アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

アイルランド在住者(精通者)によるアイルランド生活の情報を発信中!!

Yukko’s Life In Dublin「Vol.11/アイリッシュトラディショナルパブ」

2006-06-01 03:36:27 | Yukko’s LifeInDublin
 日本に帰ってきてから、ダブリン在住中にビールがすっかり好きになっていたことに気づきました。

パブでライヴは最高!
馬の絵がたくさん飾ってあるパブ。
大きめで天井がキレイ。
こだわりのあるパブでは美味しいアイリッシュコーヒーが飲めます♪
 4年前に初めてアイルランドを訪れ、テンプルバーのパブに行ったときのことは今でも鮮明に覚えているくらい衝撃的でした。今では日本でもいたるところにあるアイリッシュパブ。いたって普通のパブでしたが、当時の私には、あの独特な雰囲気と音楽とダンスはなじみのないもので、アイルランドに住んでこの雰囲気の中にとけ込んでみたいと思う大きなきっかけのひとつになったのです。

 アイルランド人が気さくだと思われているのはパブでの人々の影響ではないでしょうか。英語を身に付けたい! という気持ちの根底にあった「人々と積極的にコミュニケーションしたい」という願いをかなえてくれた場がトラディショナルパブです。

 ほろ酔い気分になるとよくしゃべるクセが私にはあったので、パブで一杯ギネスを飲んだあとは一緒に行った友人との話にも拍車がかかり、そばにいるアイリッシュに声をかけられると、彼らとも楽しく話せました。

 初めて出会う人と語り合うことって日本の都心ではなかなかないことですが、アイルランドではパブでそれが楽しめるのです。社交的どころか、むしろ人見知りをしていた私が、新しい人々との出会いの楽しさを知りました。

 ひとくちにパブと言っても内装が美しくて広いパブ、素朴で小さなパブ、TVスクリーンがあってスポーツ観戦(主にサッカー、ラグビー、ゲーリックフットボール、ハーリングなど)を楽しめるパブなど、それぞれのパブの雰囲気は異なります。

 中規模である程度人々で賑わっている中でアイリッシュトラディショナルミュージックのライヴを楽しむ、というのが私の大好きなパブの環境です。私が初めて行ったパブがまさにそんな感じだったのです。みんなニコニコしていて目が合えば自然と会話し始める、その暖かい雰囲気にひかれてしまったのです。

 日本でもアイリッシュミュージックを聴くと、その雰囲気を手に取るように思い出し、ダブリンでの生活がとても懐かしく、切ない気持ちになってしまいます。

 早くまたアイルランドに帰りたい!
 そして新鮮なギネスを飲みたい!

 だんだん暑くなってきてビールの美味しい季節になってきましたね。

 日本のアイリッシュパブでも、アイリッシュ式にとなりの人に気軽に声をかけて、楽しい時間を共有してみてください♪


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.10/たからのもの」

2006-05-04 08:50:37 | Yukko’s LifeInDublin
 私がダブリンで生活していた1年は、常に新しい出会いのある1年でもありました。2005年4月から2006年の3月までにどれだけの人と出会ったか数え切れません。語学留学は短くて2週間しか滞在しない人もいますから、その中で長期にわたり滞在し、同じ学校に通い続けた私は、たくさんの新しい友達と出会い、彼らが去るのを見送ってきた立場でした。

 その中でも特に私と結び付きの強かった人たちについて今回はお話させてください。

*    *    *    *    *    *    *    * 

【EdwardとCarmel】
大好きな2人と。
 NYテロのあった年、ヒースロー空港でのセキュリティ強化のせいでダブリンへの乗り継ぎ予定の飛行機に乗り遅れてしまった私の姉とその友人を助けたアイリッシュの夫婦が彼らです。

 その後も彼らは初対面にもかかわらず姉たちを車で観光地を案内してくれて、家にまで招待してくれたそうです。この出来事をきっかけに、私の語学留学の際にも学校選びからとってもお世話になりました。偶然から知り合った姉の妹ということにも関わらず、留学直後から週に1~2回彼らの家を訪ねる私を、まるで本当の娘のようにかわいがってくれました。

 帰国時、がまんするつもりが別れ際は心から悲しくて号泣してしまいました。彼らがいたからこそ1年間がんばれた、と言っても過言ではありません。しかしインターネットを通じて、帰国後も毎週必ず彼らに電話をし、彼らの声を聞くことができるので幸せです。

 ダブリンを『第2の故郷』にするのが留学前の夢でしたが、彼らのいるそこは、まさにもうひとつのふるさととなりました。

【Katy】
冬のスロバキアにてKatyと。
 7月から6週間、語学学校で同じクラスだったスロバキア人の女の子。とはいってもそのうちの3週間は私が休暇を取っていたため実質3週間しか一緒に勉強しなかったけれど、とにかく明るくて話が大好きで、まだ自分の英語に自信を持てず口数の少なかった私を大きく変えてくれたのは彼女でした。

