒツジを飼っていて、庭に出るとあちこちからメェェェ〜の大合唱。母ヒツジの声は野太く、オヤジっぽです。
そういう環境なので、今年のイースターにラム肉を調理する気にならず、酢豚をつくりました。生のパイナップルをふんだんに使って。
今日日、ベジタリアンに転向する人が増えていますけど、気持ちちょっとわかるな。
子羊が自分で草を食むようになるまで1ヶ月以上かかるとか。彼らが放牧される頃、われわれはどうしているのかな。柵のなかにいる子羊たちに、自分たちの今を重ねつつ、わたしも止まらずに成長したいと思うのでした。
おともだちの、なおこさんのブログがいつも素晴らしい内容なので、ぜひ読んでみてください。アイルランドの事情がよくわかりますし、政府はじめ、この国らしい前向きな取り組み方は、他国と一線画していると理解していただけると思います。ほぼ毎日更新されているので、ここのアップデートな情報を得ることができます。
■ナオコガイドのアイルランド日記
http://naokoguide.com/
わたしのブログは速効性ゼロなので、ぜひ、なおこさんのブログをチェックしてくださいませ。
Stay cool (これはわたしのセリフ)& Stay safe (ここの合言葉)
ゆみこ
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■Yumikoのサバイバル・クッキングレシピ <離れてもヒマールスペシャル>
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こういう時期なので明るい話題をお伝えしたいと思います。
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山の中みたいですが、裏庭です。しばしここで成長する子羊たち。とてもどこかに出かける気になりません〜笑 |
母屋の住人は羊飼いで、知人から世話を頼まれたのだそう。母ヒツジが死んでしまって、人間の手でミルクを与えなければならないからです。まだ生後2日ほどで、警戒心ゼロ。さわり放題なんですよ〜
ヒツジはどこでも見られますけれど、こんなに間近で見るのは初めてですし、触ったのも初めて!羊毛は意外にゴツく、ふわふわだと思っていたのでちょっとびっくり。鳴き声は大きいの。おちょぼ口で「メェェェー」と鳴く姿のかわいさといったら!裏庭に即席の囲いができていて、いつでも見に行けるので、外出制限の間の大きな楽しみができました。
隣家もヒツジを飼っていて、庭に出るとあちこちからメェェェ〜の大合唱。母ヒツジの声は野太く、オヤジっぽです。
そういう環境なので、今年のイースターにラム肉を調理する気にならず、酢豚をつくりました。生のパイナップルをふんだんに使って。
今日日、ベジタリアンに転向する人が増えていますけど、気持ちちょっとわかるな。
子羊が自分で草を食むようになるまで1ヶ月以上かかるとか。彼らが放牧される頃、われわれはどうしているのかな。柵のなかにいる子羊たちに、自分たちの今を重ねつつ、わたしも止まらずに成長したいと思うのでした。
おともだちの、なおこさんのブログがいつも素晴らしい内容なので、ぜひ読んでみてください。アイルランドの事情がよくわかりますし、政府はじめ、この国らしい前向きな取り組み方は、他国と一線画していると理解していただけると思います。ほぼ毎日更新されているので、ここのアップデートな情報を得ることができます。
■ナオコガイドのアイルランド日記
http://naokoguide.com/
わたしのブログは速効性ゼロなので、ぜひ、なおこさんのブログをチェックしてくださいませ。
Stay cool (これはわたしのセリフ)& Stay safe (ここの合言葉)
ゆみこ
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※2000年3月27日にケルト市の延期がアナウンスされました。
詳細は下記ページをご参照ください。以前の記事をご覧になった方はご注意ください。
■ケルト市、延期いたします 申し訳ございません。
https://themusicplant.blogspot.com/2020/03/blog-post_27.html
アイルランド生活ブログスタッフ
詳細は下記ページをご参照ください。以前の記事をご覧になった方はご注意ください。
■ケルト市、延期いたします 申し訳ございません。
https://themusicplant.blogspot.com/2020/03/blog-post_27.html
アイルランド生活ブログスタッフ
あいかわらずスライゴーで、隠遁生活続行中。
