趣味の山裾歩きをしてて線路で転倒して大腿筋を痛めたと、みっともない高齢者の顛末を1週間前に投稿した。太腿の痛みは相当に酷かったが不思議なことに血液が沁みて青あざになったりしなかった。徐々に痛みが引き、痛みと相談しながら毎日歩きやっと普通に歩けるようになった。
梅雨の合間のこの数日30度超えが続き、この時期の山裾歩きに合わせて薄い生地のズボンとシャツをワークマンで買った。作業用ではないが、山歩きやスポーツ用にもピッタリだ。何より安価なのにパフォーマンスがいい。今風に言うとコスパが良い。
マンボウが解除され市の体育館が使えるようになったと、バドミントンクラブの代表から練習の案内を受けた。昨年から腰を痛め、治ったと思ったら足首を痛め、やった治ったと思ったら大腿筋を打撲といった具合で1年以上やってなかった。東京のクラブは退会したが田舎では続けたかった。
そして今日の午前中に久し振りに顔馴染みに会って練習させてもらった。瞬時の動きに体が全く反応出来ずがっかりしたが、ある意味予想通りの結果で驚きはなかった。練習後「こんなんでも参加して良いですか」と聞き、了解して貰った。これで、田舎の一人暮らしの楽しみが一つ増えた。
一人暮らしが本当に怖いと思う時がある。数日前に居間で夕食を終え席を立つと、窓から獣が唸り声をあげて喧嘩して暴れる音がした。猪というより犬かタヌキ系の様に聞こえたが、当地にはいないはずの狼っぽく聞こえ怖かった。唸り声の正体は何かカーテンを開けて見る気も起こらなかった。
翌日家の裏手に廻ってみたがそれらしい痕跡は残っていなかった。集落の人達によると、近年は民家の近くに猪や鹿が出たらしく珍しいことではない。だが、私が山歩きをした時は一度も獣に出会ったことはない。ただ、山道脇から生臭い臭いを感じたことは何度もある。猪だと聞いた。
二日前に散歩道の足を延ばして堤防の強化工事をしている現場を通った。3年前に西日本豪雨時に肱川と矢落川の合流点で逆流が起こり、東大洲の新興商店街が広範に冠水した越流地点だ。合流点の直前にJRの鉄橋があり、堤防を高く補強すると鉄橋を越えてしまう複雑な地形だ。
1年以上かけて工事してきたがこの問題が残り、今回見た時は鉄橋をスキップして下流の補強に取り掛かっていた。現場責任者らしき若者がいたので声をかけて事情を聞いた。今までは謂わば特殊な基礎工事で地元の会社では対応できなかった。そういえば中四国の県外ナンバーを見かけた。
ちょうど基礎工事が終わり新しい会社に変わったばかりだった。彼によるとJRは鉄橋をかけ替える予定だという。コロナ以前からJR四国はずっと経営難だったと最近報じられたが、この出費はやむを得ないと判断したのだろう。昨年までは渋っていると噂を聞いていた。
この若者によればこの数年でこの手の仕事が出来る地場の中小企業が減ってきてるそうだ。公共工事が一旦減少すると、中小企業は資金難で存続するのが難しいのだという。数年前に事業仕分けの結果、山の手入れをする間伐をやる若者が一斉に減って今や山が荒れていることを彼も知っていた。■
梅雨の合間のこの数日30度超えが続き、この時期の山裾歩きに合わせて薄い生地のズボンとシャツをワークマンで買った。作業用ではないが、山歩きやスポーツ用にもピッタリだ。何より安価なのにパフォーマンスがいい。今風に言うとコスパが良い。
マンボウが解除され市の体育館が使えるようになったと、バドミントンクラブの代表から練習の案内を受けた。昨年から腰を痛め、治ったと思ったら足首を痛め、やった治ったと思ったら大腿筋を打撲といった具合で1年以上やってなかった。東京のクラブは退会したが田舎では続けたかった。
そして今日の午前中に久し振りに顔馴染みに会って練習させてもらった。瞬時の動きに体が全く反応出来ずがっかりしたが、ある意味予想通りの結果で驚きはなかった。練習後「こんなんでも参加して良いですか」と聞き、了解して貰った。これで、田舎の一人暮らしの楽しみが一つ増えた。
一人暮らしが本当に怖いと思う時がある。数日前に居間で夕食を終え席を立つと、窓から獣が唸り声をあげて喧嘩して暴れる音がした。猪というより犬かタヌキ系の様に聞こえたが、当地にはいないはずの狼っぽく聞こえ怖かった。唸り声の正体は何かカーテンを開けて見る気も起こらなかった。
翌日家の裏手に廻ってみたがそれらしい痕跡は残っていなかった。集落の人達によると、近年は民家の近くに猪や鹿が出たらしく珍しいことではない。だが、私が山歩きをした時は一度も獣に出会ったことはない。ただ、山道脇から生臭い臭いを感じたことは何度もある。猪だと聞いた。
二日前に散歩道の足を延ばして堤防の強化工事をしている現場を通った。3年前に西日本豪雨時に肱川と矢落川の合流点で逆流が起こり、東大洲の新興商店街が広範に冠水した越流地点だ。合流点の直前にJRの鉄橋があり、堤防を高く補強すると鉄橋を越えてしまう複雑な地形だ。
1年以上かけて工事してきたがこの問題が残り、今回見た時は鉄橋をスキップして下流の補強に取り掛かっていた。現場責任者らしき若者がいたので声をかけて事情を聞いた。今までは謂わば特殊な基礎工事で地元の会社では対応できなかった。そういえば中四国の県外ナンバーを見かけた。
ちょうど基礎工事が終わり新しい会社に変わったばかりだった。彼によるとJRは鉄橋をかけ替える予定だという。コロナ以前からJR四国はずっと経営難だったと最近報じられたが、この出費はやむを得ないと判断したのだろう。昨年までは渋っていると噂を聞いていた。
この若者によればこの数年でこの手の仕事が出来る地場の中小企業が減ってきてるそうだ。公共工事が一旦減少すると、中小企業は資金難で存続するのが難しいのだという。数年前に事業仕分けの結果、山の手入れをする間伐をやる若者が一斉に減って今や山が荒れていることを彼も知っていた。■