 ダブリンの天気、勉強のこと、留学生活のさまざまなことに不満を持ち、二言目には家に帰りたいとつぶやいていた彼女が帰る2週間前には楽しくて帰りたくない、もっといられたらどんなにいいのに、と私に言っていました。長期滞在する私に「あなたは私よりずっと長く滞在するのだから、次に会うときはたくさん上達してないとだめよ」という言葉も、私の英語の上達を大いに助けてくれました。

 今年2月に彼女に招待され、母国スロバキアを訪ねました。5日間の滞在期間中、久々に私とたっぷり英語で話ができると心から喜び、朝から夜まで寝る時間を惜しむようにたくさん話し、あっという間に時間が過ぎていきました。

 短い期間でこんなにすばらしい友達ができたこと、彼女によってより社交的になれたことで、その後もたくさんの友人ができました。

【ゆみこさんとマーク】
馬が気持ちよさそうに走っていました(カラのコースにて)。
 このブログでおなじみの松井ゆみ子さんと、彼女の相棒マーク。5月にある雑誌の取材を彼女から受けたのがきっかけとなり、彼らにはとても親しくしていただいています。

 いちばんの思い出は、私がまだ日本でも一度も行ったことがなかった競馬へ招待してもらい、彼女がダブリンに滞在中、マークと共にカラとティッペラリーへ行ったことです。初めての競馬デビューを果たし、マークの予想のアドバイスもありビギナーズラックを得ることもできました。ニューブリッジにあるダブリン行きのバス停そばのパブで次に来るバスを待ちながらギネスを楽しんでいたところすっかり長居してしまいバスを逃してしまった私を快く彼らの家に泊めてくれ、そのうえ翌日は遠出をしてティッペラリーでも競馬を見ることができたわけです。

 日本とアイルランドを行ったり来たりでとても忙しかったゆみこさんとはダブリン在住中は3回しか会う機会はありませんでしたが、マークが各地のマーケットでパン屋さんの手伝いを始めてから、何度か私も一緒に売る手伝いに参加し、彼らにはたくさん貴重な経験をさせていただきました。

*    *    *    *    *    *    *    * 

 留学中に得たものとして、英語が上達したことよりもなによりも、彼らを含む新しい人々との出会いが私にとって最も大きなたからものです。忙しくなっても、できる限り連絡を取り合いつながっていたいし、毎回の別れがつらいとわかっていても、これからの人生のなかで彼らと会える機会がたくさんあればいいなと心から願っています☆


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.9/逆カルチャーショック」

2006-04-20 00:00:41 | Yukko’s LifeInDublin
 長期でダブリンに滞在したあとに帰国すると、新たな発見や感情がわいてきます。昨年4月に渡愛してから3月中旬に帰国をしたのですが、海外での生活が初めてで、いろんなことに日本とアイルランドとの違いを感じ、一年後すっかりその生活に慣れたあとは、今まで20年以上も暮らしてきた母国ですらばく然とした違和感がありました。そのなかで興味深い違いをあげてみました。

グラフトンストリート前の信号無視事情(笑)
2階の一番前からの眺めは最高!
Paddy’s Dayパレード後でにぎわうテンプルバー。
 ≪歩行者信号無視≫
 これはアイルランドへ行った方ならどなたでも感じます。ダブリン市内にはあらゆる場所に歩行者用の信号がありますが、ほとんどが押しボタン式で、青に変わる間の時間が非常に短いにも関わらず車の通りが少ないところがあります。そんなところは赤でもわたって当たり前という雰囲気なのです。もちろん危険ですから気をつけていただきたいのですが、私も実際渡っていました。(笑)

 ただ、郊外だけでなく車が多く走る街の中心ですらアイリッシュは平気で渡りますから驚きです。

 帰国後、日本人は比較的信号に忠実に行動していると、フライングしがちな自分に気づき、イカンイカン!と思っています。

≪店員≫
 服飾関係の店での店員の態度は全く違います。特に服や靴の大型店に行った際、店員はこちらから何かをたずねない限り特に声はかけてきません。店側の戦略として、日本ではゆっくり見ていたいだけの時でもガンガン声をかけられる店がありますが、そんなときにはダブリンの店では、悪く言えば無愛想なのですが、私はむしろ居心地が良かったです。日本では、今後は「見ているだけです!必要があれば声をかけますので!」なんてはっきり言った方がいいのかな、と考えました。

