アイルランド生活ブログ - 生活・料理・留学の情報満載 -

アイルランド在住者(精通者)によるアイルランド生活の情報を発信中!!

松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「燻製の塩」

2009-09-28 01:19:24 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 アイルランドの食材というわけではないのですが、この夏に、アイルランドの食材屋で見つけたもので、へぇ!と驚いたのが、スモークド・ソルト。薫煙した塩です。

スモークしたシーソルト。箱をあけると燻製の匂いが、ふわっとあふれます。
 愛用しているイギリスの塩、マルドンの製品で、ふつうのは緑色っぽいパッケージなのに、それは茶色っぽいパッケージ。何がちがうの?と、よく見たら「スモークド」と書いてあるじゃないですか。

 へ?塩の燻製??
 すぐには買えませんでした。どういうときに使うの?と、誰しも思いますよね。

 そしたら、テレビの料理番組で、けっこう使われ始めていました。あ、イギリスの番組ですが。

 「魚料理に、すごく便利」というコメントが、説得力あって、つい買ってしまいました。

 箱をあけただけで、ぷーんと燻製の匂いがします。塩も、いつものマルドンより赤っぽい。

 日本にも持ち帰りました。
 きっと、東京のことだ。みんな知ってるんだろうなって思ったら。
友人の、おいしいものなら何でも知っている料理研究家が「えー知らない!」と言ったときは、むしろびっくり。

 でも、嬉しかったわ。彼女が知らない食材を、わたしが知ってるって、滅多にないことなので。

 実はまだ、食卓には登場していません。
 ほとんど儀式のように「うわ~これに、ぴったり!」という瞬間を持ちたいので。

 たぶん、ゆでたまごは、いいんじゃないかな。
 むかーし、友人たちとよく山へキャンプに行ったのですが、ふもとの河原で燻製づくりに凝ったことがありました。

 でっかいダンボールの箱の中でつくるの。
 底で、東急ハンズで買った桜のウッドチップスを炊きます。

 箱の上の方にラックをしつらえて、釣ったばかりのニジマスやら、チーズやらを燻製にしました。

 すごくいろいろなもの(タラコとか)を試したのですが、意外な掘り出し物は、ゆでたまご。

 燻製にした、ゆでたまごのおいしいことといったら!
 なので、この燻製の塩、ゆでたまごにかけたら絶対においしいと思う。
ま、そのためにだけ買うには、ちとお高いので、もう少し「うわ~」と感動できる素材を探したいと思っています。
 
 ただいま、東京におります。
 なんせ、アイルランドのフィドルの大先生、マーティン・ヘイズが来日するのです。

 それも、わが町、吉祥寺にまでお越しになるなんて。
 大先生のコンサートのプレ・イベントで、名古屋・長久手で料理教室をさせていただくことになっています。そしたら、同じ会場で、大先生のコンサートの当日にワークショップがあると知り、さっそく申し込んでしまいました。

 アイルランドでも彼は、夏は各地で開かれるサマースクールで講師をつとめています。

 でも、なかなか敷居も高いし、予定も合わなかったのですが、日本で実現するとは!

 こちらでの暮らしも、それなりに楽しんでいる今日この頃です。


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DUBLIN NOW「Vol.18/Skerries トラディショナル・ミュージック・フェス」

2009-09-25 20:32:15 | DUBLIN NOW
 前回に引き続き、アイルランドのミュージック・フェスティバルについてレポートします。

Skerriesの風車。
カフェでのランチタイム・コンサート。
 毎年5月半ばの週末に、ダブリン郊外、Skerries(スケリーズ)と呼ばれる町で、トラディショナル・ミュージックのフェスティバルがあります。

 Skerriesは海沿いのかわいらしい町。町には昔、製粉に使われていた2台の風車が残っていて、風車は現在カフェやショップとして利用されています。ダブリンのシティセンターからはDARTと呼ばれる電車で行けます。

 残念ながら今年は行けなかったので、去年の体験から。

 去年はモーラとヘザーという二人のフィドル(バイオリン)を弾く友達と行きました。モーラと私のお目当ては、ゴールウェイ出身のブリーダ・ケビルのワークショップ。

 ブリーダの演奏は、その年の1月にあったテンプルバー・トラディショナル・ミュージック・フェスティバルのコンサートで、お姉さんのクレア(コンサーティーナ)と弾いているのを聞いたのだけど、年明け早々恋に落ちる演奏でした(大げさー)。

