アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「お知らせ特集」

2012-04-23 16:24:57 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 6月に、松江と名古屋・長久手でアイルランド料理イベントいたします。

あひるの卵のオーブン焼き。
またまた本文とは、まったく関係ないのですが、おいしかったので・笑
軽くバターをひいた耐熱容器に卵を落とし(鶏卵でもOK)、オーブンで6~7分。
海藻の粉末を塩がわりにふりかけていただきました。
●まず松江。
 小泉八雲ゆかりの土地で、2日間限定の”アイルランド食堂”をオープンします。
 その名も「アイルランド・キッチン」かわいいでしょ。

 松江に、日替わりシェフが厨房をあずかる、面白いレストランがあります。
 「みんカフェ」といって、宍道湖を見晴らす素晴らしいロケーションで、6月2日(土)と3日(日)の2日間、アイルランド料理をご披露します。

 詳細は、まもなく「みんカフェ」のHPなどで紹介されますが、週末ですし、松江はほんとうにすてきな場所なので、遊びにいらしてくださいませ!

 何度もいいますが、陽光がとってもアイルランドに似ていて、日本にいながらプチアイルランド体験ができる土地だと思います。

 初日は、牛肉のギネス煮。拙著「おいしい毎日」でも紹介しましたが、あの頃よりはグレードアップしております。おほほ。
 確かめに来てくださいね!


●6月9日(土)名古屋・長久手ではアイルランド料理教室をいたします。
 「長久手・文化の家」で開催されるアイルランドイベント”音楽のある暮らし”のプログラムに加えていただきました。

 3年前にも料理教室をやらせていただいて、とっても楽しかったので、わたしのほうから「やらせて~」とリクエスト。

 おかげさまで、すでに満員御礼状態なのだそうです。ありがとうございます~
 うっそー、行きたかったのに~という方は、一応、文化の家のHPでご確認くださいませ。

 2月のアイルランド滞在で、急遽わが料理本にレシピを加えることにしたブレッド&バター・プディングなどをつくります。

 翌10日(日)は、名古屋在住のフィドル奏者、小松大さんのコンサートとワークショップがあり、わたしも参加させていただきます!楽しみ~
 エプロンと、フィドル持って長久手に向かいます。


●なかよしのプロモーター、野崎洋子さん主宰のミュージックプラントが、5月、6月とフィンランドのコンサートとイベントを企画しています。

 アイルランドと北欧は、バイキング時代からの兄弟国。
 アイルランドと日本をつなぐ仕事をしている方が、北欧との仕事をするケースは少なくありません。

 「アイルランドも北欧のうちよね?」と勘違いされることがときどきあり、ぜんぜん違うんですけどって少しむっとしつつ、逆に、北欧のことをちっとも知らないわたし。

 余談ですが、つい先日、吉祥寺にある北欧料理(スウェーデン)の店に行きました。
 魚料理が美しく、なによりも前菜のニシンのマリネが大好き。

 近くには北欧系の雑貨を置くお店がいくつかあって、アイルランドよりもメジャーな感じで、ちょっとくやしい。
 そんなとこで対抗意識持ってもしかたないので、フィンランドのコンサート&イベントのお知らせです。詳しいことは、のざきさんとこのHPで。
mplant@mplant.com

 アイルランド代表のポール・ブレイディや、マーティン・ヘイズのコンサートも、野崎さんとこで招聘しているので、PCの「お気に入り」に入れておくとよろしいかと思います。

 ちょっとは音楽の裏方をつとめたわたしですが、野崎さんを見ていると、プロモーターとはこうあるべし!と、頭が下がります。

 彼女を見ていると、わたしは辞めて正解だったとつくづく思います。そのバイタリティと、同時にミュージシャンに対しての細やかな気づかい。
 とてもとても、わたしには真似できません。だから応援は存分にしたいです。

 次回の更新は、連休明けを予定しています。みなさま、どうぞ楽しい休暇をおすごしくださいね!


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「サバとジャム」

2012-04-16 09:22:20 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ほんとに?と疑わしい目をされると思います。
 でも、だまされたと思って、試してみてください。

焼きサバのラズベリージャム添え。夕方だったのでシュールな色合いですが。5尾は食べたかな~
 サバのムニエルに、ラズベリーのジャム!
 おいしいんですったら。わたしも、ちょっと驚きました。
 どうやったら、こういう組合せになるわけ?って。

 2月に、スライゴーに住むマークの従姉妹プラニーの家に行ったときのこと。
 サバ漁船の船長をつとめている、プラニーの夫ジョニーが、新鮮なサバをやまほど持ち帰って、
 フライパンで次々に焼いてくれました。

 この日は小麦粉もはたかず、少量のオリーブオイルで焼くだけのシンプルさ。
 新しいサバからは、じゅうじゅうと自らのオイルがあふれ出し、皮目はこんがりぱりぱりに。
 いや、もう旨そうなことといったら!