≪自転車≫
 アイルランドでは自転車は車道を走ります。大きな道路には自転車用の道もありますが、基本的に車と同じ車線を走ります。歩行者としては、後ろからくる自転車を気にせずに歩けるので快適ですが、一時期は自転車を利用しようかと考えたものの、私には危険そうなのでやめました。ダブリンでの生活スタイルをそのままに、日本で歩道をのんびり歩いていたら、後ろからすごい勢いで自転車が来たときはあせってしまいました。。。日本では歩行者の方が危険ですね。

≪スーパーマーケット≫
 いろいろあります。日本には様々な用途に対応したスライス肉(しゃぶしゃぶ用・しょうが焼き用など)、いろーんな風味や加工がされたチョコレート菓子、きのこの種類の多さなど、日本人の食へ関心の高さに感動しました。アイリッシュの人々はようやく現在になって食への興味が高くなってきたようなのでこれからさまざま国の食材を取り入れていくのではないでしょうか。一方で、加工せず自然に近い状態でシンプルに食べる精神も大切にされています。

 逆に日本よりも発達しているものとして、自分で会計ができるセルフレジがある、ビニール袋はほとんどのスーパーで有料であることです。セルフレジは他のレジが混み合っているときに使いますがその存在が新鮮な私にとっては利用するのが楽しかったです♪

≪天気と傘≫
 通り雨のようなシャワーが多いダブリンでは傘は持ち歩かずに、防水性のフード付ジャケットを一枚はおって出かけていましたが、日本では通り雨とはいかず、長時間のまとまった雨が降るので傘を持ち歩かなくてはならないのがわずらわしいです。コロコロ変わるアイルランドの天気はかなり不評ですが、毎日晴れ間が見えて、ちょくちょくよどんだ空気を洗い流してくれるので大好きでした。日本では、雨が長く続くと、こんなに雨は長く降るものだったっけ?と不快になってしまいます。

≪コミュニケーション≫
 私の感じる一番大きな違いはこれです。バスを降りるときに運転手さんにありがとう! と声をかけたり、パブで出会ったばかりのとなりの人と話に花が咲いたり、私の住む横浜や都内ではとてもありえなさそうなシチュエーションなので「必要がなければそっとしておくのが相手のため」というような他人同士のコミュニケーションの少なさに寂しさをおぼえます。

 日本人同士では心の距離感が大きいと、グチをこぼすようにシェアリングハウスの同居人でもあるアイリッシュの大家さんSheelaghに話したことがありました。彼女は「じゃあ誰かが変えなくちゃね」と言いました。日本でアイリッシュと接していたように他人と接するのは難しいですが、ここはチャレンジすべきところですね!


 1年間のダブリン滞在後に両国の良い点・悪い点が見えたわけですが、それも良くも悪くもその国柄なので、それぞれの個性を尊重し、受け入れるべきだと思いました。ただし、自分の理想的な生活像やコミュニケーションのあり方を改めて発見したことについては、自分の周囲だけでも変えていくことができれば、たった1年の海外生活も今後に大きく影響してくれるのではないかと期待しています!


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.8/コークへの旅」

2006-04-13 12:26:47 | Yukko’s LifeInDublin
 語学留学中にアイルランドをたくさん周る! というのが当初の希望だったのですが、結局ダブリンから遠出で旅をしたのは、第二の都市と言われる南部アイルランドの中心都市コークと、北アイルランドのベルファストとポートラッシュのみでした。その理由として、一番の旅行シーズン中(6月から8月)に一緒に暮らしていたルームメイトDavidはお金に余裕がなく旅ができなかったことと、彼を置いてはいけなかったということ(笑)、ケンブリッジ検定試験コース受講中には休暇を取る余裕がなかったこと、それに加え学校で知り合った何人かの友達に彼らの母国に招待してもらい、海外への旅行の機会の方が多かったからです。

白鳥とたわむれるDavid at コーク湖。
聖メアリー教会。
チャールズ・フォートからの海の景色。
キンセール港の水面に写る空がキレイ!
 7月中ごろ、旅行の1週間前にもうすぐドイツへの帰国がせまるDavidにプレゼントとしてコークへの旅費を出してあげることにしました。とは言ってもユースホステルを利用したので格安旅行になりますが、1泊2日でコークの中心部と、キンセールというコークより更に南の港町を訪ねました。

 ダブリンよりバスで3時間、お昼の12時前にコークの中心街へ到着し、聖メアリー協会・フィッツジェラルド公園からコーク大学の中を通りコーク湖を散歩して一日はあっという間に終わりました。

 夜に行ったパブではではアイルランド南部地方でギネスよりも好まれているというマーフィーズを楽しみました。マーフィーズはギネスよりも少し苦味が弱いと感じました。

 旅の2日目はバスで中心街から40分ほど南の場所にある美味しいシーフードが食べられることで有名なキンセールへ行きました。前日と打って変わって最高の天気のもと、小さな町をぐるっとまわりました。なかでもチャールズ・フォート(17世紀に建てられた要塞)からの海の景色が美しかったのと、お昼に入ったレストランで食べたシーフードの盛り合わせが本当に美味しかったのです! ダブリンに住み始めてから新鮮な魚介類を食べていなかったのでその味は感動でした。

