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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「マーティン・ヘイズ」

2011-04-25 09:41:06 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 ほんとうは、もっと早くにお知らせすべきだったのかもしれません。
 たまたま、彼の来日を知ったのは、ほとんどその直前でした。

 2年前の来日時は、母の病気が発覚したとこで、コンサートも、参加するはずのワークショップもキャンセルしてしまったのですが、きっとどこかでまた、って思っていて、アイルランドでかな?と予測していたら、吉祥寺ででした。Even better.

 そう、参加したんですぅ、マーティン・ヘイズ大先生のフィドルワークショップ。
お話がほとんどだよって聞いたことがあったのですが、さにあらず。いきなりチューンを学ぶところから始まりました。

 ああ、場所も素晴らしかった。吉祥寺の住宅街の教会が会場で。音響がすんごくよくて。

 贅沢にも約1時間半、マーティン先生から、フィドルの、あるいは伝統音楽を演奏するにあたっての、大事なポイントを学ぶことができました。

 彼の奏法は、すごすぎて、実は素人のお手本には不向きって思っていました。
マーティンの演奏を聴いたら、フィドルに触るのもはばかられるほど、究極の演奏をしてくれてしまうので。なのに、彼のワークショップでは、まるで魔法にかけられたみたいに、フィドルを弾くのは楽しい気分にさせてもらいました。

 「むずかしいって思ったら、弾くのも嫌になっちゃうでしょう?むずかしい、は言い訳」なんだって。ごもっとも。ほんとに弾きたかったら、むずかしい、と思う以前に、この曲弾きたい、がくるのよね。

 速く演奏するには?「遅く弾いたときに、すごく上手に弾けることが必須」ああ、確かに。
 最初から、それっぽく速く弾こうたって、そりゃ無理だわね。

 あたりまえのことなんだけど、彼の言葉で聞くと、説得力たるや、すごいものです。
そして、今夜はマーティンとデニス・カヒルのコンサートを「地元」吉祥寺で聴くことができました。

 しょっぱなで、いきなりわたしは泣いちゃった。アイルランドの景色が、ばーっと目の前に広がって。
 絵を見ているようだった。

 西海岸の荒れた海を、カラに吹く強い風を、雲の流れる青い空を、アイルランドの親しんできた景色が、鮮やかに浮かんで、映画を観ているみたい。
 音楽の力はすごいね。

 プロモーターは、なかよしの野崎さんです。
 彼女のパワーも、すごいんだよ。

 アイルランドから、たくさんの素晴らしいミュージシャンを日本に招いているの。
こんな時期に、来日するミュージシャンも、招聘する側も、えらいと思う。
 言い訳ばっかして、だらだらしてたわたしも目が覚めました。

 マーティン・ヘイズのコンサートは、機会があったら、絶対に行ってみてください。
こころが浄化されます。

 連休なのね。よい休日を!!


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「男の手料理」

2011-04-18 22:04:36 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 そういえばアイルランドにいるとき、男のひとたちの手料理をご馳走になる機会が、けっこう数多くありました。
 日本でも、料理が得意な男性の友人たちもおりますが、なかなか、お家にお邪魔してご馳走になることって少ないです。
 

プラニーのだんなさんジョニーは料理上手で、ふだんから家にいるときは食事担当。彼の船でとったサバをマスタード&ハニーソースでからめてグリルした絶品。サラダは、正真正銘のガーデンサラダ。庭のビニルハウスでつんだ新鮮野菜です。贅沢。
 アイルランドでは、ディナーパーティと称して、友人たちを家に招いて手料理をふるまうのはポピュラーなイベントで、わたしもよく、招いたり招かれたりしてきました。

 まだアイルランドに行き始めた頃、ケルティックタイガーってなに?って感じの90年初頭は、家で開かれるパーティといえば、みんなが安い酒を持ち寄っての無礼講。もっぱら、酒を飲んで、お喋りして、歌ったり、踊ったり。

 パブにいるのと変わりませんが、閉店時間を気にしなくていいのが最大のヨロコビ。

 やがて友人たちもオトナになり、仕事にも就いて落ち着き始めると、カップル単位でお招きするようになり、ワインを飲みながらディナーをいただき、そのあと近くのパブに繰り出すのが、よくあるパターン。

 そんなとき、奥さんあるいはガールフレンドではなく、だんなさんあるいはボーイフレンドが料理の腕をふるうという図が、少なからずあります。

 ふだんからマメな料理上手の場合もあるし、イベントになるとはりきるらしい場合と二通り。
特に夏は、週末になると誰かしらの家でバーベキューパーティが開催され、そのときは男性が中心になりますしね。そこが唯一、腕をふるえる場所っていう男性も多いですが。
 
 マークもお料理が大好き。わたしがいるときは、台所にいれてもらえず(だって、わたしの聖域だもん)上げ膳据え膳ですが、わたしが東京にいるとき、たまに友人たちを食事に招いてるんだそうです。

