大10同好会

普通の高齢者の生活と情報

プランターの植物(土井)

2008年02月22日 13時08分38秒 | Weblog
昨日今日と急に寒さが和らぎポカポカ陽気で「春隣(はるとなり)」(冬の季語)を感じさせます。
これまでじっと我慢していたような鉢植えやプランターの花も何だかホッとしたような風情にみえます。
此頃ではホームセンターや種苗店に行けば実に多くの種類の花々が売られています。それも四季を問わず年がら年中何がしかの花があります。
かっては洋名の花はダリア、アネモネ、グラジオラス、チューリップ等限られたもので、菊、水仙、千日紅、百日草、金盞花等の和名が圧倒的に幅を利かせていました。
しかし昨今は無数といっていい程の種類の洋花が売られていてとても名前など覚えられません。
まぁそれはどうでも良いのですが、感心するのは植物の生命力です。
沈丁花でも紫陽花でも僅かの土で春になるとちゃんと芽を出し、蕾をつけて花を咲かせます。
こんな小さな所にも自然の営みが繰り返されているのは感動ものです。
しかし限界もあり、水遣りや肥料の手を抜くと、花は小さく数も少なくなり、果ては枯れてしまいます。
花は比較的早く枯れますが我慢強いのがアロエです。
水が不足してくると、トゲのある肉厚の緑の葉が赤茶色に変わり、更には上向きに閉じて二つ折りになって耐えます。
気付いて水をやりだすと、今度は先ず葉が開いてきて、色も段々と元の緑に返ります。
これが何日も何日もかけての現象ですから、「医者要らず」と呼ばれ薬用として定評のあるこの植物の生命力は半端ではありません。