 親友でもあり弟のような存在でもある彼とは常に一緒にいたとはいえ、2人で行った最初で最後の旅行は新鮮で思い出深いものになりました。帰りのバスでは、もうすぐお別れなんだなーというさみしさと、旅の終わりの切なさが混じりどちらも無言でひとことも会話も交わさなかったことを今でもおぼえています。

 短い旅行ゆえ行くことのできなかった西コークの地域は、多くのアイリッシュに親しまれている場所なので、次回は自動車免許を手に入れて(現在無免許・・・)レンタカーでゆったりまわってみたいです!


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.7/留学に向けて」

2006-03-30 04:27:57 | Yukko’s LifeInDublin
 正直、いつ留学をしよう! と心に決めたのは覚えていないのですが、3年前にダブリンに旅行で4日間訪れたときに、漠然と「ここに住んでみたいなぁ」と感じたのを覚えています。

 そうです、私の留学の目的はそもそも英語を学びたいということではなかったのです。アイルランドそのものに興味をもち、人々とコミュニケーションできるようになりたい、という心から英語を学ぶ情熱へつながっていきました。

 小学生のときから大学生まで英語は常に学んでいましたが、決して密接なものではありませんでした。普段の生活で使う必要のない英語に対して、ただ「勉強」する意識しかなく、英語力を身につけることへの強い願望や楽しみはありませんでした。

 しかし、姉の影響で中学生時代から洋楽に興味をもち、洋画鑑賞を楽しむようになり、学生ではなくなったあとになってから特に、英語を理解できたらどれだけ今よりそれらを楽しむことができるだろうか、と思うようになってから、改めて英語を学ぶことへ気持ちが向けられたわけです。

 つまり、語学留学をするのに明確な理由が必要とは限らないのです。もちろん明確な理由があれば、なおさら留学が意味のあるものになります。

 たとえば大学在学中に交換留学などではなく、1年休学して世界へ飛び出してみるのもいいですし、社会に出てから転職を考えて、次の仕事を始める前に休暇の気持ちで留学するのも良いかもしれません。

 必要なのは留学先でその文化に触れながらどう楽しむか、英語の会話力を上達させたければどのように英語を話す機会を作るか、という留学前よりもその後の生活態度が最も大事なのではないでしょうか。

 1年間留学するとなると、留学費用もかなりかかります。人によって支払う金額は異なりますが、私の場合は総額で300万円程かかったのではないかと思います。

 確かな決意がなければ貯められる金額ではありませんので、留学を決めた時から資金を貯めるまでに、自然と一人で留学することへの心の準備もできました。

 留学する1年前になり、いよいよ具体的に語学学校を選びはじめました。英語がほとんど話せず、学校の申込みすら自分でできなかったので、アイルランド留学センターで何度かカウンセリングを受けさせていただいたあと、学校への申込みも依頼しました。

 最後にアイルランドでの留学を終え、持っていくと便利だと感じたものをあげてみます。

・防水のフード付きジャケット
(傘を差すほどではない通り雨が多いため)
・カイロ
(海外では手に入りにくく、アイルランド内だけではなく、より寒い国へ行く機会があった場合に重宝します)
・マスク
(これも海外で見かけず、風邪の予防や風邪を引いたあとに利用すると治りやすいため)
・日本からの小さなおみやげ
(ホストファミリー以外にも仲良くなった友人にあげるととても喜ばれます、20個程度あると良いかも)
・日本文化や歴史に関する本
(日本についての知識があまりない、という方には説明する際に便利かもしれません。よく授業で各国の歴史や文化について触れる機会が多く、歴史に弱い私は詳しい説明ができなかったので…)
・シャープペンシルの芯
(ペンよりもシャーペンを多く利用する方はたくさん持っていってください。アイルランドで買うととても高いです!)
・電子辞書
(覚えたい言葉に対しては本の辞書を引く方が忘れにくいですが、外出時常に持ち<歩け、会話中にさっと引けるのでやっぱり便利です)
・携帯ラジオ
(毎朝ラジオで流れるニュースを決まった時間集中して聞くと、リスニング力の向上につながります! ※ワールドバンドに対応したものを購入してください)
・耳を隠せる帽子と手袋
(風の冷たい冬のアイルランドではこれを身に着けているのといないのとでは段違いです)
・斜めがけのできるショルダーバッグ
(安全な国とは言われていますが、人の混み合う場所でのスリによる被害の防止や、学校へ行く際のかばんとしてもあると安心)
・ルームシューズ
(スリッパ式のもの何でも良いと思います)

