アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

アイルランド在住者(精通者)によるアイルランド生活の情報を発信中!!

DUBLIN NOW「Vol.15/ダブリンのお茶屋さん」

2009-07-29 18:11:46 | DUBLIN NOW
 昨年の年末頃、グラフトン・ストリートの側にあるウィックロウ・ストリートに、お茶専門店「Le Palais Des Thes」がオープンしました。

Le Palais Des Thes。ショップの外装もカラフルでかわいい。
ジョージ・アーケードのM&D。
 イギリスやアイルランドは日常でもたくさん紅茶が飲まれる国ですが、エキゾチックな東洋のお茶もじわじわ市民権を得つつあります。ハーブティーと一緒にグリーンティ(緑茶)をおいているカフェも多くなってきました。

 ウェッブサイトを調べたら、もともとフランスのお茶愛好家のグループが立ち上げた会社でした。なのでお茶のネーミングは全てフランス語。(店名もフランス語)

 世界各地のお茶の産地を旅し、アジアやアフリカ、南アメリカなど世界の各種のお茶について学び、高品質のものを現地から輸入しているということです。

 日本のお茶もたくさん揃えています。最高級のGyokuro(玉露)や煎茶、番茶、ほうじ茶、玄米茶など。Fleur de Geisha(芸者の花)という銘柄の煎茶や、緑茶にキウイやピーチなどがブレンドされた珍しいお茶も見つけました。

 フランスでは日本熱が高いと聞くし、日本のお茶も人気を集めているのかもしれません。

 店内には各種お茶100g入りの銀色のパックが並んでいて、試飲もできます。

 一緒に立ち寄った友人はインドのチャイを買いました。これはインドカレー屋さんなどで出て来るスパイスの入ったお茶。普通の紅茶より刺激的でリフレッシュな味がおうちで楽しめます。

 その他のブレンドティーも各種揃っています。

 日本の茶器やお茶筒も売っていました。お寿司屋さんで出てくるごっつい湯飲みも!

 日本で見慣れた急須や湯飲みをこうやって海外で見ると、とてもエキゾチックで洗練されているように見えました。

 ハンドルの延長線上ではなく、ハンドルの左側に注ぎ口があるモデルの急須は、改めて見ると結構新鮮!!

 スタイリッシュな色彩とデザインのお茶缶の詰め合わせはプレゼントにも最適。

 いろんなお茶のティーバッグ詰め合わせボックスもあります。

 お茶は日常で楽しめるものだから、ちょっとしたお礼やプレゼントにいいですよね!

 ちなみに東京の世田谷にもショップがあるようです。

 もう一つご紹介するのは、サウス・グレート・ジョージ・ストリートのアーケードにあるお茶・コーヒー豆屋さんのM&D (Moynihan & Dent)。歴史あるアーケードの一角にあります。

 50gから量り売りしてくれます。種類もそこまで多くないから目移りしないですみます(笑)。計量したお茶をお茶専用の紙袋に入れて、購入したお茶の銘柄と原料が書かれたシールを表に張ってくれます。

 ベリー&ラベンダー、マンゴー、オレンジなどがブレンドされた、面白そうなフレーバー・ティーを売っています。

 クリスマスの頃にはシナモンやクローブなどのスパイスの入ったクリスマス・ティーも売っていて、日本に持って帰るお土産にもしました。

 ここのチャイを私もたまに買いますが、Le Palais…よりもスパイシーな印象がありました…たぶん入れ方の問題かな。。。

 (昔、濃く入れすぎちゃって、高校生のYちゃんと「痛い~」と言って飲んだ覚えがあります(笑))


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ハリネズミのこどもたち」

2009-07-27 21:58:03 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ついこの間、家の庭にハリネズミが遊びに来ました。
いつもなら、夜は居間のカーテンを閉めちゃうのですが、この日は夜更けまで開けっぱなしにしていて、ふと外に目をやると、小さな、もこもこした球体が・・・。

ちょっと暗くて、すみません。ダンスパフォーマンスの後、サンディコーブの海岸沿いにあるレストランでのディナー。海老のトマトソースにエンジェル・ヘア・パスタを添えたもの。海老が、てんこ盛り。すべてが贅沢な1日でした。
 芝生を短く刈ったばかりで、草がかたまっているのかな?と見ていると、もそもそと動き出すじゃありませんか!ハリネズミだ~

 車で田舎道を走っていると、つぶれたのは見かけるけど、生きているのを間近で見るのはひさしぶりです。マークの実家にいた頃は、生垣に囲まれていたので、勝手口でかたまってるハリネズミを見る機会は少なくなかったし、台所で見つけたこともあったくらい。

