かぶれの世界(新)

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田舎暮し雑感09冬(2)

2009-12-19 13:35:25 | 日記・エッセイ・コラム

3日前からシベリアから降りてきた寒気で、田舎も本格的な冬になった。昨日の朝起きるとあたり一面雪が薄く積もっていた。道路の雪は消えていたが、裏山を見上げると標高100m辺りから山が真っ白になっていた。

標高300mの峠を越えないと母のいる病院には行けないので、見舞いは今日に延期した。ところが今朝はもっと寒く、朝からの雪が降り止まず家の前の道路が真っ白になり、とても車は運転できない。高速道路も閉鎖したとニュースが流れていた。

昼前のCBSニュースによると、米国フロリダを水浸しにした大雨が北上し、ノースカロライナでは大雪になり、今後更に北上を続けニューヨークも10インチ以上の降雪が予測されている。その予測精度が高いことは何度か経験した。日本の冬の気候は寒気が大陸にいる間は余り報道されないので、素人には分かりにくい。いずれにしろ複雑な地形の四国の盆地の天候をピンポイントで予測するのは簡単ではないようだ。

それはさておき、一昨日は車を車検に出していたので火曜日以来、気になってはいるのだが母を見舞いに行ってない。いまだに車の運転に自信がもてない。車庫入れや縦列駐車は何度もやり直すことがある。センターラインが書かれていない田舎道を速度を落とさず擦違われると怖い。

その車検の車を引き取りに行った夕方、店内はお客で混んでいた。一つしかない窓口の列に並んで順番待ちをしているが、中々進まなかった。やっと私の順番が来たと思った瞬間、店員が他の客を連れて割り込んで来てレジの処理を始めた。

その時はグッと我慢したのだが、一言言うべきと思って「何で一言も断わりもせず割り込んだのか、しかも店員がやらせた。どういう接客教育をしているのだ。」と。レジの女性と割り込んだ店員は「済みません」と繰り返し言ったものの、早くうるさいお客をやり過ごしたいと言う姿勢を感じた。

それならと、「店長はどこだ」と聞けば、割り込んだその人が店長だった。こりゃ駄目だ、さっさと車を引き取って帰ることにした。そうすると、私の後ろに並んだ他の客から「早く終らせてくれ、こっちは子供がいるんだ。」と催促された。その高飛車な言い様に礼儀を知らない奴とむっとしたが、良く考えれば私もそうだったかもしれない。

その前までの天候は12月とは思えない暖かな過ごしやすい冬だった。今年は柿が豊作だったそうで、隣町のオープンな市場で何度も買って食べた。そこは元々柿の産地だそうで、150円で5,6個の美味しい富有柿が袋詰めで買える。そういえば今年はリンゴも凄く安い。形も香りも良い玉林がスーパーで65円だった。大阪に帰った妹によれば、今年はリンゴも豊作なのだそうだ。

田舎暮しの慰めになるようにと娘夫婦が持たせてくれたDVD映画を数本見た。沢山あるがとても見切れない。今まで見た中では「ブーリン家の姉妹」が面白かった。多少でも英国王朝の歴史の知識があればもっと楽しめるかもしれないと思った。田舎の生活も数日を残すだけとなった。■

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