 実際に、もうすぐ留学を控えている方にもぜひ参考にしていただけたらうれしいです♪


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.6/ハウスシェアリング」

2006-03-02 04:19:41 | Yukko’s LifeInDublin
 8月から現在に至るまで、学校から徒歩20分離れた場所でハウスシェアリングをしています。ここではアイルランド人の大家さんSheelaghと、韓国人の女の子の3人でひとつの家を共有(シェア)しています。現在の家に引っ越したのは、当時この家に住んでいた友人のAngela(今の子とは別の韓国人)が私を大家さんに紹介してくれたのがきっかけでした。彼女は「独り暮らしをするには寂しいから…」という理由からハウスシェアリングを始めたそうです。

Sheelaghご自慢のサンルーム
(リモコンで屋根のブラインドを開けられます!)
3人集まるとさすがに混雑します。
ダイニング
シッティング(リビング)ルーム
 通常、一軒屋でのハウスシェアリングは4人以上で共有する場合が多いようですが、私の家は大家さんが同居しているということと、彼女が大人数でのシェアリングを好まないことから、たった3人で、4LDK+サンルームのあるとても良い条件の家でゆったりと暮らしています。

 家賃は約5万円で、電気代が冬場は暖房を使う為、月約5000円程度ですが、すべて月に一度大家さんに手渡し、簡単な領収書をくれるだけの、とっても楽なシステムです。

 フラットに住んでいた際は大家さんが月に家賃の回収に来るため、毎月アポイントを取って家にいなければならなかったのと、電気代の支払いを直接電力会社へしなければなかったり、更に部屋を借りる際に、長い文書付きの契約書にサインをしなければいけない、などの手間がありました。

 ほぼ家族同士のように暮らしていた親友との生活とはもちろん異なり、大家さんと暮らすことは引っ越し当初、特に緊張しました。もともとある家のルールに従わなければ、と考えたり、何よりも、彼女とうまくやっていけるかどうか? というのが一番の課題でした。

 そんな緊張をほぐしてくれたのは大家さん自身でした。
 彼女は明るく、たくさんの趣味を持っていて、比較的おとなしめ(?)な私に積極的に声をかけてきてくれました。自炊しながらアイルランド人と生活をする、というのは英語を学んでいる現在の私にとって理想の生活そのものです。ホストファミリーと生活していた時以上に会話相手になってくれる彼女によって、英語を話すことに対する大きな自信が育ち、人とのコミュニケーションの仕方そのものも変えてくれました。

 友人を招待するときには事前に伝えなければいけないことや、大家さんこだわりの家具に気を使わなければいけない(笑)など、少々一般のシェアリングハウスよりルールが多いことは確かですが、それでも十分快適に生活していますし、何より私と彼女との関係がうまくいっていることが、一番の住み心地の良さにつながっているのだと思います。

 自分にとってパーフェクトな相性のハウスメイトと暮らせることが理想なのかもしれませんが、残念ながらそれは難しいことのように思います。お互いの悪い点と良い点を見ながら、注意し合うところと、妥協する部分のバランスで共同生活がなりたっているのだと感じました。

 日本ではまだまだ流行っていないハウスシェアリングですが、他の国の人たちと比べて、日本人はプライベートな場所を確保することがとても重要なようです。その点から他人と生活するのはどうなんだろう? と疑問に思うかもしれません。私自身も、同居人から良い刺激を受け、充実した生活を送ることができるとは想像していませんでした。

 まったく違う生活を送るもの同士、お互いの生活について語り合ったり、たまには食事を一緒に作ったり、作ってもらったり、私には独り暮らしよりも魅力的な生活だと感じます。常に自立していながら、誰かと一緒にいられるのですから。

 もし日本でも海外の人と生活ができる機会があるのならば、留学せずに他国の人々とコミュニケーションできる良いチャンスかもしれませんね!


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.5/フラットシェアリング withDavid」

2006-02-16 01:50:32 | Yukko’s LifeInDublin
 留学前にほんの少し、心の隅にあったハウスシェアリング(※ひとつの家やアパートを数人でシェアする賃貸形式。家賃も割るので経済的)生活でしたが、実際に経験するとは想像していませんでした。

 4月末に突然ホストファミリーから、5月末に滞在先を変えないといけないことを告げられたとき、正直頭が真っ白でした。別のホームステイ先を学校に探してもらうか、クリスマス休暇中にホームステイできない場合のことを考えて、ハウスシェアリング先を自分で探すか悩んでいました。

 もちろん滞在先を何度も変えるのは不便ですから、ハウスシェアリングをしたい気持ちの方が強かったのですが、3週間という限られた時間のなど、英会話に自信のなかった私にとって、それはそれは大変な作業だと想像していました。

