収支決算書を税務署に提出して確定申告を終わらせた翌日の金曜日の夜、パソコンがフリーズした。メール受信中にメーラーが凍り、キャンセルもクローズも出来なくなった。裏で動かしていたインターネット・ブラウザー(IE)もフリーズした。電源を再立ち上げして調べると再現性があった。
確定申告が終わった後で良かったと思う一方、修理したばかりなのに又もやパソコンダウンかと腹立たしく思った。だが、前回の故障と違ってOSは立ち上がり、アプリも起動できた。その日は根拠なくパソコンをいじくってデータファイルを壊さないようそれ以上触らなかった。
土曜日に再度同じ操作をして同じ現象になるのを確認して修理に出そうと思った。その前に、不具合が生じた原因を推測し、やれることを全てやることにした。ウィンドウズが立ち上がりオフライン動作は正常なので、重要なデータをUSBメモリーにバックアップした。データ保全が一番大事だ。
思い起こすと不具合が起こる直前に作業中のパソコンを一旦スリープさせ長時間放置した。再立ち上げた時バッテリーがなくなって電源が落ちた。この時オンライン制御のプログラムが壊れた可能性がある。コントロールパネルを開いてパソコンの自己診断・修正機能をトライしてみた。
やってみて、Windows-8は内蔵のトラブル・シューティング機能が充実したように感じた。最初にチェックしたネットワーク機能には異常が検出されなかった。次にデータを保つ選択をしてソフトウェア更新を元に戻して正常に戻るかテストした。データバックアップしたので不安はなかったが、念の為データ保全モードから開始した。
調べると確定申告の事前準備アプリがもっとも最近追加されたソフトウェアだった。もう申告済みなので迷うことなくアンインストールし、パソコンを再立ち上げてメーラーを起動すると正常に動作した。ブラウザーも異常なく動いた。見かけ上は確定申告のせいでパソコンが動かなくなった。
確定申告とWindows-8の相性が悪いとなると大問題だが、そんなニュースは見たことも聞いたこともない。「パソコンを壊す」と刺激的な表題にしたが、原因は別にある可能性もある。上記のようにスリープから再立ち上げする時バッテリーが切れてハードディスクのメモリーが壊れたと仮定しよう。アンインストールして古いソフトに戻す時、壊れたメモリーが修復された可能性がある。不具合の原因がどうかは別段気にならない、ただパソコンが正常に動いたのが嬉しかった。■
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