アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

アイルランド在住者(精通者)によるアイルランド生活の情報を発信中!!

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「冬来る。」

2015-11-30 13:48:10 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 暦の上でも冬に突入し、アイルランドらしい季節になりました。
 ここしばらく雨と強風が続いています。

近所にできたカフェのロールサンド。ローストポークとアップルソースをはさんだもので、シンプルだけど、とってもおいしいの。ポークは切り身を使ってるのだそう。いいこと聞いちゃった。
 風がどのくらい強いかというと、ガーデン用のメタル製テーブルが庭中を転がるくらい。
 けっこう重いのに。初めてこれが吹き飛んだときは、ずいぶん驚きましたけど、もう慣れちゃった。
 風が強くなりそうなときは、前もってテラスに非難させるようにしてますし。
 
 アイルランドを旅するのに、おすすめの季節は?とよく聞かれます。
 そのたびに、初めていらっしゃるのなら夏を、二度目だったら、ぜひ冬を!とお答えしています。
 
 わたしは、初めての渡愛が真冬でしたし、二度目も冬。
 航空券が安いという単純な理由でしたけど、いい選択だったと思っています。

 観光客のいないアラン島やジャイアンツコーズウエイを体感できたのは大きなボーナス。
 自分もツーリストのくせして、贅沢ですよね。
 
 でもね、半袖Tシャツで気楽に訪れるダン・エンガスと、凍えそうな北風に立ち向かいながら望む崖では、受ける印象がまったく異なります。

 うちの近所のカラの野っぱらだって、ホームステイしてたブレイの海岸だって、冬には、この国らしいワイルドさを見せてくれます。

 猛々しいというのとはちがう、なんというか、雄雄しいといったらいいのかな。
 野生味が増して魅力的です。

 朝は8時になるまで明るくならないし、3時すぎれば夕方モードですけど、だからこそ、日の長い夏がさらにありがたく思えるのですね。
 
 食材が豊かな季節なのも嬉しい限り。
 夏はぐったり見える魚も、ぐっと新鮮になりますし。

 地元の魚屋でも、そこそこいい感じのムール貝を買えました。
 サバもぴかぴかよ。
 
 ぼちぼちクリスマスディナーの「鳥」をチョイスしなくちゃ。
 グースは何度か焼いたし、去年試したウズラは案外調理がむずかしかったし、今年はキジにトライしようかな?

 ・・と、思案する過程がまた楽しく。


★松井ゆみ子さんへの講演やイベントのご相談、私信などは左側メニューにある「メッセージを送る」から、お名前、メールアドレス、内容を記入してお送りください(コメント欄でのコメントはメールアドレスが記載されないので、こちらからご連絡ができませんのでご了承ください)★

★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆

⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」
コメント (1)

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「やましい喜び」

2015-11-16 14:03:33 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 少し前に覚えた言葉で、とっても好きなのが「guilty pleasure」。
 ”罪ある喜び”とか云ったほうが詩的ですかね。
 
キルケニー近く、ゴーラン・パーク競馬場の食堂にて。ここのご飯、おいしいの!チップスにカレーソースがけ。見え隠れしてるのは、白身魚のフライです。カリカリで、あ~また食べに行きたい。すぐ近くに、日本でも活躍しているジョッキー、フラン・ベリーくんのパパがお茶してて、わたしがフィッシュ&チップスの写真撮るのを不思議そうに見てました・笑
 あなたの「guilty pleasure」な食べ物は何ですか?
 っていう質問が、このすてきな言葉を知るきっかけでした。
 
 え?答え?
 もちろん、わたしの答えは「チップス」。やめられません。
 
 話はうってかわって。
 ハロウィンの翌日が日曜日で、この日から一気にクリスマス商戦が始まっています。

 プチ・ケルティックタイガーって云われてますけど、ほんとにそうかも。
 しまった!と思ったのは、ちょうどフライパンがダメになり、買い換えなきゃと思っていたのに、ぐずぐずしていたところ。夏から秋にかけては、どこでもディスカウントしてたので、すっかり気を許していたのですが、クリスマス商戦まっただなか、今しか正価でモノを売る時期はないのね。フライパンは突然、正価で売られるようになり、高いの・涙
 
 逆にこの時期、ディスカウントするのが書籍。
 クリスマスに向けて、秋ぐちが新刊嵐になるのですが=書籍は今も人気の高いクリスマスギフトです。特にレシピ本。ほとんどのメジャーな料理家の新刊はクリスマス前に登場します=この時期に売れるだけ売っちゃおうという企みらしく、特別価格で売られることが多いです。

 ラッキー!と思って即購入したのは、チーズ専門店シェリダンの本。
 お店の歴史から、アイリッシュ・チーズのメーカーの話や、チーズを使ったレシピなどもりだくさん。

 価格約27ユーロが、今は18ユーロちょい。
 あ、書籍に関してはケチしない信条なんですよ!でも10ユーロあったら他の本も買えるもんね。

 積ん読にならないようにしなくちゃ。悪いクセです。半分くらい読んで浮気するクセ。

 そうそう、アイルランドの競走馬でいたんです!「TSUNDOKU」。
 目を疑いました。ツンドク?

