夏日に近い暖かさにひかれて一昨日の午後、是政橋を渡り南多摩から川崎街道を北上し若葉台を経て桜丘まで多摩丘陵を歩いた。来春に子供や孫達と雲取山登山を提案した。先ず多摩丘陵を歩き次に高尾陣馬縦走して自分の脚力を見極め、最後に雲取山に登って田舎に行く積りだった。
府中街道の是政橋の手前にあるコンビニでスポーツ飲料を買った。支払いをする時に、田舎に長男が顔を見せ買物に全く現金を使わなかったのを思い出した。お店の女の子に聞くと最近は現金払いのお客は殆どいないと聞きショックを受けた。息子が違う国の人のように見えた。
若い頃から「新し物好き」を自称し、仕事に新しい設計手法を取り入れ上司を困らせたりした。退職後もマイナンバー導入より前の住基ネットを使ってディジタル化し確定申告した。マイナンバーの登録も先頭を切って対応したが、医療保険や免許証に一向に利用されないのにイライラした。
ところが、高齢者になった10年前頃からパソコン等を使って生活のディジタル化を進めるのを躊躇うようになった。実際、スマホによる家族間連絡とかSUICAカードを使ったチケットレス化とかは、全て子供達にプレゼントされて利用するようになった。
マイクロソフトのアプリ「MONEY」を使って家計と投資を一括管理し始めて以来、生活のディジタル化に酷く保守的になった。最初の頃MONAYはとても便利だったが、その後マイクロソフトがサポートを止めて無償の民間サービスになり、銀行や金融市場のシステム変更にMONAYを無理やり適用させ今日に至る。
使い続ける理由は20年近く利用して来て蓄積したデータを何とか活用したいからだ。その後新しい多様で便利なアプリがどんどん出て来たが、私は一切利用せずパソコンのアップグレードもしなかった。マイクロソフトOSのアップグレードに対応する為に息子の力を借りて新しいパソコンを買ったのが唯一の大きな変更だった。その間に私は全てに保守的になってしまった。
今回帰京後に某銀行の口座にアクセスすると、本人確認の為にスマホ経由の暗証のやり取りを求められた。何度やっても上手く行かず、ついにHP指定の電話に連絡し操作を誘導して貰う羽目になった。女性の声で優しく教えて貰うと何故か上手く行った。今も何故そうだったのか分からない。
最近、オンラインで騙される詐欺被害が激増している。ITスタッフを抱える大企業でさえ防御システムが破られる被害が多発しているので、銀行が本人確認して顧客を守ろうとするのは理解できる。だが、その為に私のような後期高齢者が操作法に迷う事態も情けないが深刻だと思う。
今も不思議なのは米国にいた時、確定申告や免許証とか年金の処理が難しいと思ったことは一度もなかった。専門家に助けて貰った為か、何故そうなのか日米制度の違いがあるはずだが、私には良く分からない。だが、今でも問題なく年金を受けている。
昨日は7度目のコロナワクチン接種のオンライン申し込みをしようとして上手く行かず、市役所の担当に電話連絡して助けて貰った。結局のところ電話に助けて貰う羽目になった。この程度のオンライン申請すらちゃんとできなかった。我ながら情けない。私の印象では対応してくれた女性の慣れた扱いから、そういう高齢者が沢山いるのではないかと思った。
だと言ってもやはり生活のディジタル化は便利なはずだ。私のような「新し物嫌い」では後期高齢者は若者に迷惑をかけっ放しになってしまう。昔に戻って「新し物好き」になる様高齢者は努めねばと思う。最低限でもディジタル化生活の中で過ごしていく必要がある。■
府中街道の是政橋の手前にあるコンビニでスポーツ飲料を買った。支払いをする時に、田舎に長男が顔を見せ買物に全く現金を使わなかったのを思い出した。お店の女の子に聞くと最近は現金払いのお客は殆どいないと聞きショックを受けた。息子が違う国の人のように見えた。
若い頃から「新し物好き」を自称し、仕事に新しい設計手法を取り入れ上司を困らせたりした。退職後もマイナンバー導入より前の住基ネットを使ってディジタル化し確定申告した。マイナンバーの登録も先頭を切って対応したが、医療保険や免許証に一向に利用されないのにイライラした。
ところが、高齢者になった10年前頃からパソコン等を使って生活のディジタル化を進めるのを躊躇うようになった。実際、スマホによる家族間連絡とかSUICAカードを使ったチケットレス化とかは、全て子供達にプレゼントされて利用するようになった。
マイクロソフトのアプリ「MONEY」を使って家計と投資を一括管理し始めて以来、生活のディジタル化に酷く保守的になった。最初の頃MONAYはとても便利だったが、その後マイクロソフトがサポートを止めて無償の民間サービスになり、銀行や金融市場のシステム変更にMONAYを無理やり適用させ今日に至る。
使い続ける理由は20年近く利用して来て蓄積したデータを何とか活用したいからだ。その後新しい多様で便利なアプリがどんどん出て来たが、私は一切利用せずパソコンのアップグレードもしなかった。マイクロソフトOSのアップグレードに対応する為に息子の力を借りて新しいパソコンを買ったのが唯一の大きな変更だった。その間に私は全てに保守的になってしまった。
今回帰京後に某銀行の口座にアクセスすると、本人確認の為にスマホ経由の暗証のやり取りを求められた。何度やっても上手く行かず、ついにHP指定の電話に連絡し操作を誘導して貰う羽目になった。女性の声で優しく教えて貰うと何故か上手く行った。今も何故そうだったのか分からない。
最近、オンラインで騙される詐欺被害が激増している。ITスタッフを抱える大企業でさえ防御システムが破られる被害が多発しているので、銀行が本人確認して顧客を守ろうとするのは理解できる。だが、その為に私のような後期高齢者が操作法に迷う事態も情けないが深刻だと思う。
今も不思議なのは米国にいた時、確定申告や免許証とか年金の処理が難しいと思ったことは一度もなかった。専門家に助けて貰った為か、何故そうなのか日米制度の違いがあるはずだが、私には良く分からない。だが、今でも問題なく年金を受けている。
昨日は7度目のコロナワクチン接種のオンライン申し込みをしようとして上手く行かず、市役所の担当に電話連絡して助けて貰った。結局のところ電話に助けて貰う羽目になった。この程度のオンライン申請すらちゃんとできなかった。我ながら情けない。私の印象では対応してくれた女性の慣れた扱いから、そういう高齢者が沢山いるのではないかと思った。
だと言ってもやはり生活のディジタル化は便利なはずだ。私のような「新し物嫌い」では後期高齢者は若者に迷惑をかけっ放しになってしまう。昔に戻って「新し物好き」になる様高齢者は努めねばと思う。最低限でもディジタル化生活の中で過ごしていく必要がある。■
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