 ツーリストが多く、プロのミュージシャンも多いダブリンでは、速くてノリのいい華やかな演奏が多いのだけど、ややショーアップ、バンド化されすぎている気がしなくもありません。

 ブリーダのフィドルはとてもステディで、決して前に走らずとても落ち着いたペース。ごまかしのないしっかりとしたトーンが、とても心にしみました。

 ワークショップは土曜日の朝から。クラスはフィドルの他、ティンホイッスル、フルート、コンサーティーナ、アコーディオン、ハープなどがありました。

 人数の多いフィドルクラスは、まずグレーディングと呼ばれるクラス分け試験(!)があります。

 試験といっても、知っている曲をちょこっと弾くだけ(みんなの前で弾くので、これがすごく緊張するのだけど)。先生たちが「じゃああなたはこのクラスね」と割り振ってくれます。

 が、モーラは「私はブリーダのクラスに来たのだから、グレーディングには行かないっ!」とてこでも動かない様子。(ヘザーと私はちゃんとグレーディング受けました)

 そんなモーラに「好きなクラスに行くのは当然よ~」とブリーダも超ウェルカムでした。

 ワークショップは先生によっていろいろやり方の違いはあるけれど、ある程度のレベルになると耳から曲を覚えます。先生が弾いたフレーズを生徒たちがリピートして繋げて1曲仕上げていく感じ。

 最終的には皆、セッションやレコーディングなどから曲を覚えていくので、曲(チューン)を耳から拾っていくスキルはトラッドでは不可欠です。そんなわけで楽譜が読めない人も結構多いです。

 「どんな曲がやりたい?」というブリーダの質問に、せっかくなのでブリーダの出身地、ゴールウェイの曲が習いたい!ということになりました。

 地方によって曲のスタイルが違うのは、またアイリッシュ・トラッドの奥の深いところ。

 特に全国区でポピュラーなフィドルは、それこそ地方や個人でスタイルの違いが顕著です。自分が好きなスタイル、地方の曲を探るのも、またトラッドの魅力です。

 ブリーダはまだ20代くらいの若い女の子なのだけど、すごく気さくでフレンドリー。ファッションもいつもカラフルですごくカワイイ♪

 午後はLearner(学習者、生徒)のみなさんにセッションに慣れてもらおう!という企画。セッションとはつまりパブや家などみんなで曲を弾く集まりのこと。みんなで曲をシェアするからアイリッシュ・ミュージックは楽しい♪

 それぞれのセッション経験に応じて先生たちがセッションをオーガナイズしてくれました。

 その後はレクチャー形式で、古いレコーディングをみんなで聞いたり、チャーリー&ベン・レノン兄弟のお話と演奏を聴きました。

 レノン一家はレイトリム県出身の超有名音楽一家。チャーリーは何曲も名曲を作曲しています。まさにLiving Legend(生きる伝説)、ありがたいことです~。

 夜は町のパブでセッション。でも1日ワークショップを受けると、その頃にはもうクタクタに・・・

* * *

 日曜日。快晴!

 日曜日は毎年スケリーズ・ミル(風車)のカフェで、ランチタイム・コンサートがあります。

 トラッド・ミュージックというと、たいてい夜で、パブで(=賑やかでお酒が入るということ!?)なのだけど、カフェでのランチタイム・コンサートはのんびりとした雰囲気。子連れのファミリーも多いです。

 CCE(アイルランド文化振興団体)日本ブランチの立ち上げに貢献されたメアリー&トニー夫妻にもお会いしました。息子のマークも大きくなったっ!