 それに「これがよく合うのよ」と添えてくれたのが、ラズベリージャムでした。
 確か、クランベリーソースがなかったので代わりに使ってみたって言ってた気がします。
 きっと、ブラックベリーや、ブルーベリーでも合うと思うな。

 甘みをおさえたベリー類のジャムなら、きっとなんでも合います。ストロベリーだけは、ちょっとちがうかも。
 サバのえぐい風味と、ジャムの酸味と控えめな甘さが絶妙なコンビネーションで、驚きます。

 砂糖をうんと控えたジャムを、自分でつくるのがいちばんですが、最近は市販ものも甘すぎないものが多くなりましたから、オーガニックなベリー系ジャムを何種類か常備しておくと便利です。

 長いこと、ジャムはパンにつけるものと思っていましたが、アイルランドで暮らすようになって、チーズや肉料理に添える楽しみ方を覚えました。

 ローストターキーに添えるクランベリーソースも、ジャムで代用することができます。
チキンやハムのサンドウィッチにも、うっすらラズベリーやダークチェリーなどのジャムをぬると新鮮な味わいになりますよ。
 
 ヨーロッパ北部の地域では、冬にビタミン不足になりがちですから、夏の間にたくさん果物を収穫し、ジャムにして保存したのでしょうね。
 
 サーモンにも、きっとジャム合いますよ。
 サーモン、クリームチーズ、クランベリージャムなんて、よさそうな組合せじゃない?
 いろいろ試してみよっと。


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「The Bothy Band」

2012-04-02 10:15:51 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 偉大な演奏家たちということは知りながら、実はちゃんと聴いたことがなかったのがボシーバンド。

ジョン&シーラの家に持っていったブーケ。テスコのアレンジですが、けっこうおしゃれ。ボシーバンドのメンバーも、この窓辺で演奏したりしたのかな。
 ほんとうに今さらながらですが、ものすごいグループです。
 彼らがいなかったら、アイルランドの音楽シーンはどうなっていたのかなと思わざるを得ないほど。

 今、アイルランドのテレビ、ラジオでは、音楽シーンのアーカイヴ的番組の素晴らしいものをたくさんオンエアしていて、とっても勉強になります。

 フィドルを習い始めたことで、わたしも遅ればせながらアイルランドの伝統音楽に興味が向き、市井の人たちが演奏する土着なものから、コンテンポラリーなものまで、楽しむ音楽の範囲が広がっています。
 アイルランドの音楽シーンの、なんと奥の深いこと!

 今回のアイルランド滞在中に見た番組で印象に残ったのが、ボシーバンドのメンバーで、のちにアメリカでナイトノイズを結成したミュージシャン、ミホ・オドーナルのドキュメンタリーです。

 数年前に若くして急逝してしまった彼の追悼番組でもあり、たくさんのミュージシャンたちがインタビューに応じ、それはイコール、アイルランド音楽史的なものになっていました。

 ナイトノイズは、ウィンダムヒルレーベルからアルバムをリリースしており、わたしは長いこと「ああ、ニューエイジ系なんだ」と思い込み、聴く機会を持ちませんでした。

 彼の妹トリーナ・ニゴーナルのことも、だからちっともよく知らなくて。
むしろ、あとからデビューした遅咲きの妹モレート・ニゴーナルのほうが好きでした。

 おなじ家族なのに、ニゴーナルとオドーナルになる不思議は、わたしに聞かないでね。ゲー
ル語の文法的なことでスペルと発音が異なるらしい、というguessしかできません。

ボシーバンドには、ミホ、トリーナが加わり、あと誰がいたかというと、
チーフテンズのマット・モロイ、フィドルは大御所トミー・ピープルズとケヴィン・バークがバトンタッチで参加。

 つい最近、ツアー敢行中でダブリンのハーコートホテルでライブを見たばっかりの孤高のイーリアンパイパー、パディ・キーナン。そして、ドーナル・ラニー。

 ドーナルの参加したプランクシティが、伝統音楽とロックミュージックを融合させた最初のグループって思っていたのだけど、ごめんなさい。ボシーバンドがなかったら、成立しませんでした。きっと。

 ボシーバンドは、のちに登場するコンテンポラリー系のトラッドグループよりは、ずっと伝統音楽の根っこに近い。というか、メンバーたちのバックグラウンドが、もろ伝統音楽にあって、そっから進化させようとするクリエイティヴィティがすごい。

 きっと、彼らに伝統音楽を教えた親族たちは「おいおい」と引き止めたくなるような、ほとばしるような勢いで。

 すぐさま買いに行きました。ボシーバンドのアルバム。
 相棒マークは「懐かしいなぁ」といって、一緒に聴いています。彼が物心ついたときには家にボシーバンドのアルバムがあったといいます。兄さん姉さんたちが、かっこいい!って聴いていたそう。

 ヌーナン家には、アイルランド伝統音楽のバックグラウンドはなく、逆にそういった環境で育った若者層にインパクトを与えたのがボシーバンドなのだと思います。
 
 そして。
 今回の滞在中、ひさしぶりにウィックロウにあるマークの姉さんの家を訪れたときのこと。
 拙著「おいしい毎日」をお読みくださった方たちには、なじみのある家と思います。シーラの家よ。

 義兄ジョンが家を買ったときのいきさつを語ってくれたのですが、なんとこの家、ボシーバンドのメンバーたちが集う拠点だったのですって!

 2階に置かれたグランドピアノや、メンバーたちがセシューンしたり、お酒飲んだりする部屋のことなど、ここで??と感慨深かったです。

 なにより、なんでそんなすごい話を今まで聞かずにきたのだろう?っていうのも、また不思議。
 マークでさえ「初めて聞いた」と驚いていたくらいですから。
 
 ね、何度行っても新しい発見に満ちているのがアイルランドなんです。


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