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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「ブラックロック・マーケット」

2012-11-19 16:14:23 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 10月半ばすぎの日曜日、ひさしぶりにブラックロック・マーケットに出かけました。
 秋晴れの、見事な青空のもと、売るひとも、そぞろ歩くひとも、なんだか幸せそうで、マーケットはいつにも増して平和な空気がただよっていました。

ね、この青空。マーケットのなかには、シン・リジィの「ウィスキー・イン・ザ・ジャー」が流れていました。
 数年前にもぶらっと寄ってみたのですが、そのときともまたお店のラインアップが変わっています。

 期待していたのは、紙袋につめられた毛糸と編み棒のセット。前に来たときに買いそびれたギフト仕様のすてきなつめあわせで、毛糸も手染めで色も多種。
 しかし、そのクラフトショップは今、床屋さんになっていました。がっくり。

 マーケットの様相は、おおむね以前のままです。
 90年代半ばにブラックロックに住んでいたことがあり、当時は毎週末マーケットに通っていました。

 アンティークが中心で、古本もたくさん。いちばん奥まったところにある建物の一部はインド食材屋になっていて、ちょっとロンドン風。
 
 ビーズのアクセサリーを売ってるお店で、青を基調にしたネックレスを見つけ、値段を聞いたらなんと2ユーロ。うそでしょ、材料代にもならないじゃない。と、5ユーロ(もう少しはずんでもよかったな)渡したら、えらく喜ばれてかえって恐縮。

 本屋さんでは、20年前に出版されたアイルランドのマナーハウスを紹介するガイドブックを買いました。紹介されている場所のいくつかは、もう公開していなかったりするので、ガイドブックとしては役にたちませんけれど、個々の歴史的背景の記述が楽しく、レシピもついているので読み物としてはとても興味深い1冊です。

 マーケットを出て、人気の少ない町をぶら~っと歩いていたら、わりあいと大きな本屋さんを発見。

 新しい本と古本の両方が置かれ、数も相当あります。
 探していた、きのこの図鑑を見つけて超ラッキー。きのこについての単発レクチャーを受けたばかりで、アイルランドのきのこ事情をもっと知りたいと思っていたところでしたので。
 きのこの話は、またいずれあらためて。

 ダンレアリのファーマーズマーケットにも”はしご”できますし、ダブリンに滞在されるなら、日曜日はDARTに乗って、ブラックロック~ダンレアリの1日(あるいは半日)観光、おすすめです。


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