 コンサートはまず地元の子どもたちのミュージック・グループの演奏。地域に根ざす音楽活動もさかんです。それからワークショップの先生たちの演奏。太陽の光の下で聞くトラッドも、和やかでとても心地いいです。

 ホイッスルのメアリー・バーギンはとても温和な感じの上品なレディ。演奏にもそれが現れています。「毎年いろんな音楽フェスティバルがあるけれど、Skerriesのフェスティバルは毎年とても雰囲気のいいフェスティバルの一つです」ということでした。

 先生たち全員で弾いた後は、それぞれデュオやトリオで演奏。

 マイケル・ルーニー(ハープ)とジューン・マコーマック(フルート)夫妻の演奏はとても優しく癒されました。一方、ジェシー(フィドル)とコルム・ギャノン(アコーディオン)は男らしい力強いデュオ。

 ブリーダは同じゴールウェイ出身のコーマック(イーリアン・パイプ、ホイッスル)と演奏。ブリーダはシャーン・ノースと呼ばれる古いスタイルの歌も歌うのだけど、歌もとても上手、聞き入ってしまいます。

 (ちなみにブリーダとコーマックは、アラン島のダラ司祭さんのウェディングで演奏をしてくれたこともありました!)

 コンサートの後は、スケリーズの海岸をぶらぶらとお散歩。天気がいいのでとてもすがすがしい!

 いい音楽と素敵な景色。なんだかとてもトクした気分になった週末でした。


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「二日酔い」

2009-09-14 19:09:01 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 わりと早いうちに覚えた単語が、HANG OVER、そう二日酔い、です。

飲みすぎた次の日につくるのは、蕎麦サラダ。冷蔵庫にある菜っ葉系をばさっとトッピングに。ルッコラやクレソンなど、香りの強い葉っぱはなんでも合います。昆布だしをきかせた自家製即席めんつゆは濃い目で、それにゴマ油か、なければオリーブオイルをさっとかけて、ライムかレモンをぎゅっと絞ります。スカリオン(コネギ、アサツキ、チャイブでオッケー。新玉ねぎのスライスもグー)と、もみ海苔は欠かせません。わさびか、ゆず胡椒があれば、ばっちりです。ないときは、グリーン・タバスコなどさっぱり系の辛味をたっぷりふりかけて、二日酔いを追い出します。そうだ、アイルランドにいるときに常備しているサラダ用菜っ葉は、ダンレアリのファーマーズマーケットに出店しているオーガニックファームのものです。
 最近はもう、そんな愚かな飲み方は、あまりしなくなりましたが、友人たちとパブに繰り出した日は危険です。ラウンドといって、順番にごちそうするのがアイルランド流。

 たとえば4人で飲みに行くと、まず最初に誰かが4人分の飲み物を買います。

 で、次は「オッケー、わたしのTURNね」と4人分の飲み物を買う・・という繰り返しで。ですから、4人で飲みに行くということは、最初にパイントをたのんじゃうと4パイント飲むことに・・

 途中から「あ、グラス(ハーフ・パイント)でいいよ」といっても後の祭り。あ~GO ON !とかいわれて、ずっとパイントを飲み続けることになっちゃうんですよね~。

 おまけに、ラストオーダーの時間を知らせる、店の照明の点滅が始まると、わが悪友たちは、いきなり2パイントずつオーダーするんだな。これは、ローカル(地元)の、よく知ってるパブでないと、お行儀の悪い行為として、バーマンに嫌がられます。

 ま、たまに「嫌われてもいいや」って、知らない店で意地汚くオーダーすることもありますが。

 地元のパブに繰り出す4人は、レギュラーメンバー。

 マークの高校時代からの友人ギャリーとジャスティン、マークとわたしです。

 ギャリーは、ブックメーカー(賭け屋)でインターネット・ベティングを担当、ジャスティンはレーシングポスト(UKのメジャー競馬新聞)のジャーナリストという、もろ競馬オタクたち。

 彼らにまざるのは面白い、面白い。

 特に、大きなレースを控えた夜の会話ははずみまくり、パブのオーナーも加わって、あーでもない、こーでもないが続いて、酒も進みます。

 こういうときに、じっくり飲むのは、やはりギネス。

 しかし、避けなければならないのは、夕飯とともに赤ワインを飲んだとき。

 赤ワインとギネスは、必ずや二日酔いをもたらします。わたしにとってはジンクスなの。

 誰かが、ワインが先でギネス(ビール)が後なら大丈夫、とか、根拠のないこと言ってたけど(あったのかな)順番は関係なかった気がするなー

 ワインとギネスをまぜたあとは、絶対に二日酔い。気をつけてくださいねー

 お酒が実は、それほど強くないマークは、わたしよりも頻繁に二日酔いで苦しみます。

「ボクはソシアル・ドリンカー」と自負している彼は、ひとりでもしっかりお酒を楽しむわたしのことを「危険だ」と心配しますが、わたしのお酒は必ず食べ物と連携なの。

 揚げ物ならビール、美しいパテならワイン、わかりやすすぎますね。

 うなぎにワインとかは?Anyway.

