見事に晴れ渡ったアイルランドは、パラダイス。
先週は、古い暦どおり、夏真っ盛りという好天が続きました。
6月23日は、セント・ジョンズ・イヴといって、1年でいちばん短い夜。
22時をすぎても、まだ薄暮。北欧の白夜まではいきませんが、1日が真冬の倍ある感じです。
出かけるたびに、つい食べてしまうのがソフトクリーム。だっておいしいんだもん。
大きなニュースが、アイルランドを駆け巡りました。
「バイバイ。スパイスバーガー」
スパイスバーガーは、つくねのフライっていったらいいのかな、ちょっとメンチカツに似たスナックで、チップス屋で売られる小腹しのぎの大事な一品です。
それがなくなる??
驚いたことにスパイスバーガーは、特許をとった会社1社が生産し続けてきたのだそうで、その会社がこの不景気で倒産しかけているのだとか。
まだ完全につぶれちゃったのではないけれど、スパイスバーガーは市場に出回っているのが最後で、次の生産のめどはたっていないとのこと。
ひき肉好きなわたしとしては、スパイスバーガーは好物のひとつ。なくなっちゃうのは実に忍びない!
せめて最後のひとくちを!と、地元のチップス屋めぐりしちゃいました。
メインストリートのセントラ・グリルでは、悲しいことにスパイスバーガーの文字が消されてるじゃないですか。
裏通りにあるイタリア人モリスのチップス店には、ありました。たくさん買い置きしといたんだって。
スパイスバーガーは、イングランドにもあるんだろうと思っていたら、キルデア県にあるウォルシュファミリーのオリジナルなんだそうで、すごくアイルランド的な食べ物であることを、なくなるっていう情報とともに知りました。ああ、残念!
会社は身売りを考えているようなので、どこかが買い取って、またつくり続けてくれるといいなぁ。
話はかわって。
アイルランドらしからぬ「暑い」日が続き、ランチに「蕎麦サラダ」をつくってみました。
日本食ファンのマークが、えらい喜んでくれた一品です。
ダンレアリのファーマーズマーケットに新しく出店したサラダリーフの専門店で買った、フレッシュなレタスやロケットに、刻んだわけぎ、スライスしたキューリに、茹でた後水でしめた日本蕎麦を加え、オリーブオイルとライムのしぼり汁をまぜあわせます。
味付けは、こんぶだしをほんの少しのお湯でといて、砂糖少々、塩少々、ショーユけっこうたっぷり、わさびもたっぷりをまぜあわせたものをちゃっとかけて、できあがり。
刻み海苔をトッピングに。ちょうど、海藻ふりかけがあったので、それもまぶしてみました。
お、けっこうイケるじゃん!
日本にいたら、これに絹ごし豆腐をぐずぐずとまぜてもいいかも。
だんだん、わたしの料理は無国籍化してきています。
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先週は、古い暦どおり、夏真っ盛りという好天が続きました。
アイルランドから消え去りかけているスパイスバーガー。さみしいわ。 |
22時をすぎても、まだ薄暮。北欧の白夜まではいきませんが、1日が真冬の倍ある感じです。
出かけるたびに、つい食べてしまうのがソフトクリーム。だっておいしいんだもん。
大きなニュースが、アイルランドを駆け巡りました。
「バイバイ。スパイスバーガー」
スパイスバーガーは、つくねのフライっていったらいいのかな、ちょっとメンチカツに似たスナックで、チップス屋で売られる小腹しのぎの大事な一品です。
それがなくなる??
驚いたことにスパイスバーガーは、特許をとった会社1社が生産し続けてきたのだそうで、その会社がこの不景気で倒産しかけているのだとか。
まだ完全につぶれちゃったのではないけれど、スパイスバーガーは市場に出回っているのが最後で、次の生産のめどはたっていないとのこと。
ひき肉好きなわたしとしては、スパイスバーガーは好物のひとつ。なくなっちゃうのは実に忍びない!
せめて最後のひとくちを!と、地元のチップス屋めぐりしちゃいました。
メインストリートのセントラ・グリルでは、悲しいことにスパイスバーガーの文字が消されてるじゃないですか。
裏通りにあるイタリア人モリスのチップス店には、ありました。たくさん買い置きしといたんだって。
スパイスバーガーは、イングランドにもあるんだろうと思っていたら、キルデア県にあるウォルシュファミリーのオリジナルなんだそうで、すごくアイルランド的な食べ物であることを、なくなるっていう情報とともに知りました。ああ、残念!
会社は身売りを考えているようなので、どこかが買い取って、またつくり続けてくれるといいなぁ。
話はかわって。
アイルランドらしからぬ「暑い」日が続き、ランチに「蕎麦サラダ」をつくってみました。
日本食ファンのマークが、えらい喜んでくれた一品です。
ダンレアリのファーマーズマーケットに新しく出店したサラダリーフの専門店で買った、フレッシュなレタスやロケットに、刻んだわけぎ、スライスしたキューリに、茹でた後水でしめた日本蕎麦を加え、オリーブオイルとライムのしぼり汁をまぜあわせます。
味付けは、こんぶだしをほんの少しのお湯でといて、砂糖少々、塩少々、ショーユけっこうたっぷり、わさびもたっぷりをまぜあわせたものをちゃっとかけて、できあがり。
刻み海苔をトッピングに。ちょうど、海藻ふりかけがあったので、それもまぶしてみました。
お、けっこうイケるじゃん!
日本にいたら、これに絹ごし豆腐をぐずぐずとまぜてもいいかも。
だんだん、わたしの料理は無国籍化してきています。
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