ほんとなら今月、東京に行くつもりだったのですが、ウィルス騒ぎのせいもあるけれど、今わざわざリスクおかして出かけるよりも、ここで「おいしい毎日2」の原稿書くほうが賢明な選択かもと思って、少し延期したところです。
来月はここに完全引っ越しなので準備もあるし。
アイルランドもとうとう学校が閉鎖され、100人規模の室内でのイベント、500人以上の規模の屋外イベントが禁止され、人との接触を減らすよう勧告されました。わかりやすい目安。「ライブハウスに行くな」とか、わけわかんないこと言いません、この国は。音楽が重要なのわかってるし。
この目安、教会のミサや野外スポーツの開催を視野に入れての勧告です。この国では大事なイベントですから、中止は大きな出来事です。
そういうタイミングで、どこぞの国が「7月にオリンピック、開催します」だって。
あのね、おたくの国は少し安定してるのか知りませんが、こっちはこれからピークをむかえようとしているの。無神経さに「海外諸国」呆れております。
アイルランド政府のウィルス対策に関するコメントは「健常な人にはこわい病気ではありませんが、高齢者には深刻な事態を与える可能性が高いので、リスクをつくらない努力をしましょう。不便かもしれませんが、一時的なことです。経済の後退は取り戻せます」理想論かもしれないけど、明確だし、「両親や祖父母のことを思えば」ってところを突かれたら、誰も反論できないと思う。わたしにはとても説得力あったし、効果があるかないかは誰もわからないけれど、一緒に乗り切ろうって気持ちになれたな。
すでに「握手だめだもんね〜」とみな半ば冗談ながらも実践しています。ここではスキンシップがふつうなので、ちょっと調子狂っちゃいますが。
今の家にはテレビがないので、こういう報道をすべてラジオで聞くのですが、なんだか戦前の生活はこんな感じだったのでは??と、不思議な気分を味わっています。
初めてアイルランドに来たとき、湾岸戦争が始まっちゃって、そのあとロンドンに行くつもりだったので、果たしてそのまま行っても大丈夫なのか、すごく不安だったことを思い出しました。当時はもちろん、今よりもっと英語が理解できず、おまけに体験したことのないサブジェクト、戦争ですから。朝食を食べながら見るテレビの映像が空を飛ぶミサイル。実にシュールな体験でした。
ロンドンに渡ったものの、町からは潮が引くように人気がなくなっていき、開いているレストランも限られ、それも不気味なほどがらがら。同じレストランに何度も通って、主人に「よくこんなときに、ここまで来たね」と半ば呆れられ、半ば褒められたものの、当時のわたしには予定を変更して日本に帰るなんて芸当、できなかったのよ。
東京に戻っても湾岸戦争は続いてたし、日々報道もされていたけれど、やはり遠い出来事の感じで臨場感ゼロという印象で、その落差に「世界は広いな」と実感しました。危機感って、共有できるものなのだろうか??大きな疑問が残った旅でした。
そして今。こんな風に世界規模で同じ問題(伝染病)を抱えることって、そう度々あることではなく、すごく大事な経験をしているのじゃないかと感じています。
どの国も自分の国内のことで手一杯で、情報の共有はしているのでしょうけど、どこまで生かされているのかな。
今、オリンピック開催にこだわっている国があるようじゃ、まだまだだな。
明るい話題をひとつ。
すでにお知らせしていますが、アイルランドの吟遊詩人アンディ・アーヴァインの詩集が刊行されました。出かける機会の減った今、じっくり読むのにはぴったりです。
友人の山口洋が素晴らしい告知をしているとこなので、詳しくはそちらを読んでみてく
ださい。出版したヒマールのことも彼が魅力たっぷりに紹介しています。
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ほんとなら今月、東京に行くつもりだったのですが、ウィルス騒ぎのせいもあるけれど、今わざわざリスクおかして出かけるよりも、ここで「おいしい毎日2」の原稿書くほうが賢明な選択かもと思って、少し延期したところです。
来月はここに完全引っ越しなので準備もあるし。
アイルランドもとうとう学校が閉鎖され、100人規模の室内でのイベント、500人以上の規模の屋外イベントが禁止され、人との接触を減らすよう勧告されました。わかりやすい目安。「ライブハウスに行くな」とか、わけわかんないこと言いません、この国は。音楽が重要なのわかってるし。
この目安、教会のミサや野外スポーツの開催を視野に入れての勧告です。この国では大事なイベントですから、中止は大きな出来事です。
そういうタイミングで、どこぞの国が「7月にオリンピック、開催します」だって。
