大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

ドラフト会議(土井)

2010年10月30日 16時17分33秒 | Weblog
もう熱気が冷めていますが今年度のドラフト会議も無事終わりました。
幾多の話題を提供してきたこの会議も既に今年で確か46回目位になる筈です。
当然のことながら前半の頃に指名された選手は誰もが現役を引退している訳ですが、同時にここ数年の内に指名された選手でもその大半はもうプロ野球界に居ないというのもまた事実です。

この会議も変遷を重ねてきており、自由枠を設けて有力選手を人気球団が先取りしたり、規約破りの江川問題があったり、高校生を別の日にしてみたりもしていましたが、今年は元の形に一本化されすっきりした形で行われました。
籤で就職先が決まるのは職業選択の自由を制限するものだという一部の意見もありますが、この制度は社会一般にも認められており、選手の側でも自覚と覚悟は出来ているので、プロ野球発展の為には今後もスッキリした形で維持され発展していくことが望まれます。

リストアップされた若者は大勢の中から選ばれて、プロ野球界への一次試験に通ったのですから喜びも一入だろうと思います。
入団すれば一般社会の退職金にも相当する高額の契約金が先に貰え、当初はマスコミにもチヤホヤされるので有頂天になって我を見失うことがないように、地道な努力を積み重ねて欲しいものです。
それは一次試験に通った全員にいえることで、一次の結果(ドラフトの順位)には関係ありません、全てはこれからです。
イチローもヤクルトの青木も今年後半に出て来た阪神の秋山もドラフトは第4巡目でした。