約3ヶ月間住んだフラット
はりきって料理中♪
のり巻き作ってあげました!
 授業にも集中できず元気のない私に気づき、声をかけてきてくれたのは当時同じクラスメイトだったDavidでした。事情を話したところ、「なんだ、そんなこと!? 僕もシェアリング生活しようと考えてたんだよ。じゃあ一緒に住むところ探すか!」なんてあっさりと言われたのです。

 そこから一緒にインターネット上で募集している部屋を探し、2軒のフラットを下見した後、そのうちの1軒で、学校から徒歩3分のフラットに5月末から住み始めました。

 決して新しいとは言えないそのフラットに足らないものをいくつか大家さんに新しく加えてもらう必要がありました。大きな窓に付けるカーテン、リビングルームのための明るい照明などなど。聞き取りの得意なDavidは私の代わりにほとんど大家さんとの交渉を買って出てくれました。

 学校・スーパーマーケットにも近く、便利な場所ではあったのですが、問題は洗濯機がないことでした。

 初めてのシェアリング生活、しかもドイツ出身の20歳の男の子と! どうなるものかと思いましたが、彼との生活は幸運にも相性が最高でした。

 たとえば、食器洗いの作業が嫌いな彼の代わりに私はそれをすすんでやり、買い物のあとの食材をしまう作業が嫌いな私の代わりに、彼はむしろ好きだと言ってやってくれていました(笑)。

 それから料理はだんだん交代でやるようになり…と言っても、ちゃんとしたものは週末に限られてましたが、彼はお米が大好きなので、私は炊き込みご飯やお味噌汁などを作り、彼はイタリア人なのでイタリア料理や、たまにメキシカン系も作ってました。

 どちらも辛いものが大好きなところ、栄養に気を使う健康志向なところも、食べ物の好みのも似ていたので、お互いの国の文化や生活スタイルの違いには一切困ったことがありませんでした。

 スーパーマーケットとランドリーは、向かい合ってすぐそばにあったので、日曜日に買い物と洗濯に行っていました。やんちゃで子供っぽいところがある半面、女の子には重いものは持たせない! というジェントルな精神もある彼は、常に重いものを全て持ってくれました。

 彼と生活している間は勉強するにも、食事をするときも、どこかにでかけるにもいつも一緒にいたので、短い期間にも関わらず、彼は私にとって最高の存在になりました。頼もしくていつも笑わせてくれ、そして友達以上になんでも話せる、弟のような存在です。

 そして8月上旬、留学費用の関係で彼はドイツに帰らなければなりませんでした。他のルームメイトを探し、同じフラットに住み続けることも考えましたが、結局、より条件の良いシェアリングハウスに住めることになったので、彼がダブリンを去る日に引っ越すことにしました。

 日本ではまだ主流ではないハウスシェアリング生活ですが、特に国籍の違うルームメイトと暮らすことは、一人暮らしよりも数倍も楽しいのではないでしょうか。もちろんお互いの相性や習慣の違いから、良いことばかりとは言えませんが、他人と生活を分かち合うというのも、これまたたくさんの発見がありました。

 私は最高のルームメイトに出会い本当にラッキー!

 8月以降のシェアリング生活についてはまた別の回にて☆


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.4/語学学校に行こう!-Part 2-」

2006-02-09 06:33:15 | Yukko’s LifeInDublin
 特に日本で英会話学校に通ったり、外国人の友人がいなかった私にとって、英語だけで過ごす世界に突然飛び込むことはとても勇気のいることでしたが、語学を学んだ後に得られるものはとても大きく、私の語学留学生活は充実感でいっぱいです。

自宅でのパーティにて
クラスメイトと教室にて
イタリア人Giovannaの家にて
 語学学校に通う毎日は今までの日本の生活とは違い、非日常的なものでした。クラスではたくさんの国籍の人々に当たり前のように出会い、コミュニケーションすることができるのです。

 私は、はじめのPre-intermediate(初・中級)クラスで一緒に学んでいた20歳のドイツ生まれ、ドイツ育ちのイタリア人Davidと、25歳の韓国人Angelaと仲良しになり、金曜日はパブへよく一緒に飲みに行っていました。

 また、週末はダブリンの博物館・美術館、公園、映画館に行くなどして過ごしました。バンクホリデーのある週には1泊2日の国内旅行にもでかけたこともあります。

 私たち3人が仲良くなったきっかけは「他の国の友達と積極的に付き合いたい、英語を常に使い続けていたい」という、同じ目標を持っていることでした。それらの目標は語学留学生の誰の心にもあるかのように思えますが、実際そうではないようです。同じ国同士の人々と行動しがちな他の生徒たちの中で、そんな私たちは自然と仲良くなりました。