 今の家は、ニューブリッジの駅のすぐ近くにある新興住宅地で、緑は多いけれど、人工的なものだし、野生の生き物はいないと思っていたのですが。

 引っ越してすぐは、家の前で野うさぎを見たことはあったな~
 今でも、カラの野っぱらにいけば、たくさんいますけど。

 この晩にやって来たハリネズミは、まだこどもらしく、ちっちゃいし、窓からマークとふたりして見てても、ぜんぜん怖がらないの。

 2匹が、ちょこまか歩いては、何やらついばんでいる様子は、えらくかわいくて、ずいぶん長いこと見ていました。

 そうこうしてると、となりの家との境にある生垣からもう1匹出てきて、3匹がちょこちょこと動きまわる様は、とってもユーモラス。

 そしたら、今度は同じ生垣から30センチはあろうかという巨大なハリネズミが登場!

 これには、マークが悲鳴をあげたほど。
 「あんなに大きなハリネズミは見たことない!ホラー映画を観てるみたい」とおびえてた。

 おまけに、すごい速さで走るのよ。あんなのと外で出会ったら、こっちがかたまりそう。

 この日の昼間は、マークの姉のダンスのパフォーマンスを観に行ってきたところ。

 姉のメアリーは、リムリック大学の大学院でコンテンポラリー・ダンスを教えています。

 この日のプロジェクトは、ウィックロウにあるメアリーのダンス仲間の家の庭を使っての即興パフォーマンス。家の庭、といっても、高台からグレイストーンのビーチを見晴らす絶景で、ちょっとした自然公園のような広さ。

 木々あり、花々があり、自然の中で、5人のダンサーたちが、観客を巻き込みつつ、完全に即興でダンスパフォーマンスを繰り広げます。

 今までに、一度たりとも体験したことのない、不思議な時間をすごしました。
こどもたちを含む、30人弱の観客は、まず庭に出て、草花の匂いを嗅いだり、ハーブを味わったりしながら、少しづつ自然の中に入っていきます。

 そのあと観客たちは、それぞれ、用意された奇妙な帽子や、海藻でつくった髪飾りなどをまとって、この時点で、もう誰がダンサーか観客か、わからなくなる。

 ミュージシャンはひとり。エレクトリックギターからフィドルまで、様々な楽器と歌で、不思議感をさらに高めていきます。

 遠雷の響く雨模様の空と、強い海風のなかで、静かに広がるギターの音色は、ぞくっとするほどかっこよかった。

 アイルランドらしい、ヒッピーなイベントで、ひさしぶりに、感性を刺激されました。

 その日の夜、興奮冷めやらぬまま、マークとワイン飲みながら、カーテンも閉めずにお喋りにふけってたところにハリネズミの来訪。巨大なヤツも含めて、シュールな1日でした。

 アイルランドならではの1日だと思う。


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DUBLIN NOW「Vol.14/ミッド・サマー!」

2009-07-22 22:50:15 | DUBLIN NOW
 6/22は一年でも一番日が長い日。日本よりも緯度の高いアイルランドの夏至(ミッド・サマー)の頃は、日がとても長いです。夜の10時過ぎでもまだ明るく、11時くらいにようやく完全に暗くなる感じ。

パフォーマンスの周りは人だかり @メリオン・スクエア。
火を使ったジャグリング @テンプルバー。
ストーニーバーターの人たちの手作りフード。
「夏の夜の夢」のキャストたち。子どもたちはフェイスペインティング!
 そんな訳で日本のように夏の花火大会は不可です!

 逆にとても日の短い冬(高校生が学校が終わってオフィスに来る4時頃にはもう真っ暗)と違って、長い夏の夜のナイトアウトを楽しみます。

 また夏を通じてあまり気温の上がらないアイルランドでは、日の長い6、7月はベストシーズン。

 ちょっとでも日が照ると、アイリッシュはすぐに半袖・ノースリーブで焼きたがります。日本人の私たちの体感温度では十分寒いんだけど。。。(笑)

 そんなベストシーズン真っ最中のダブリンで、6/21・22の週末にもたくさんフェスティバルがあり、私も3つのフェスティバルをはしごしました。

 1つ目はメリオン・スクエアという公園で行われた「ストリート・パフォーマンス(大道芸)ワールド・チャンピオンシップ」。

 大道芸、つまり火のついた松明やナイフでジャグリングしたりとういう芸モノから、絶対不可能ながんじがらめ状態から脱出したりとうマジックものなど。

 大道芸は人が集まってなんぼのもの、マイクをつけたパフォーマーはトーク上手。

 芸を始める前に観客を盛り上げるところから始めます: 「女の子みたいに歓声を上げてみよう!」「キャーーー!!!」「じゃあ次はサッカー観戦の野郎ども」「ウォーーー!!!!」みたいな(笑)。