 そこの厩舎には、アカサカとか、日本名のついた馬が他にもいるの。誰が教えるんでしょうね?
 しかし、ツンドクは日本語としてはけっこうディープな単語ですよね?


★松井ゆみ子さんへの講演やイベントのご相談、私信などは左側メニューにある「メッセージを送る」から、お名前、メールアドレス、内容を記入してお送りください(コメント欄でのコメントはメールアドレスが記載されないので、こちらからご連絡ができませんのでご了承ください)★

★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆

⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」
コメント (1)

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「今年のハロウィン」

2015-11-09 11:23:43 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 今さらですが、今年のハロウィンは家にいたので、近所のこどもたちの来訪を待ち受けることに。
 去年はあいにくというか幸いというか、ハロウィンの夜は、どしゃぶりの雨。

ニューブリッジに流れるリフィ川でのアートエキシビジョン。ハロウィンの夜ではなく、初夏に開催されたのですけど、幻想的ですてきでした。たぶん、ですが、日本の灯籠流しにインスパイアされたのではないかしら
 マークは留守で、わたしひとりだったため、居留守を使うことに。
 忘れもしません。最初のドアベルに息をひそめ、2階へ駆け上がって窓から外をうかがうと、隣家の息子たちとお母さんが、とぼとぼ雨の中、次の家へと向かう後ろ姿が・・

 あわてて声をかけようとしたのですが、そうだ。お菓子も何も用意がないんだっけ。
 ごめんね~と心で叫んだのでした。
 その後、雨はどんどんひどくなり、家のドアベルが鳴ることは二度となく、いちばん懸念していた花火も音をたてることはなく、ハロウィン自体が不完全燃焼のまま終了。

 今年は、何よりも隣家のこどもたちのためにと、お菓子を用意しました。
 手軽で経済的なおやつ、チョコ・クリスピーズ。レシピは拙著「おいしい毎日」に紹介しています。

 って、レシピってほどのことないのよ。クッキングチョコを湯煎で溶かして、ケロッグのライスクリスピーズをまぜ、スプーンですくってひとくち大にまとめるだけ。チョコがかたまればできあがり。

 あ、気をつける点といえば、いかにチョコをうす~くからめるかということくらいかな。
 たくさんからんでるほうがおいしいですけど、できるだけたくさんつくるというのが、この日のテーマなので。
 つまみ食いの止まらないマークにずいぶんあげたけど、それでも60個用意したのですが。
 
 陽が暮れるあたりから、来ます、来ます、仮装したこどもたちのグループが。
 今日日、うしろにお母さんのつきそいありで、ご近所さんの数少ない顔合わせの機会でもあるの。
 でも今年、いちばんびっくりしたのが、家に訪れたほとんどのこどもが外国人だったこと!

 おまけに、来なかった。隣の息子たち。
 いちばん下の息子ももうハロウィンの夜にお菓子をもらいに行く年じゃなくなってたのね。ちょっとさみしい。でもきっと、来年はもう片方の隣家の息子が来るな。

 60個のチョコ・クリスピーズは、あっという間になくなり、少しずつあげてた小銭も消え失せ、あとはキャンドル吹き消し、カーテン閉めて、2階の窓からそ~っと外を眺めてたのですが、小さいオバケやら、不思議の国のアリスやら、スパイダーマンやらが、薄暮の中を群れなして駆け回る姿は、なかなかにファンタジックでありました。
 
 すでに来年のハロウィン、ちょっと楽しみ。
 もう少し力入れて、お菓子用意しようっと。


★松井ゆみ子さんへの講演やイベントのご相談、私信などは左側メニューにある「メッセージを送る」から、お名前、メールアドレス、内容を記入してお送りください(コメント欄でのコメントはメールアドレスが記載されないので、こちらからご連絡ができませんのでご了承ください)★

★松井ゆみ子さんのプロフィールはコチラから★
☆「松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー」投稿一覧はコチラから☆

⇒「松井ゆみ子さんの著書はコチラから購入できます!」
コメント (1)