 このあいだ電話したときは、これからエビ入りのリゾットつくるんだとか言ってました。

 彼の十八番のひとつが、パスタ・プトネシカ。娼婦風ソースのパスタってやつです。
これはディナーパーティのようなときは登場しません。しょっちゅうつくてって、本人的にはつまんないんだそうです。

 アンチョビ、黒オリーブ、ケッパー、ガーリックを炒めてトマトソースであえたもの。
シンプルですが、しょっぱさと、ピリ辛さが絶妙で、旨いよ~

 彼のレパートリーの多くは、バリマルーハウスのダリーナ・アレンの料理本から覚えたもの。
ダリーナのお料理は、タイトルどおり、ほんとうにシンプルでおいしくて、つくりやすいのでオトコの料理にもぴったり。

 パスタのゆで方もダリーナ仕込みで、確か3~4分ぐらぐら茹でたあとは、火からおろして余熱で仕上げるというやりかた。これだと絶対茹ですぎにならず、必ずやアルデンテになります。

 この2年近く、すっかりほったらかしにしてしまったマークですが、けっこうちゃんと家でご飯つくってるようなので、安心安心。

 ニューブリッジに魚屋ができたとかで、サバやらカレイやらを焼いたり蒸したり、つけあわせの野菜も、ブロッコリとニンジンなど、バランスも考えているようです。

 スコーンもささっと上手に焼けるようになったらしいし。
 遊びにきた友人にふるまったら、さすがにちょっと驚かれたみたい。

 スコーンつくるオトコノコは、ちょっと珍しい気がしません??
 今度、お味見するのが楽しみです。

追記:ずっとどたばたしてたので、情報をGETするのがすっかり遅くなったのですが、きわどいとこで知りました。フィドルの神様マーティン・ヘイズが来日し、なんと吉祥寺でコンサート!もちろん行きます!!楽しみ~


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松井ゆみ子のアイルランド・キッチン・ダイアリー「カリフラワー」

2011-04-05 18:26:39 | 松井ゆみ子のキッチン・ダイアリー
 初めてロンドンに行ったとき、マークス&スペンサーだったかで野菜サラダを買いました。

アイルランドのスイセンです。2年前のちょうど今頃撮りました。きっと今も咲いてるよ
 キューリとかニンジンとかがスティック状になってて、マヨっぽいディップがついてるやつで、それに生のカリフラワーが入っていたのが、けっこう衝撃でした。

 生のまま?お腹こわさないかな?が正直な気持ちで。
しかし、おそるおそる食べてみると、ちょいと青くさいものの、さっくりとした歯ざわりで、意外に硬くないないし。

 カリフラワーは、好物のひとつです。
 けっこう大きいヘッド(っていうのかな?)をいっき食いすることも、しばしば。
小房にカットして、茹ですぎないように気をつけます。少しはカリッと感が残るように。

 茹であがりは、マヨネーズにお醤油を少しまぜた即席ディップでいただきます。
いっくらでも食べられるよ。

 もし残ったら次の日に、フライパンで焼きながら、ハチミツひとたらしとお醤油でテリヤキ風に。

 これって中学・高校時代、お弁当の定番でした。
 テリヤキ風カリフラワーも、でっかいヘッド一気食い、かんたんにできます。
 
 初めてマークの実家にお泊まりしたとき、マークのママが食事の手伝いをさせてくれて、そのときに覚えたのが、カリフラワーのチーズソース和え。

 お肉や魚料理の付け合せの定番で、茹でたカリフラワーをまずホワイトソースに投入。
そこへ、すりおろしたチェダーチーズを加えて、とろ~んとさせたもの。
個人的には、お肉より魚料理に合うと思うな。

 当時マークは「くどいし、甘すぎてあんまり好みではなかった」って言ってましたけど、わたしは即好きになっちゃった。添え物でなく、単独でオッケーだったな。
 ほとんど、グラタンって感じ。

 そう、カリフラワーは、グラタンにも使えるし、カレーにも合います。
 ブロッコリの突然変異と知ったのは、けっこう最近のこと。
 確かに、少々のもそもそ感は似てますよね。
 
 そろそろ時期が終わるはずなのに、今年は寒かったので、わりと最近も調達できました。
あ、東京での話ですが。

 お礼申し上げなくちゃ。
 コラムを読んでくださった方々から、あたたかいお悔やみメールをいただきました。
 すごく嬉しかったです!

 ぼちぼちと、わたしも復活しており、西荻近所の食い歩きやら、うち飯を楽しめるようになりました。

 いつか特別編で、西荻窪特集をしたいくらい・笑
 旨い店に困らない、グルメ度高い町です。
ローカル(地元)っていう点にこだわるようになったのは、やっぱりアイルランドで暮らすようになってからかもしれません。

 前から地元・西荻は好きだったけども、愛情に近い気持ちを抱くようになったのは、アイルランドでの体験が大きく影響しているように思います。

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