 留学してからはじめの2ヶ月間は英語が理解できない・自由に話せないことが大きなストレスでした。日本にいるときにできていた、簡単なことができないという悔しさを味わった時期は本当に辛かったですが、同時に英語への上達にもつながりました。

 特に仲の良い友達ができたことは何よりもありがたいことでした。いつでも会話できる相手がそばにいるからです。Davidとはお互いのホストファミリーの家が近いこともあり、放課後もよく一緒に過ごし、使える言葉を最大限に利用し、たくさん会話したものです。

学校内の設備のひとつのリスニングルームにもよく通っていました。リスニングは聞き取り能力を育てるだけではなく会話にも影響がありました。自分の英語にある程度自信を持ち、間違いを恐れず積極的に会話できるようになるには半年かかりました。

 これまで私は6月末・9月の中旬・12月中旬にクラスを変えました。通常同じクラスにい続ける場合、レベルが変わる際のテストはありませんが、自らレベルを変える為にはテストが必要です。1回目はレベルを上げる為クラスを変え、2回目はケンブリッジ検定試験コースに入り、試験後一般コースに戻りました。

 一般コースと試験コースは大きく違います。一般コースでは文法と会話中心の2クラスを受けます。会話のクラスでは一般的に会話で使われている表現を学べること、それぞれの生徒たちの国の文化や社会について話し合えることが一番の利点です。そして何より会話を楽しむことを教えてくれる場所でもあります。

 ケンブリッジ検定試験はReading(読む)、Writing(書く)、Listening(聴く)、Speaking(話す)、Use of English(文法・イディオム)の5つのテストがあります。授業もそれに基づいて行われます。3週間に一度練習テストもありました。
 
 生徒の国籍はさまざまですが、私の学校の場合、日本人が同じクラスにいる割合は低いとはいえませんでした(※1)。しかしここに来て感じたことは、英語を学ことに対する強い意思があれば、色んな国の友人を作ることも、英語を常に話し続けることも、環境ではなく、自分次第でかなえられることを学びました。

 先生は、ほとんどアイリッシュで、親切かつていねいに教えてくれます。何人かの先生とは週末にパブに飲みに行ったり、友人と開いたパーティに参加してもらったこともありました。

 昨年12月にケンブリッジ検定試験を受けた後、再び一般コースに戻り、現在はPre-advanced(初・上級)クラスにいます。語学学校は英語だけではなく、予期していないたくさんのものを得られる場所です。私にとっての語学学校生活は今までの人生で一番の宝物です。

 実際、長い期間にわたり留学できるチャンスは少ないと思いますが、短い期間でもぜひ一度は皆さんに体験してもらいたいです。国籍の壁のない世界がぎゅっとつめこまれた場所です。


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.3/語学学校に行こう!-Part 1-」

2006-02-02 03:26:20 | Yukko’s LifeInDublin
 私の通う学校はダブリン郊外の閑静な住宅街にあります。
 9月から12月までの3ヶ月間はケンブリッジ検定受験コースに参加しましたが、それ以外の期間は一般コース(週20時間)を受講しています。

 まずは一例ではありますが私の学校について、語学留学を考えていらっしゃる方に参考にしていただけるようなものを項目にしてみました!

教室
レセプション
校内の庭
<授業形態>
 文法中心の授業と会話中心の授業が各2時間あり、先生はそれぞれ異なります。
 宿題は基本的に多くありません。
 会話のクラスでは何かテーマを先生が提示し、それについてグループやクラス全体で話し合います。もちろん率先して参加することがとても大事です!

<人数>
 1クラス最大14名までです。現在の私のクラスは7人です。

<レベル>
Elementary(初級)
Pre-intermediate(初・中級)
Intermediate(中級)
Upper-intermediate(上・中級)
Pre-advanced(初・上級)
Advanced(上級)

 登校日初日に筆記テストと、簡単な質問に受け答えする会話テストによってどこのクラスに入るか決められます。私の学校は大規模ではありませんが、使われているテキストブックが、Pre-advanced(初・上級)以外上記のレベルに分かれているので他の学校もほぼ同じではないかと思われます。更に中級の3レベルは一番生徒数が多い部分なので1レベルに複数のクラスが存在する場合がほとんどです。

 そしてテキストブックが12項目あり、1項目1週間で進められていくので、1レベルを学ぶのに約3ヶ月を要します。レベル間でのテストは特にありません。

<受講コース>
 一般コース・各種試験準備コース・少人数レッスンコース・個人レッスンコース・ビジネスコース
 試験準備コースについては入門テストが必要なものもあります。

<主な設備>
・PCルーム
 インターネットを利用でき、全てのPCが日本語対応です。

・リスニングルーム
 レベルに応じて英語を学ぶ為のテープが多数あり、聞き取り能力の訓練だけではなく会話・発音を助けるものから、物語、TOEICやケンブリッジ検定の試験対応のものまであります。