 残念ながら混みすぎちゃって、早くから行って前列に張っていないと後ろの方からだとよく見えない。

 それほど小さな公園で何ヶ所かでパフォーマンスが披露され、たくさんの人が足を運びました。

 子どもたちもシャイじゃありません。「じゃあお手伝いしてくれる子はいるかな?」という呼びかけに、たくさんの子が「Me!! Me!! Me!!」(笑)

 ちなみに優勝したのは、ニューヨークから来たブレイクダンスのトリオでした。

 2つ目のフェスティバルは、町の中心、テンプルバーで行われたミッドサマー・フェスティバル。

 ミーティング・スクエアと呼ばれる中心の広場には、人工の芝が敷かれ観客が座れるようになっています。夜はスクエアで火を使ったパフォーマンスがありました。

 その後は野外シネマ。「いまを生きる(Dead Poets Society)」が上演されました。私も大好きな映画。

 映画の中で、シェイクスピアの「Midsummer Night's Dream(夏の夜の夢)」のお芝居のシーンがあるので、ミッドサマーを祝って上映されたそうです。

 邦題の「いまを生きる」は、ロビン・ウィリアムズ演じる英語教師が学生たちに説いたラテン語の「Carpe Diem」、英語では「Seize the Day」つまり直訳すると「その日をつかめ」から来ています。

 いい言葉ですよね。(ちなみにアイルランドではCarpe Diemという栄養ドリンクが売られています)

 夜の10時くらいから上映、その頃はまだ明るくてややスクリーンが見えづらいほど(!)。でも映画が進むにつれ暗くなり、結構冷え込みます。私と友人はブランケットを持参しました(用意周到)。

 3つ目はStoneybatter(ストーニーバーター)と呼ばれる街の中心からやや離れた地域のコミュニティ・フェスティバル。

 その地区に住む友人のケイが声をかけてくれました。

 フェスティバルの趣旨は、その地区のコミュニティ・ガーデンを中心に、エコやオーガニック、ローカル・コミュニティのつながりなどがテーマです。

 その日はその通り(といっても一地区の小さな通り)の交通は封鎖。

 食べ物はコミュニティの人の手作りなど持ち寄り。ヘルシーなサラダやオリーブ、ホームメイドのパンやケーキ、オムレツ、スウィーツなど。どれもすごくオイシイ!!

 こんなにオイシイものをタダでたくさん食べさせてもらっちゃって・・・とガーデンに寄付とかできないか聞いたところ、「ああ~、いいのよー、みんな持ち寄りだし」と主催者の女性。

 とても寛大、ウェルカムで人と人の繋がりを感じさせてくれる温かいコミュニティ・フェスティバルでした。

 パラソルの下では子どもたちがフェイスペインティングをし、道路もキャンバス代わり、チョークで描かれた落書きでいっぱい。

 バザーもありました。それぞれ何かを持ち寄って交換したり、何も持って来なくてもちょっとお金を払ったり。

 またガーデンで育てたお花や薬品を使わない手作り液体肥料の販売などもしていました。私も1トレーのお花を買いました♪

 バンドの演奏も。バンドといってもプロではなく、コミュニティに住む人たちや、その子どもたちが結成したバンド。盛り上がりはサイコー!!

 天気も終日晴れでした!皆長い間、太陽の下で楽しい会話とオイシイ食べ物、ライブミュージックを楽しみました。

 そして片付けも徹底的エコロジー!生ゴミはガーデンのコンポスト(腐葉土)に利用するのでこっち、紙ゴミはこっち、ガーデンにリサイクルできないビンや缶はこっちなど参加者みんなで協力します。

 そういえばケイの家にもコンポスト製造用の大きなポットがあったな。(時々カタツムリでいっぱい(笑))

 人にも自然にも優しいお祭りでした♪


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ダブリンでランチ」

2009-07-20 08:53:13 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ウォルトンズでフィドルのレッスン受けたあと、ダブリンでマークとランチするのが、新たな楽しみになっています。

ダブリンノビストロ、ピッグ・イアーで食べた牛肉のカルパッチョ。美味です。
 The Pig's Earは、わたしのお気に入りレストランのトップ3に、いきなりランクイン。