あのね、おたくの国は少し安定してるのか知りませんが、こっちはこれからピークをむかえようとしているの。無神経さに「海外諸国」呆れております。
アイルランド政府のウィルス対策に関するコメントは「健常な人にはこわい病気ではありませんが、高齢者には深刻な事態を与える可能性が高いので、リスクをつくらない努力をしましょう。不便かもしれませんが、一時的なことです。経済の後退は取り戻せます」理想論かもしれないけど、明確だし、「両親や祖父母のことを思えば」ってところを突かれたら、誰も反論できないと思う。わたしにはとても説得力あったし、効果があるかないかは誰もわからないけれど、一緒に乗り切ろうって気持ちになれたな。
すでに「握手だめだもんね〜」とみな半ば冗談ながらも実践しています。ここではスキンシップがふつうなので、ちょっと調子狂っちゃいますが。
今の家にはテレビがないので、こういう報道をすべてラジオで聞くのですが、なんだか戦前の生活はこんな感じだったのでは??と、不思議な気分を味わっています。
初めてアイルランドに来たとき、湾岸戦争が始まっちゃって、そのあとロンドンに行くつもりだったので、果たしてそのまま行っても大丈夫なのか、すごく不安だったことを思い出しました。当時はもちろん、今よりもっと英語が理解できず、おまけに体験したことのないサブジェクト、戦争ですから。朝食を食べながら見るテレビの映像が空を飛ぶミサイル。実にシュールな体験でした。
ロンドンに渡ったものの、町からは潮が引くように人気がなくなっていき、開いているレストランも限られ、それも不気味なほどがらがら。同じレストランに何度も通って、主人に「よくこんなときに、ここまで来たね」と半ば呆れられ、半ば褒められたものの、当時のわたしには予定を変更して日本に帰るなんて芸当、できなかったのよ。
東京に戻っても湾岸戦争は続いてたし、日々報道もされていたけれど、やはり遠い出来事の感じで臨場感ゼロという印象で、その落差に「世界は広いな」と実感しました。危機感って、共有できるものなのだろうか??大きな疑問が残った旅でした。
そして今。こんな風に世界規模で同じ問題(伝染病)を抱えることって、そう度々あることではなく、すごく大事な経験をしているのじゃないかと感じています。
どの国も自分の国内のことで手一杯で、情報の共有はしているのでしょうけど、どこまで生かされているのかな。
今、オリンピック開催にこだわっている国があるようじゃ、まだまだだな。
明るい話題をひとつ。
すでにお知らせしていますが、アイルランドの吟遊詩人アンディ・アーヴァインの詩集が刊行されました。出かける機会の減った今、じっくり読むのにはぴったりです。
友人の山口洋が素晴らしい告知をしているとこなので、詳しくはそちらを読んでみてく
ださい。出版したヒマールのことも彼が魅力たっぷりに紹介しています。
引用元:Never tire of the road/ROCK 'N' ROLL DIARY -山口ヒロシブログ-
3月13日 金曜日 晴れ
僕がライヴをやらせてもらっている岩国のヒマールが本を出した。
僕の音楽の師匠でもあるアンディー・アーヴァインの詩集を柴田元幸さんの訳で。
ほえ?ヒマールっていったい何屋なの?その質問はご自分で調べてくれると嬉しいです。
彼らを認知したのは、広島のソロライヴに、「つがい」で何度も来てくれ、何度も話しかけられ、何度もライヴをやってくれとオファーを受けたから。物忘れがヒドイ俺でも、いい加減「直談判」スピリットに折れた。笑。
「で、ライヴやったことあるの?」みたいなことを尋ねたら、応えは「ありません」だったと思う。要するに情熱はあるけど、ライヴに関しては素人だったってこと。
でも、それが気に入った。そういう人が俺は好き。だから、ツアーの途中に訪れて、PAに関するアドヴァイスをしたりした(実際、最初のライヴでスピーカーのチューニングをしたのは俺)。
今や、いろんなミュージシャンが訪れる場所になった。小さな町にそんな場所があるってことはとってもたいせつなことなんだよ。
そんな彼らが師匠の詩集を出すって。アンディーにも柴田さんにもきっと「直談判」したのね。素晴らしいじゃん。
今日、届いたけど、素晴らしい。アンディーの歌は英語が苦手な俺には難しい部分もあったんだ。クリスティー・ムーアの歌がアイリッシュじゃないと理解するのが難しいのと同じくらい。文学的で、心情も歴史も描かれてるし。
ぜひ、ウディー・ガスリー直系の彼の素晴らしい歌たちを、柴田さんの名訳とヒマールの「直談判」情熱で味わってくださいまし!
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