アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ディナーパーティ」

2008-10-27 00:05:57 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ひさしぶりに、友人たちを招いてディナーパーティをしました。
 おおげさなものではなく、マークとわたしをまぜて5人、週末に夕食をともにするという大人の集まりです。

ハロウィンの季節です。アイルランドで売っているカボチャはこのタイプが多いです。横にあるのは、ユーロショップ(100円ショップ)で買ったキャンドル。かわいいでしょ。
 この家に引っ越してくる前、マークの実家にいた頃は、彼のパパの介護で外出する機会が減っていたこともあって、しょっちゅう友人たちを招いていたのですが、それぞれ忙しくなったこともあって、限られた友人とたまにパブで会うくらい。

 ダブリンに住んでいる友人とは、めったに会う機会がなく、2年越しで実現したディナーです。

 ひさしぶりに、ちょいと多めの料理をするのに、少しばかりキンチョウしましたが、それも楽しみのうち。メニューを考える間が、さらに楽しい。

 やっぱりオリエンタルな料理を期待されるのですが、初めて招く友人もいるので、あまりラディカルにならないよう塩梅に気をつかいながらメニューを決めます。

 スターターは、ワカメとショウガのスープ。これはウケました。
 ワカメはスライゴー産です。あとは、ひとりずつのお皿に盛りつけないヴァイキング式。大皿料理です。テスコで日本のお米を売り出したので、ジャコをまぜたおにぎりにしました。豚肉のかたまりは、ショウユとハチミツ、ワインで煮豚に。ニンジンは拍子木に切って、さっとゆがいて、ショウユ&マヨで和えたサラダに。ズッキーニは塩したあとに、さっと炒めて、すりごまで和えます。

 へーっと驚かれたのは、ジャガイモの味噌炒め。意外に好評だったのは、ホウレンソウとリーク(ねぎ)をまぜこんだ卵焼きです。ハチミツですこしだけ甘みをつけました。いんげんはカラシ和えに。

 デザートは、チャイでつくったババロアで、これは安全パイだったな。
 昔は、家に集まっても、最後はパブに繰り出してしめくくったものですが、家で食事とワインを楽しむ習慣が浸透してきて、食後もずっとワイン片手にお喋りが続きました。

 今度は、ぐっとアイルランド流で、ベーコン&キャベジをふるまうからねーと、半分本気の冗談で別れたのですが、家に気のおけないゲストがくるのは幸せなことだと、あらためて思いました。

 前の日に、掃除も真剣にするしね。


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「オーツビスケット 」

2008-10-20 00:54:37 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 家で焼き菓子をつくるのは、誰もをしあわせな気分にする、もっとも手っとり早い方法だって思います。

うちの手づくりオーツビスケットは型抜きもなし。フォークでぐいっと押すだけよ。
 家中が香ばしい匂いに包まれると、やさしい気持ちになれるから不思議です。
 しかし、焼き菓子は少しだけつくるというわけにもいかず、ふたり暮しには、ちょい多すぎる量が焼きあがってしまうこともしばしば。もちろん全部食べるので、それもオソロシイ。

 で、最近あみだしたのは、バター控えめの健康ビスケットです。
 これなら朝、ポリッジやミューズリのかわりにミルクティのおともにしたり、小腹がすいたときのスナックにしたり、言い訳ができるので。


 ●オーツビスケット
 *ベーキングトレイ1枚分って解釈で。
 
 材料:オーツ 大さじ1/小麦粉(わたしはスペルト小麦を使用)1カップ/ブラウンシュガー 大さじ5/トリークル(東京でも輸入食材を扱うスーパーで買えます)大さじ2/バター 20g/牛乳 大さじ1 /シナモン 適量

 つくりかた:バターを室温でやわらかくし、ブラウンシュガーとまぜてクリーム状にする。粉などすべての材料をまぜる。3センチくらいのだんご状に丸めフォークでぎゅっと押して形にする。200度のオーブンで10分ほど焼けばできあがり。


 ちょっと大き目のガラス瓶に入れておくと、いかにも家の手づくりって感じ。
 レーズンを入れたり、ドライアプリコットを入れてみたり、変化も自在。

 最近、すごく気に入っているオーツは、老舗Ballybrado(バリーブラドー)のオーガニック・ジャンボオーツ。

 なんにも混ぜずに、そのまま食べてもすっごくおいしい。ナッツのような香ばしさで、今まで食べたオーツのなかでも、いちばんおいしいかも。

 ポリッジにするよりミューズリとして食べる方が、素材をいかせると思いました。

 あ、でももうすでに季節はポリッジだったな。ミューズリで食べるのは来年の夏のお楽しみにとっておこう。

 バリーブラドーは、ドイツ人が始めたファーム&小麦粉メーカーですが、早くからオーガニックに力を入れていました。

 他の野菜に比べて、麦系はオーガニックのものが少なく、バリーブラドーは大事な存在です。


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「バノフィ」

2008-10-13 23:21:14 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 辛党のわたしですが、NOといえないデザートがあります。
 バノフィ。どの国のお菓子なのかわかりませんが、アイルランドではとてもポピュラーな焼き菓子です。

コークのファームゲートカフェで食べたバノフィ。ほら、食べてみたくなりません?
 カフェや気どらないレストランのデザートとしてメニューにのっかっています。
 店によって若干アレンジが異なりますが、ビスケットタイプのタルトに、タフィー(とろっとしたキャラメル)、バナナのスライス、生クリームをレイヤーしたもので、シナモンかココアパウダーがトッピングされていたりします。

