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「子を持って知る親の恩」言うまでもなく我が子を育てる大変さを実感してはじめて自分を育ててくれた両親への恩義に改めて思いがいたるということです。
言い得て妙というか、多くの人が経験する、万人に共通する表現ではあります。
確かに若い夫婦の子育てに対する奮闘努力は大変なもので、またそれが親の喜びでもあり、親のそそぐ愛情が子の育つ糧でもあります。
この共通認識が何時の頃からか少し変化してきています。
世の中が世知辛くなってきたこと、元気で時間的経済的に余裕のある老人の数が増えてきていることが大きな要因となって、若い夫婦は子育てのかなりの部分をその親に委ねて共稼ぎすることが珍しくないというかかなり一般的になってきています。
つまり子育ての本当の苦労をしらないままに子供が成長し、その子供の子供が出来て、孫の面倒をみるようになって本当の大変さが分かることも多いようです。
「孫を持って知る親の恩」という訳ですが、これが当てはまるのは比較的若い爺ちゃん婆ちゃんで、我々以上の年代での子育てはあまり親の手を借りずに自分でやっているので、孫の面倒を頼まれると大変だとこぼしながらも、ある程度は余裕があり結構喜んで楽しんでいるのではないでしょうか。