 雑誌の記事で見つけて、豚足のテリーヌがあると知り、一度行ってみたいと思っていた店です。

 トリニティ・カレッジのわきのナッソーストリートにあるビストロで、カレッジのグリーンを見下ろすロケーションも気持ちいいし、なによりメニューが興味深い。

 スターターは、牛肉のカルパッチョを選びました。
 生ハム?と思うほど薄くスライスした牛肉は、とろーんとドレッシングにからみながら口の中でとけていく感じ。昼間なので、冷たい白ワインを選んだのですが、赤より合うかも。

 メインのかわりに、ランチメニューにはなかったのですが、豚足のテリーヌを頼んでみると、快諾してくれました。アイルランドでは、なんでも一度、聞いてみるもんです。

 珍しく肉三昧ですが、ポーションもほどよく、味も見た目もすべてが大満足。
シェフは、たぶんまちがいなくフランス人と思われます。

 テリーヌには、豚の耳をかりかりに揚げ焼きしたものが添えられて、これがまたおいしいのなんの。

 テリーヌの中にも、お耳が入っているそうな。
 耳~!つま先~!と、いかにものビジュアルだと、ちょい苦手なのですが、テリーヌになってしまえばこっちのもんだ。

 とても美しい女性スタッフはポーランド人で、明るく気さくなサーヴィスをしてくれるし、一見外国人風のアイルランド人、マネジャーかな?は、珍しく笑顔が少なく、気むずかしいのか?と思いきや、親切に無理な注文も聞いてくれるし。

 ささっととなりのテーブルをチェックしてみると、サイドオーダーのサラダも元気いっぱいで、スターターひとつと、サイドサラダで充分満足いくランチができそう。

 デザートのライスプディングも、カシスのソルベがのっかった洗練されたバージョン。

 バブルがはじけた後の方が、シリアスなレストランだけが生き残って、食いしん坊たちにはよき時代みたいに思えます。

 なにより、シティセンターの、フレンチ・ビストロの勢いが目立ちます。
ダブリン城の真横にあるシェ・マックスも、バゴットストリートに支店ができてるし。

 お高いフレンチではなく、カジュアル・フレンチの影響がアイルランドに訪れている今、これからどう定着していくのか楽しみです。

 フィドルレッスンのほうは、前回がゆっくりめのスライドで、今回はダンスチューンの代表格リールを習いました。

 げ、弾けるのか??と、おびえたのですが、一応家で復習してみると、なんとかチューンの体裁にはなりましたが、のろくて、これじゃ踊れないな。

 少しずつ速く弾く練習をしていきます。
 たのしいよ~


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アイルランド・ハイスクール・ダイアリー「Vol.55/IBを通して学んだこと」

2009-07-17 20:34:04 | アイルランド・ハイスクール・ダイアリー
 リービング試験より一足先の5月に行われたIB(インターナショナル・バカロレア)試験の結果が、7月6日に出ました。世界各国の生徒たちは、結果をオンラインで確認できます。

 2年間の長かったIBプログラム。合格者には晴れてIBディプロマが授与され、その教育内容・水準の高さは各国の主要大学で認められています。

 IB試験を終えていろいろ思うところを、今年の卒業生、Sちゃんが早速投稿してくれました。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

IBを終えて
2009年7/6 月曜日

 私がアイルランドに来たのは2006年の4月1日、中学を卒業し本当にすぐ飛んできました。

 初めての国に、大きなスーツケースで一人降り立った時は本当にやっていけるのか半信半疑…というよりむしろ100%疑っていました。トランジッションイヤーは、慣れるまでは本当に“苦”でした。

 受け入れてもらえるかを考え過ぎて、結局引っ込み思案になったり話に入っていけなかったり…本当に楽しめるようになったのは2ヶ月くらい経過してからだったと思います。合唱のクラブに参加することで、やりがいのあることを発見し、そこから名前と顔を覚えてもらって話しかけてくれる子が増えたり…。

 私がアンドリュースを留学先の高校として選んだ理由は、アイルランドでアンドリュースしか受け入れていないIBコースがあったからです。留学を決めたのも、将来への可能性が広がるIBを取るためでした。

 トランジッションイヤーを終え、アイルランドに来て初めての、夢の3か月の夏休みを終え(長すぎて休みボケをしましたが笑)、いよいよIBが始まりました。

 IBははっきり言って苦難が詰まりに詰まった分厚い本のようでした。それを完全に読み解くのは不可能です。その分厚い本の中から、いかに自分が才能とやる気をつぎ込めるものを見つけ出せるかでIB lifeというものは大きく変わってきます。