 ある日マークの仕事場(スタジオ)についていったとき、彼はそこそこの二日酔いで、でも仕事中(スタジオ内でのコメンテーティング)は仕事の緊張もあって問題なかったのに、終わった途端にダウン。

 気持ちわる~と床で寝そべってる彼でしたが、手伝えることもないので、

「わたし向かいのパブで待ってるね~」と、彼をひとりにしてあげたのでした。


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アイルランド・ハイスクール・ダイアリー「Vol.58/私のホストファミリー2」

2009-09-11 19:51:34 | アイルランド・ハイスクール・ダイアリー
 前回のさよちゃんに引き続き、今回はさっちゃんがファミリーについてレポしてくれます!

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

肉じゃがを作りました!
前回と今回のライターのさよちゃん(真ん中)とさっちゃん(左)。これはオフィスにて組体操・・・(笑)
 私は、ダブリンにあるSt.Andrew's Collegeに3年生の途中から編入して、約3年半過ごしてきました。その間に、自分の都合やホストの都合などでホストファミリーを3回移りました。そんなにホストファミリーが変わるのは稀だと思うのですが、3回も移ってきた中で気づかされた事は、やはり毎日一緒に生活する人たちとの関係は、一人で海外で生活するうえでとても重要であるということでした。3番目のホストファミリーはいい人たちでしたが、とても忙しい人たちで、なかなか家の中で会うことも少なく、寂しい思いをしていました。

 しかしそこでの生活によって、私は本当の家族の大切さを学ぶ事ができ、日本の家族のありがたさを身に染みて実感しました。

 最後にホストファミリーを移ったのは卒業の3ヶ月前だったのですが、そこで出会ったホストファミリーがとてもいい人たちで、たった3ヶ月のうちにとてもたくさんいい思い出をつくることができました。そこのホストファミリーは、お母さんのJuneとお父さんのBillyと二人暮しのお宅なのですが、Juneは明るく気さくなとってもいい人で、Billyは優しくて面白くて笑顔がかわいい、素敵なお父さんです。二人には孫が3人いて、よくベビーシッターをしているので

 ほぼ毎日孫たちがおうちに遊びにきていました。6歳のHollyと4歳のCollean、そして1歳のJackです。Juneは近所の子のDean(2歳)もほぼ毎日預かっていて、家の中はいつも大賑わいです。子供たちはみんなすぐに懐いてくれて、特にHollyとColleanとはよく遊んでいました。一緒にゲームをしたりお人形さんごっこをしたりパズルをしたりバレーを教えてもらったり、Billyとみんなで公園へ行って遊んだりしました。

 子供たちはすごく可愛いけど、やっぱり子供のパワーにはついていけずに最後にはバテていましたが、普段はまわりにそのぐらいの歳の子がいないので、いい思い出になったと思います!

 ここのおうちの人たちはオリエンタルフードが大好きで、私が来る前にステイしていた、中国人の女の子から教わった中華料理などを夕食によくだしてくれたり、タイカレーをつくってくれたり、毎日インターナショナルなディナーがでました。

 Juneは日本料理に挑戦した事がないと言ったので、ここは日本人代表の私がつくらないと!と思い、二人のために肉じゃが(二人はMickJaggerと呼んでいました。笑)をつくってあげたり、親子丼をつくってあげたりしたらとても喜んでくれました。

 Juneは、日本の「味」(みりん、酒、醤油など)が気に入ったようで、作ってあげた次の日から、ディナーにお肉が出る日はかならず(グレイビーソースの代わりに)そのソースで味付けするようになりました。

 また、日本から鰻の蒲焼と焼き鳥のたれを送ってもらい、お土産としてあげたらどっちもとても気に入って、(鰻はなかなか手に入らないので)鰻のたれと焼き鳥のたれを毎回アジアンマーケットで買ってきてお肉にかけたり、お魚にかけたりしていて、毎回ディナーが日本の味になっていました。

