松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「マドレーヌ」

　早くも３月！
　寒い日でも、真冬の寒さとはちょっとちがって春の気配を感じています。
　夕方６時でもまだ明るいし、朝も日に日に明けるのが早くなって、起きるのがラクに。

甘食ってご存知ですか？これはわたしの焼いたマドレーヌですけど、甘食みたいですね。ひっくり返すと貝殻の形になるのですが

　アイルランドでは、焼き菓子マドレーヌはまだまだ知名度が低く、うちで焼いておみやげにすると、すっごい喜んでもらえるので重宝しています。

　　学校をお休みしちゃった翌日とかに、すみません～でもこれ焼いたし。って持って行くと、
　「いっくらでも休んでいいから、また焼いて」と言ってもらえます・笑

　最初にダブリンで購入した焼き型（ようやく見つけたのよ）は、昔ながらのブリキの型で、何度も使っているうちに、焼いたあと型にくっついてはずすのがむずかしくなってきて、ちょっといらいらしてたのですが、つい最近ノンスティックのマドレーヌ型を発見。

　キッチンショップに、かなりたくさん山積みになっていて、流行になってきてるのかしら？？
　みんなに知れわたる前に、せっせとこさえてプレゼントしなくっちゃ。

　焼き時間も１０分って短いし、準備も手早くすむし、ほんとに重宝な１品です。
　どれだけバターが入ってるかはナイショですが。

　アイルランドの料理雑誌のレシピをベースに、バターと砂糖の量はずいぶん控えたバージョンにしてるのですけど、それでも、ねえ。
　マークは、焼いた直後が特においしい～とか言って、半ダースいっき食いしたりしてて、お腹の出具合が心配。
　
　誰かに喜んでもらえると、ベーキングはほんとに楽しいですよね。


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