 たとえば私は、5年生では無謀なことに数学をHL(*ハイヤー・レベル。各科目、ハイヤーとスタンダードの2レベルがあります。数学は3レベル)でやっていました。

 最初のうちはまだ脳味噌がいわゆる日本的な数学脳だったこともあり別に大変だと感じることはありませんでしたが、脳味噌というものは使わなければ無意識にいらないものはぽいと捨ててしまいます。あっというまにHLの数学に追いつけなくなり、「数学好きなんだけどなあ・・」と悔し紛れにつぶやいていました(笑)。

 “好きこその物の上手なれ“っていう諺が私は好きなのですが、この数学ばっかりは“好きでも上手くいかないよ“って感じでした(ノ_・、)シクシク

 数学はさておき、私のとっていた6教科の中でbiology(生物)とgeography(地理)はいつも目の前に立ちはだかる壁でした。両教科とも大好きです。でもものすごく難しいんです。まさに英語で勉強するっていうのはこういうことだなってこの2つを勉強する中で実感しました。

 IBの教科の中でやってよかったと感じるのは日本語です。あまり授業数が多くなかったり、ペースが速かったりと問題もありましたが、日本人としてたくさんの日本文学に17,18という歳で出会えたのは幸運だったと思うし、(今はそういう機会が減っていますからね・・)

 もし日本語をちゃんと勉強していなかったら私の日本語はさらに怪しくなっていたと思います。

 基本の6教科に限らず、IBにはExtended essay, CAS, TOKなどの+αがたくさんあります。

 正直、これらはとても難しいです。でもちょっとでも楽しいなと思えれば別に苦にはならないと思います。私自身、Extended essay(*卒論のような研究論文)を書くのは本当に楽しかったです。

 自分の好きなことについて書き綴ったり、情報を集めたりするのはむしろこなすべきワークというよりも、自由研究という感じでした。TOK(*道徳・哲学のような学科)も非常に興味深い分野でした。

 普段何気なく、考えることなく過ごしていることにスポットを当てて掘り下げていく。わかりにくいといえばわかりにくいトピックかもしれませんが、自分たちの周りに潜む非日常的な問題を発見するのはおもしろかったです。CAS(*芸術・スポーツ・慈善などの活動)については・・・ノーコメントで(笑)

 今私はドイツにいます。次なる目標、というかステップのために行動しています。正直に本音を言えば・・・日本に帰りたいいいいい(ノД`)シクシク 3か月の夏休みが懐かしいです・・・。

 IB含めアイルランドの3年間留学を終えて、その気になれば人はなんでもできるなって考えるようになりました。要するに、目標、行動力と計画力、それから資金(働かなきゃ・・・><)と家族の理解があれば前に進めるんです(`・ω・´)

 振り返ってみると、私が一番IBからもらったものは度胸ですかね(笑)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 今日は7/6です。

 とうとうです。

 FacebookでもIBのみんなのコメントに”10 mins and IB is over...!”(後10分でIBが終わる…!)などと結果を待ち構えている様子がうかがえます。(*IBの結果はオンラインで確認できます)

 結果・・・・・・・・・・

 パスしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 本当にうれしいです!!!!ヽ(´∀`*)ノワーィヽ(*´∀`)ノワーィ

 あーーーーこれでもやもやがなくなった!!!!!

 IB 万歳!!!

 IB is over forever!!!!!!! Wooohooooooooooooooooooヾ(≧∀≦)ノ

 以上です!!(`・ω・´)


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「キング・オブ・タルト」

2009-07-13 20:03:20 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 アイルランドにいるときに必ず買うのが、毎月はじめに出る雑誌「フード&ワイン・マガジン」と、アイリッシュタイムスの土曜日版で、付録の「MAGAZINE」がお目当て。どちらもダブリンのレストラン事情のキャッチ・アップを助けてくれます。

ダブリンのカフェ「キング・オブ・タルト」の洋ナシとアーモンドのタルト。アーモンドの風味がぎっしり。お持ち帰りしたマドレーヌも、しっとりと美味でした。
 ずいぶん前に記事を読んだまま、なかなか行けずにいたのがキング・オブ・タルト。

