大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

株主総会(土井)

2009年06月15日 07時31分30秒 | Weblog
招集の案内状が集中して来る時期になりました。
昔は当に形式的で如何に早く問題なく終わらせるかが会社の最大眼目となっていました。
そこにはお抱えの総会屋が居て、会社と平和裏に相互扶助の関係を保っていました。

しかし総会屋排除と冗費節減の機運の高まりと共にこの共存関係は徐々に崩れ、総会屋はその方向を総会荒しと恐喝に転換するようになりました。
今では少し下火になりましたが、何年か前には問題があった企業の長時間に亘った総会の様子をマスコミが挙って報じていました。

法律による締め付けも強化され、会社側もより真摯に対応するようになり、最近では株主の理解を深めてもらうため時間も十分とって説明も丁寧にするようになっているようです。
営業報告についても過去数年分の比較記載は先ずどの企業でも例外なく行っていますが、特に新興・ベンチャーに近い企業の中には将来の予想数値にまで言及するものも出てきています。(大手企業では皆無です)

大手企業も含めて最近目立って盛んになってきたのが総会終了後に「経営報告会」とか「戦略説明会」などと称して事業内容や戦略等をより分かり易く説明して株主の理解と支持を得ようとする試みです。