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一昨日の日曜日琵琶湖畔の「大津市伝統芸能会館」という立派な能楽堂で100余名が参加して詩吟の錬成会という発表会がありました。
大津地区の会員の運営担当で名古屋地区と一宮地区から各1台バスを仕立てました。
私の順番は39番で52番が終わったところで昼食となりました。
昼食は¥700の仕出し弁当でしたが質も量も充実していて皆喜んでいました。
昼食後私は会場を抜け出して午後の部の半分以上をサボって、歩いて2~3分の重文「仁王門」をくぐって総本山園城寺・三井寺の見学に当てました。
私の他にも3人の会員がそうしていました。
曇り空でしたが結構気温は高くゆっくり歩いても汗ばんできました。
立派な社寺を見学する時何時も思うのですが、昔の人はクレーンも計算機も無いのによくこれだけのものを造ったものだということです。
それらの建物が長年の風雪に耐え周囲の森や木々に調和する様は正に日本文化の伝統美と呼ぶにふさわしいものだと思います。
カメラを持っていなかったのでデジカメの代わりにアナ言葉で写し撮ってみましたが伝統美にふさわしくないお粗末の限りとなってしまいました。
万緑や弁慶の鐘鎮座して
三井寺の杜の静寂(しじま)を黒揚羽
三井寺の石垣登る濃紫陽花
三井寺の大き走り根蟻地獄
ヨット群る湖面見下ろす園城寺
万緑に三井の梵鐘響きけり
突然に三井の梵鐘半夏生
三井寺の売店に買ふ諸子魚(もろこ)かな