大10同好会

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新政権の誕生前(土井)

2009年09月11日 20時46分22秒 | Weblog
既に主要閣僚の多くや連立を組む社民党と国民新党党首の入閣も決まり、新政権は誕生前夜の様相となっています。
今のところ多くの国民は政権交代が実現することになった選挙結果に安堵し、新政権への期待に胸を膨らませています。
二大政党による政権交代を目指してきた我国にやっとその日が来た訳ですからそれも当然のことでしょう。

しかし新政権は多くの矛盾と困難に向き合わなければならなくなりますが、それを克服して前進する使命を負ってスタートする運命にあります。

具体的な一例として昨今話題となっている「八ツ場(やんば)ダム」の場合は民主党がマニュフェストに中止を掲げているのに、既に工事は半ばまで進んでおり、一説では総事業費約4600億円の内昨年度までに約70%を支出したといわれています。
これを中止した場合国は関係する1都4県が拠出した分の約1460億円の返還も必要になってくるともいわれています。
マニュフェストと現実の損得および関係者の意向と難しい判断が求められます。

ダムについては主に国と関東圏の問題ですが、全国的な多くの課題も山積しています。
先ず我々の生活にも経済の回復にも直接且つ大きく拘わってくるエコカーの購入補助と省エネ家電の普及を狙ったエコポイント制度は今年度中の購入が対象となっています。
財源の問題もあり、来年度もこれを続けるかどうかは新政権が判断しなければなりません。
私個人としては車の更新時期が近づいてきていることもありますが、是非とも継続して欲しいと願っています。