・カフェテリア
 授業の合間の休憩時間・昼食時に利用します。ここで他のクラスの生徒達と出会い、コミュニケーションできます。

<学校企画のアクティビティ>
 週に2~3回、午後の14時から約2~3時間のアクティビティが企画され、参加料のかかるものもあれば無料のものもあり、自由に参加できます。

 新入生のためのダブリンの中心地観光・美術館や博物館見学・夜企画アイリッシュパブ・週末企画の1泊2日ゴールウェイ旅行など、さまざまなアクティビティがあります。

<生徒の国籍>
イタリア・ウクライナ・韓国・スイス・スペイン・スロバキア・中国・チェコ・ドイツ・日本・ブラジル・フランス・ロシア

 その中でも私の学校はイタリア人・韓国人・日本人・スペイン人が生徒数の割合として上位に挙げられます。私の知っている範囲なので、他の国籍の生徒ももちろんいることがあります。

 次回はこの学校で実際私がどのような生活を送っているかについてお話します☆


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Yukko’s Life In Dublin「Vol.2/ホストファミリーとの生活」

2006-01-26 08:36:40 | Yukko’s LifeInDublin
 これは留学しないと経験できない貴重な体験の1つだと思います。

私が利用した部屋
部屋から見た空
 私の場合は4月から5月末までの2ヶ月足らずでしたが、大きなショッピングセンターがあったりLUAS(路面電車)の駅がある、買い物にも交通にも便利なダブリン郊外のダンドラムという町のホストファミリー宅に滞在しました。

 今まで家族以外と生活をしたことがなく、英語力の乏しかった私にとって、はじめは緊張と「他人の家に居候する」という感覚から、居心地の悪さを感じましたが、1週間後にはその環境にも慣れ、快適に過ごすことができました。

 もちろん宿泊費と食費を払って滞在するのですから、そんな気持ちになる必要はないのですが、私と同じように感じる方も多いのではないかと思います。

 私の家はホストマザーとファザーのみで、彼らの子供たちは自立し、別の場所で生活していました。子供たちが家を出た後、ホストファミリーとして生徒たちを受け入れはじめ、私はその10人目ということですっかり彼らはその生活に慣れているようでした。

 いわゆる「アイルランドの典型的な生活」を送る二人は、ゴルフとテレビが大好きですが(笑)、通学初日は車で学校まで送ってくれたり、学校から帰った後、夕食後は決まって会話をする時間を作って積極的に声をかけてきてくれました。

 朝食は基本的に自分自身で用意し済ませていました。これはどこの家も大体同じようです。トーストとコーンフレークといったシンプルなものです。

 夕食はホストマザーの手作り料理を毎日いただいてました。
 肉料理か魚料理に温野菜が添えられたものが基本で、アイリッシュシチューやブラックプディング・ホワイトプディングという伝統料理も出ました。

 そして毎食後に出るのが甘~いデザート。ケーキ・アイスクリーム・手作りスコーンなどなど。ボリュームたっぷりのメイン料理の後のデザートには、お腹いっぱいになり手が付けられないこともありました。

 彼女は料理がとても上手だったので「今日のディナーは何かな♪」といつも楽しみにしてたのを覚えています。

 ホストファミリーの家に滞在して良いと思った点は
  • アイルランド人の生活を垣間見れた
  • アイルランド人とコミュニケーションができた
  • 炊事、洗濯、掃除など全てファミリーがしてくれた
その一方で問題点となったのは
  • ホストファミリーとの会話時間が十分ではなかった
  • 入浴時間や食事時間が決まっていた
  • 炊事、洗濯が自分で出来なかった
などが挙げられると思います。

 これはあくまで私のホームステイ生活の場合です。

 どういうことかというと、何人かのホームステイ先の話を聞いて思ったことは「それぞれの家族で規則や生活が大きく異なる」ということです。私のファミリーは比較的良い家族だったと思います。

 7月末までの滞在予定だったところ、急遽ファミリーの都合で家を2ヶ月足らずで移らなければならなくなってしまい、良い関係を築き上げる手前で引っ越してしまったため、それだけが残念でした。

 聞いた話では、ある家族はほとんどの時間家にいないため、一切会話時間がなかったり、食事が冷凍食品だったり、たくさんの時間制限があった、というケースも耳にします。ですが、もし不満足な家族の家に当たった場合、学校ですぐに変更の手配をしてくれるようです。

 一方、友達をいつ呼んでも平気だったり、食事や入浴時間の制限がなかったり、炊事も自由に出来る家庭もあるそうです。

 ホームステイ生活をした結果、「体験してみることに越したことはない!」というのが率直な私の感想でした。

 この特別な生活を経験することで期待以上に何かを得られることは間違いありません☆


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