大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

ゴルフ場の再生(土井)

2009年09月20日 09時02分21秒 | Weblog
一昨日のゴルフは天気にも恵まれ大変楽しくできました。
理由の一つはパラリンピックでメダル19枚を獲得し、前2回の負け分を一気に取り返したことです。
行ったゴルフ場は名古屋市近郊の「森林公園ゴルフ場」です。

この「森林」は元々県営のパブリックコースで、夫々18ホールズの西コースと東コースを持っています。
コースは広大な土地に余裕を持って造られた堂々たるもので、これ迄、立派、安い、近い、エントリー自由の条件を満たし、アマチュアゴルファーの一大拠点の役割を果たしてきました。

我々の若い頃は会員権など夢のまた夢で、ゴルフはコンペか会員に連れて行ってもらうしかなく、それもかなりの料金負担を余儀なくされました。
そのような状況下での「森林」の存在は有り難く、抽選応募やキャンセル待ちで大いに利用させてもらいました。

ところがバブルの崩壊後状況は一変しました。
ゴルフ人口の激減に見舞われ、料金の大幅な引き下げも及ばず多くのゴルフ場が倒産に追い込まれました。
「森林」も例外ではなく、役人仕事で急な改変が出来ず、料金は民間より割高になり、県職員の身分を持つ尊大な高給キャディーの首も切れず、バッグの重量制限や雨天割り増し、食堂や茶店の現金決済などそれまでは大目にみていた不満も表面化し、たちまちに赤字に転落、県の財政負担の大問題になりました。

そこで県がとったのが第3セクターへの移行です。
名古屋市に本社のある(株)ウッドフレンズという住宅会社に施設を貸与し経営を委託することにしました。
私の記憶では契約期間は30年だと思っています。

この受託会社と方策が「当たり」でした。
クラブハウスの建て替え、コースや練習グリーンの大改造と整備、料金システムの改正等次々と手を打ち、今では以前にも勝る人気コースに生まれ変わり、連日満員の盛況です。

半年で3回スコアカードを出せば「森林」のハンデキャップが貰えるので、石井君が抽選申し込みの労をとってくれ、鳳陽仲間で今それに挑戦し始めたところです。
早ければ12月のグランドシニア競技には揃って出場出来る見込みです。