 簡単そうなので、家でつくろうとトライしたことがあるのですが、意外にめんどくさい。タフィーの部分をコンデンスミルクでつくるというレシピを見つけて、その通りにしたつもりなのに、コンデンスミルクはタフィーにならず、いつまでもぐずぐずと、もんじゃ焼き状態で、がっかりでした。

 だいたいアイルランドでは、コンデンスミルクもポピュラーではなく見つけるのにも往生しましたし。牛乳がそのままおいしいですから、保存するという発想もないし、ましてや甘くするというのも信じられないようです。

 いちごにつけるとおいしいのにね。クリームはそのままで充分に甘いという人たちなので、コンデンスミルクのコンセプト自体が理解しづらいようです。

 固形になったタフィーは別もののようで、イギリスほどではないにせよ、人気のあるスウィーツですが。

 さてバノフィ。家で失敗して以来、これは外で食べようと決めています。
 でもけっこうボリュームがあるので食事の後のデザートには、ちょっとヘヴィ。

 ひと休みはパブに入ってしまうので、カフェでお茶とケーキというひとときもぐっと少なくなっており、バノフィをいただく機会は限りなくゼロに近くなっていました。

 が、春に友人一行が東京から遊びに来たおりに、グルメツアーでコークに出かけ、イングリッシュマーケットの2階にあるファームゲートカフェに行ったとき、友人のひとりがバノフィを注文し(というか、注文するよう仕向けたかも)ちょいと味見させてもらいました。

 おー、やっぱ、旨いわ。バナナとタフィーはよく合うし、甘みをおさえたタルトもさっくりとからんで絶妙なハーモニー。

 そうか、まだ熱い焼きたてのタルト生地の上に、キャラメル入りチョコを置くっていう手はあるかな。タルト生地のあら熱がとれた頃、チョコとキャラメルも適度なかたさになって、そしたらバナナをのせて、ホイップしたクリームをのせて(アイスクリームもいいかも)って考えると、家でもできそうな気がしてきた。

 さっそく、試してみましょ。


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「乗馬のススメ」

2008-10-06 00:18:15 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 先月、アイルランド政府観光庁が主催するメディア・ツアーに参加させてもらいました。テーマは「アイルランドの馬文化」。

2年前に取材したドニゴールの乗馬&語学学校のビーチ・トレイル。海岸での乗馬はアイルランドならではの醍醐味です。
 乗馬と競馬観戦を主軸に、国営のスタッドファームの見学などをまぜこんだ1週間で、楽しかったですよー。

 あらためて、アイルランドで馬と遊ぶ旅をおすすめしていきたいと思いました。
 乗馬は今までに2度、馬場で体験レッスンしただけで、わたしは初心者以下の状態でしたが、今回3ヶ所の乗馬センターで約5時間ほどレッスンを受け、馬場の外に出ることができました。

 日本では、馬場の外での乗馬(外乗)をするまでには、何時間も馬場で練習しないといけないようですが、アイルランドの乗馬のよさは、1時間ほどの基礎練習ですぐに外乗に出してくれるところです。

 今回の取材ツアーで訪れたのは、カウンティ・オフリーにある大手乗馬厩舎のアンナハーヴィ。地球の歩き方GEMストーンシリーズ・アイルランド編でも紹介している厩舎と宿が合体した「乗馬宿」。いずれ雑誌で記事にする予定なので詳しいレポートはまたあらためて。

 このあとは、ダブリンから1時間足らずの場所にあるCalliaghstown Riding Centreでインドアの馬場で1時間ほど基礎レッスンを受けたのですが、ここで乗った牝馬クロツキーは、とっても乗りやすく、一気に上達した気がしちゃいました。

 どこの厩舎の馬も、よく調教されているので、どこの馬が乗りやすいといえる話ではないのですが、馬は知性も個性もあってほんとうに千差万別。スタッフがその場で判断して、相性の良さそうな馬を決めてくれるのですが、性格が似すぎてて乗りにくいってこともあると知りました。

 アンナハーヴィで乗らせてもらったテディくんは、わたしと同じで「自分がボス」と思うタイプだったらしく、畑に出て草を食べようとしたときに「駄目」と何度か鞍上からとどめたら、思いっきり地団太ふまれました。

 乗馬経験豊富な方から「馬は、鞍上の人を鏡みたいに映すよ」とオソロシイことをいわれてましたが、テディくんはまさしく、わたしそのものだったなー。

 なので、フィールドに出てからは、リズムが合わず、最後はお互いに闘うような感じで、けっこう疲れた。それもまた面白いのだけど。

 そんな後だったので、クロツキーちゃんは乗りやすかったなー
 スタッフも「彼女は厩舎きっての優等生なのよ」っていってたけど、ちょっと合図しただけですぐ反応してくれるので、たいへん助かりました。

 うちから、それほど遠くないので、近いうちにまたクロツキーちゃんに乗りに行こうと思っています。

 もう少しちゃんと乗れるようになったら、テディくんにももう一度乗ってみたいな。鞍の下で「お、うまくなったじゃん」って顔するんだよ、きっと。

 3ヶ所目は、ウィックロウにあるベルエアーというお屋敷ホテルで、ここではキツネ狩りに使う馬に乗りました。

 ハンティングタイプの馬は、すっごく大きくて、乗り心地がぜんぜんちがいます。

 クロツキーが、こぶりなスポーツカーだとすると、ベルエアーで乗ったインディアは四輪駆動のジープって感じ。一歩一歩も大きく、落ちないように必死。でも鞍上から眺めるウィックロウの景色の素晴らしさは、忘れられない記憶になりました。

 乗馬の話は、またおって書きたいと思います。

■Calliaghstown Riding Centre
http://www.calliaghstownridingcentre.com

 場所は、Rathcooleで、ダブリンの市内バスで行けるとこです。


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