 オリンピア・シアターの並びにあるケーキ屋さんで、店の名のとおり、カントリースタイルの焼き菓子がメイン。

 マークと同じく、お腹まわりがまた気になりだしたわたしも、お酒はやめられないので、お菓子をあきらめることが多いんですー

 それで足が向かなかったキング・オブ・タルトに、ようやく行ってきました。

 この日は、初めてダブリンでフィドルのレッスンを受け、ちょっとハイだったしね。

 ケーキの話の前に、フィドルのレッスンですが、大手楽器店ウォルトンズの2階にある伝統楽器のクラス

 で、ほんとうは毎週決まったクラスでグループレッスンなんだけど、イレギュラーの個人レッスンをアレンジしてくれました。

 こういうフレキシビリティがアイルランドのいいところ。

 先生のシネードは、モイア・ブレナンなどとステージをともにするプロのフィドラーで、来日経験もあるベテランです。そういうプレイヤーに直接習えるのは、ものすごくラッキー。

 彼女には、3年ほど前にアエライングリッシュの取材でちょこっと会ったことがあります。

 彼女のもとでレッスンを受けている方を取材したときのことです。そのときは、まさか自分が同じ先生にフィドルを習うなんて、ほんとーーにユメにも思わなかったわ!!

 1時間のレッスンは、楽譜を使わず、まずシネードがチューンを弾いてくれ、それはしっかり録音させてもらいます。録音機器のある現代はこれまたラッキー。昔は、全部耳で覚えたのだものね。

 さらっと弾いてくれるのですが、ぎえっ、わたしに弾けるのか??

 ゆっくり、ゆっくり後を追いながら、弾くのですが、やはりちょっとキンチョウしているので、4小節弾けて、次の4小節弾くでしょ、そうすると最初の4小節をもう忘れちゃってるのよ!ショック。

 そんなことしながらも、1時間以内にチューンふたつGET。

 シネードのリズミカルなレッスンは、いつのまにかフィドルに集中できる、不思議な空気をつくってくれます。 

 ランチは、待ち合わせしていたマークがひと足先にリサーチしていた新しいビストロで。

 店の外にディスプレイされたランチメニューに「いわしのフライ」を見つけ、絶対ここ、と決めたのだとか。さっそく注文してみると、小あじくらいのサイズを想像してたら、もっと大きいのが2尾。

 しっかりから揚げされていて、頭まで食べられました。

 こういう形態の魚料理は、アイルランドでは初めて食べた。ビストロそのものも、通りに面した大きな窓を開け放し、パリのカフェ風でダブリンにいる気がしないほど。

 グラフトンストリートの、HMVの角を曲がった小路に面しているので、車もそれほど通らないし。

 ものすごく天気のいい日で、こういう昼下がりは、できればアウトドアで食事がしたくなります。

 ダブリンの町中のカフェやレストランは、競うように店外にもテーブルを設置しているけど、車の通る道に面してると、排気ガスの中で食事しているような感じだし、すぐ目の前を人が歩いているのも、落ち着かないし、と条件のいいとこは少ないです。

 アイルランド人にとっては「天気のいい日に陽のあたるとこで食事する」なんて、めったにないことですから、目の前を車が過ぎようが人が駆け出そうが、知ったこっちゃないって勢いで、大きなサングラスと袖なしの服で、友人たちとお喋りしながら食事を楽しんでいます。

 来週は、またダブリンで見つけたプチレストランを紹介したいと思います。

 ここも雑誌のレビューで見たのだけど、行ってよかった!お気に入りリストのトップ3に入るな。お楽しみに!

 メッセージをくださった「ようこさん」ありがとう!
 このコラムを見つけてくださって嬉しいです。今は、アイルランド滞在中でコラムも「ライヴ」なので、続けてお読みくださいね!

 「一家にひとりマーク」って、みなさんにお勧めしたいほど、マークは楽しいカンパニーです。
 ご贔屓にしてやってくださいまし。


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DUBLIN NOW「Vol.13/シェイクスピア劇を見る」

2009-07-08 00:17:09 | DUBLIN NOW
 6月は1年で最も日が長く、アイルランドでもベストシーズン。この時期、街ではたくさんのフェスティバルが開かれます。

トリニティ大の学生による「ロミオとジュリエット」のダンスパフォーマンス(@セント・スティーブンス・グリーン)
「夏の夜の夢」のキャストたち。スタンディング・オベーションでした!(@トリニティ大学ローズ・ガーデン)
 6月初旬にあったのが「シェイクスピア・フェスティバル」。

 約1週間の期間中、街中のセント・スティーブンス・グリーンやメリオン・スクエアと呼ばれる公園で、大学生などのシアター・グループによるシェイクスピア劇の一幕のパフォーマンスがありました。

 公園、ということはもちろんオープンエアー(野外)、無料!

