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昨日の午前中は久しぶりに快晴のいい天気になりましたが今日はまた朝からの雨でほゞ一日中続くとの予報です。
昨日のトップニュースは夕方に発表された甘利経済再生相の辞任と後任に石原元環境相を当てたということでした。
それまで本人も安倍首相も続投を明言していたので、唐突といえば唐突な感じがしないでもありませんが、冷静に見れば落ちつき所に納まったとも言えると思います。
続投を言っていた時点では何とか乗り切れると踏んでいたが、建設会社側にもかなり強力な証拠を握られていたこともあって、全く知らなかったでは済まされないと判断せざるを得なかったようです。
議員周辺では日常茶飯によくある事件に１つでもあるのですが、主要閣僚となると関係者は全知全能を振り絞って調査と対応に取り組みます。
短期間に精力的にそれをやって得た今回の結論と対応が、自身が貰った金は適切に処理した、その他のことは秘書の不始末であり監督責任は認める、また不明な部分はこれからも引き続き調べるが、取りあえず大臣を辞任する形で責任を取り、議員辞職はしないという正にこれまでにも良くあった「王道」の結末となりました。
野党側は敵の大物の大将首を取ったことでポイントを稼いだので、ここは早急に国会審議に戻るべきだと思うのですが、更に物欲しそうな態度に終止しているのは頂けません。
特に政治の世界においては「落とし所」というのがあって昔から変わることはありません。