 また、二人は現地の料理のレシピなども教えてくれて、最近教わったのはBanoffiというバナナとトフィーのケーキとアイリッシュコーヒーの入れ方です。

 Banoffiはとても美味しかったので、日本に帰ったら家族に作ってあげたいなと思います。

 JuneとBillyはよくいろんなところに連れていってくれました。観光地であるGlenda Loughにつれていってくれたり、アイリッシュミュージックを聞きにパブにつれていってくれたり、イタリアンレストランや日本食料理屋さんに一緒にいったりしました。

 その中でも一番思い出に残っているのは、パブです。

 他の日本人の友達と、Billyの弟のAidersとみんなで行ったのですが、Aidersがベロベロに酔っ払い、そのせいか私の中でその日が一番アイリッシュらしい夜を過ごせたと感じました。笑

 パブの後みんなでカラオケにもいき、はじめての体験がたくさんでとても楽しい一日でした。

 おうちでも、みんなで映画を観たり、お料理を手伝ったり、Billyと一緒にガーデニングをしたり、ドライブにいったり3人で散歩にいったりと、毎日とても充実していました。

 この3ヶ月が、留学していた3年半の中で一番早く時間が過ぎた気がします。

 楽しい日々は早くすぎるものだなと思いました!短い期間だったけど、JuneやBilly、Hollyたちとすごせて本当に楽しかったです。

 いつかみんなに会いに、またアイルランドに戻ってきたいなと思います!!

 私にとってJuneとBillyは最高なアイルランドのお母さんとお父さんです。

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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「クスクス」

2009-09-07 18:11:46 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 8月17日の更新分でお知らせした、ハンガリー青年たちのまかなうデリが閉店してしまいました。

マークのこさえた煮込み。プラムとアプリコットがいい風味出してます。にんじんがダイナミックでしょ?
ラムを使うことが多いのですが、このときは鶏肉。豚でもいけます。
 ニューブリッジは不思議な町で、グルメが根づきません(苦笑)
 バブルがはじけたせいも、もちろんあるのですが、ケルティック・タイガーまっさかりの頃も、ダブリンとは、ちょいと異なる空気がありました。

 この町、オソロシク、コンサバなの。
ダブリンでなら、男の子も鮮やかなピンクやら、紫やら、平気で着られるけど、この町で着るのは勇気がいる。って、マークがいいます。

 まだアイルランドに上陸していないユニクロで買ったヴィヴィッドな色のポロシャツも、地元で着ないで旅先に持っていったり。

 確かに、この近所では、みんなまだフツーにトラックスーツ(ジョギングなどのときに着るような、ジャージ系)だしなー。

 これが、ゴールウエイとかになると、自由度増すし、こんなちっちゃな国ですけど、地域によって、人の意識が異なるのが面白いです。

 で、ニューブリッジの食の意識なんですが、これまたコンサバです。
 ファーマーズマーケットが、いい例で。いまだに結局、根づかないまま。
ふつう、マーケットで人気のオリーブやエスニックな食材は、まだまだ、この町では、遠い文化です。

 なのでハンガリー青年たちの果敢なる試みも、この町ではうまく成功をおさめられなかったようです。

 全粒粉のバゲット、おいしかったのになぁ。

 同じキルデアでも、隣町のネースはまた、ちょいとちがう意識があるの。
上流志向っていったら語弊があるかもしれないけど、少し、そんな感じ。
余裕があるので(金銭的にも、なのかな。同時に、知識や意識として)新しいものを受け入れられる。

 以前は、こういう違いが、がまんならなかった。
ニューブリッジには、文化がないっ!って、すごくいやだった時期もありました。
それがね、そこんとこが面白い。まだ分析できないの。なんで、この町の人々が、新鮮なオリーブや、おっ、これはほんもの?ってバゲットを楽しめないのか。

 きっと、こういう「些細」だけど本質的な疑問が、次々と出てくるからアイルランドに通い続けられるのでしょうね。

 それで、さてクスクス。
 日本で食べる機会がないままでしたが、アイルランドではすっかり一般的になりつつある食材で。

 どこで食べたのが最初だろう?

 ラムに合うので、ウチでは、すっかり常備食になりました。
ダイエット中のマークのお気に入り食材でもあるので。お腹に、どしん!とこないのがいいんだって。

 自己流のクスクスしか知らないので、ほんとは、どうなのか知らないままなのですが、わたしは好き。

 ガーリック&ハーブ入りや、このあいだ買った、干しマッシュルーム入りのは、ダシがきいてておいしかったし。

 ラムとトマトの煮込みには、クスクスがいちばん、もたれないコンビネーションです。

 ニューブリッジの人々には、いちばん遠い食材なのかな。
 地元のテスコでも売ってるけど、どんな人が食べてるのだろう??