 私も天気のいい午後、セント・スティーブンス・グリーンに、トリニティ大学の学生による「ロミオとジュリエット」のダンスシーンのパフォーマンスを見に行きました。

 円形のテラスにバイオリン、ビオラ、チェロのトリオ、4人のバレエダンサーによるロマンティックなピースでした。野外のためトリオの音が弱かったのと、たった5分で終わっちゃったのは残念…

 シェイクスピア劇のいいところは、これほど皆が知っている古典なので、何度も何度も新しいプロダクションで作られていること。映画もたくさんありますよね。

 アイルランドの高校のテストでも必ず四大悲劇が持ち回りで周って来ます。試験を思い出す、古典英語なので難しい!!という先入観はあるものの、映画は映像や字幕が助けになるのでかなり分かりやすいです。

 ちなみに私が特に好きなお芝居は「夏の夜の夢(Midsummer Night's Dream)」。

 これはもともとロンドンで語学研修をしていた時に、ドラマのクラスでみんなでお芝居をしたのがきっかけでした。

 男女二組の四角関係が、妖精の森で妖精に惑わされてさらにややこしくなるという、シェイクスピアらしいドタバタのコメディ。

 さてその「夏の夜の夢」は、今年のダブリン・シェイクスピア・フェスティバルのハイライトでした。

 これだけは有料。ブリティッシュ・シェイクスピア・カンパニー(BSC)によるパフォーマンスが、トリニティ大学のローズ・ガーデンでありました。

 小さな空間だけど、木や芝やローズで覆われたローズ・ガーデンはとてもかわいらしい。それだけで妖精の森っぽい感じ。

 最初にトライした水曜日の夜は、直前に雨にたたられ、野外劇場のため断念。。。オープンエアーは気持ちいいけど、お天気だけは祈るのみ…

 その週の週末は雲ひとつない快晴!ということで、土曜日のマチネーを見に行きました。

 マチネーだったので「夜」感は味わえなかったけど、心地よい太陽の日差しと風の中見るお芝居は格別でした。

 以前にロンドンで見たロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)のプロダクションは、アメリカの60年代(?)っぽい割とポップでカラフルなコスチュームだったような気がするのだけど、こちらのBSCのプロダクションは正統派ドレス。男子はもちろんカボチャパンツとヒラヒラの襟です!

 ごちゃごちゃになる四角関係なのだけど、実はカップルごとにイエローっぽい衣装とレッドっぽい衣装に分かれていているのも分かりやすい。

 親友だった女の子2人が、男をめぐって喧嘩する様子は壮絶(笑)。背の低いハーミアがヘレナに「どんだけ私背低いと思ってるのよ!!」飛びかかろうとするのもおかしかったし、背の高いヘレナが「追いかけたって私の足の方が長いわよ」と言うのもかなり意地悪~。

 人間を笑わせるユーモアって、何世紀たっても同じなんだなあと感じます。

 それがシェイクスピアの魅力なのかも。

 人間の根本の感情―悲しみや怒り、ジェラシー、笑い―など、現代の私たちにも通じるものが描かれているという点が、今でも新しいプロダクションが作られ続けている理由なのかもしれません。

 妖精の女王は気品に満ちていたし、妖精たちもかわいらしかった!

 四角関係を誤ってゴチャゴチャにしてしまうのが妖精パックだけど、お芝居の要の役だけあって、パックの役作りはプロダクションでずいぶん違う様な気がします。

 RSCのパックは背も高くヒョロヒョロしていたけど、自分のマスター、妖精王オベロンに飛びついちゃうような子犬のようなキャラクターでした。ディズニーのアニメーションみたい(!?)。

 一方、今回のBSCのパックは背も低くてもっとミステリアスな雰囲気。基本的におっちょこちょいの役なので、調子に乗って俗っぽいところもあるけど、「森の生き物」ぽかったです。(うまく言えない…)

 とまあ、比較したらキリがない。でもいろんなプロダクションを比較する楽しみがあるから、またシェイクスピアのお芝居を見に行っちゃうんでしょうね!