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DUBLIN NOW「Vol.17/ハープ・フェスティバル」

2009-09-02 23:28:14 | DUBLIN NOW
 この夏アイルランドは変なお天気が続いています。

お屋敷に並んだハープたち。
お父さん、お母さんと熱心にハープを調べる若い未来のハーパー。
コンサート会場のビューリー・ハウス。
 アイルランドで雨というと通常シャワーと呼ばれる弱い雨で、それもちょっと待てば上がる程度。なのでひどくないし、すぐ止むしって、傘を持たない人も多いくらいです。

 でもこのところ雨が降ると突然どしゃ降り。しかもなかなか止みません。アイルランドらしくない。。。

 こういう雨を日本では「ゲリラ豪雨」って言うんだそうですね。先月は一晩で15日分くらいの大雨が降った日があり、海に近い方にすむ友人の家では、地下のキッチンとユーティリティールームが洪水を起こしたそうです。。。

 さてちょっと前だけど、お天気がぐずついているそんな7月上旬の話。

 ダブリンより北、ドロヘダ近郊にあるテルモンフェッキン(Termonfeckin)というところで行われたハープのフェスティバルに友達と行ってきました。

 ちなみにこのハープ・フェス、トラディショナル・ミュージックのフェスティバルでは最大のウィリー・クランシー・フェスティバル(@ミルタウン)とほぼ同時期ですが、ずいぶんと趣の違うものでした。

 ミルタウンは最大というだけあって、集まってくる人の数の多さも最大級。フィドルのクラスは30クラスくらいあるし、先生たちのリサイタルも余りの数の多さに千本ノック状態。

 パブでのセッションも席を確保するだけで一苦労。もはや晩ご飯を食べに行こうものなら席はもうあきらめましょう。

 全国、世界各国のアイリッシュ・ミュージック・ファンが一堂に会するフェスティバルとだけあって、その熱気や盛り上がりっぷりはものすごいパワーです。

 一方、テルモンフェッキンのハープ・フェス。

 村のちょっとはずれのお屋敷のようなのところで行われました。

 私たちが覗きに行ったフェスティバル初日の夕方には、お屋敷ではハープの展示会が行われていました。

 ありとあらゆるメーカーのハープ。小さなものから大きなアイリッシュ・ハープ、コンサート・ハープも。

 お父さんやお母さんを連れた小さな未来のハーパーたちが、熱心にいろんなハープの音を試していました。

 お屋敷も、曲線の美しいハープの形も、柔らかいハープの音も、すべてがとても優しさと上品さで包まれている感じがしました。

 ワークショップ参加者はそちらのお屋敷に宿泊し、お食事も出ます。

 夜はテルモンフェッキンとドロヘダの間くらいに位置するBeauliu House(ビューリー・ハウス)という18世紀のお屋敷でリサイタルがありました。

 リサイタルは詩人、歌い手、ハープ奏者によるコラボレーション。伝統的に、詩と歌と音楽がどのように関わってきたかを感じます。

 歌はアイルランド語で歌われる古いスタイル、シャーン・ノース。

 歌とハープの演奏の間に詩が朗読されます。言葉自体が音楽のような響き。

 ハープ奏者ヘレン・デイビスの演奏は、力強いベース音、ささやくような高音部、ミステリアスな和音など、とても表現が豊かでした。

 とても古い中世の歌をハープに合わせて歌ってくれましたが、古いお屋敷で古い伝統的な歌と音楽を聴くのは、なんだか敬虔な気持ちになります。

 ハープはアイルランドの象徴でもあるし、この国でも特別な存在です。

 なかなか普通のトラディショナル・ミュージックのセッションでもお目にかかりません。

 音域が広くて、メロディとベースが弾けて、表現力の深いハープは、やはりソロまたはデュオかトリオくらいで聞くのが持ち味が出て気持ちいい。

 アドレナリン爆発のLivelyで活気のある他のトラッド・フェスや通常のセッション、楽器とは、やはりハープって別格なんだなあと感じたフェスティバルでした。


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