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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「エーゴの話」

2009-07-06 20:45:17 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 そういえば、英語について書いたことがないように思います。
 暮らすのに不自由はない?と、日本に住む友人たちから聞かれることがありますが、もちろん最初は不自由だらけでした。

本文とまったく関係ないのですが。レモンソールを食べました。マークがグリルしてくれて。塩コショウにオリーブオイル、レモンをちょいとしぼっただけのシンプル調理。金曜日にだけ、ニューブリッジに魚屋さんのヴァンがやってくるの。新鮮な魚が食べられるのはしあわせです。
 そもそも学生時代、英語は大の苦手で、ほとんど大っきらい。
 今もときどき「なんで、そんなわたしが英語圏で暮らしている?」と不思議に思うことがあります。

 アルファベットを使う場所には近づきたくない、くらいで、30歳半ばまで海外旅行すら拒絶していたのですから。

 アイルランド人にはよく「ここに来る前に、英語の勉強をしてきたの?」と聞かれます。

 中学から大学まで10年ちかく、学校で学んできたなんて、恥ずかしくていえません。

 まじめに学ばなかった、わたしもいけないのですが、まじめに学んでいたにも関わらず、現地で喋れないという話もよく聞くので、それは根本的に学習方法に問題があるとしか思えませんよね。

 もう何十年も検討されているのに解消できないなんて、どうかしてます。
 小学校からの英語学習が導入されるようですが、あーあ、そんなことしたって上達しないよ。

  「小学校から10年以上も、勉強したのに喋れない」と、コンプレックスを大きくするだけです。

 語学はツール。肝心なのは「会話すべき内容」です。いくらツールが完璧でも、話す題材がしっかりしていなければ、目的である相手との交流は、はかれません。

 アイルランド人は、やさしいので「日本語と英語は、まったく違うから、学ぶのはたいへんだろう」と同情してくれます。

 しかし、高校もしくは大学に入ってから、あるいは仕事で来日してから、日本語を学び始めたアイルランド人が、かなりちゃんと話せるようになっていて、びっくりすることが少なくありません。

 この違いは、なに??
 日本の勉強の仕方は、まず暗記。どうもアイルランド人は、学ぶための「法則」や「構造」を知りたがる気がします。
 
 今はどうなのか知りませんが、わたしたちの時代は、まず基本文型ばかりを仕込まれました。

 でも、会話ですごく必要になるのは「時制」です。
 英語の達者な友人から「現在形で話すことって限られてるんだよね」っていわれたとき、そうだったかーっと、のけぞりました。今は、そうだよねっていえますけど。

 大人になって、英会話スクールにちょこっと通い出したときに、やはり苦労したのが「時制」。

 HAVEプラス過去分詞。HADプラス過去分詞。え、この場合はどっち??まてよ単なる過去形でオッケー?

 先生にすぐ聞かれます「それは、いつの話?」
 ようやく「雨があがった」を過去形でなく、すっといえるようになったのは、案外最近のことで。

 まぁ、まだそんなもんです。わたしの語学力。
 あ、そのくらいの人がレポートしてんの?ってがっかりされるといけないので、思い切り”壊れた”英語ではありますけど、現地の人たちとコミュニケーションはとれてるって、付け加えておかなくちゃ。

 語彙の不足は、他の単語への置き換えでしのぎます。
 あともうひとつ大事なのが、テンポ。特にアイルランド人は、会話のテンポおよびリズムがくずれることが苦手です。単語が出てこなくて、こちらが、うーんと考えこんだ”間”に困るらしい。相手の目が、ふっと宙をさまよいます。どうしたもんかと思うのでしょうね。

 こういう事態は、なるべく避けてあげたい。
 で、なんでもいいから、つなぎます。便利なのが「something like・・・」なんか、そんな感じ・・といえば、誰かが「これ?」って助けてくれる。

 たいていは、マークに「ほら、あれ何だっけ?」と、自分のかわりに思い出させるのですが。

 語学はスポーツと一緒で、使わないとすぐ錆びます。
 それと大事なのは、英語以前に、自分の得意分野を持つこと。この話ならまかせて、という分野がひとつでもあれば、英会話は劇的に上達します。

 たとえば音楽。ミュージシャンの名前をあげていくだけでも、会話はつながります。

 「おー、そのアルバムなら聴いた。いいよねー」みたいな会話から「あの曲の、サビのとこは泣かせる」じゃあ、あれは聴いた?とか続いて、お互いのキャラクターはつかめるでしょう?

 自分のことですが、わたしは写真に助けられました。
 見せればすむ、ということもあったけど、カメラについてなら理解できたし。

 「へー、フォーカスっていうのね、ピントじゃなくて」戸惑うことも、たくさんありましたが。

 そうそう、はずかしかったのは、ロバート・メープルソープと口にしたとき。ちょっと笑われた。

 石鹸のソープじゃなくて、MAPPLETHOPE。カタカナで学ぶことのダメさも痛感しました。

  ”TH”は”ソ”になっちゃうでしょ、あれが困りもの。
 アースって読むと、ぷっと吹いてしまいます。

 だって、地球のほうではなくて、”おしりの穴”のほうを想像しちゃうんだもん。


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