引用図は9月15日22時の台風13号進路予想図です。気象庁HPより引用
台風13号は、北上を続け、15日夕方には、南西諸島南部が風速25メートル以上の暴風域に入りました。
続きて、引用図 左側が9月15日22時の日本付近雲画像図(赤外)と右側が9月15日22時の日本付近雲画像図(水蒸気)です。ともに気象庁HPより引用。
引用図より、本州の北には上空の気圧の峰がありますが、大陸からは、上空の気圧の谷が進んできています。この気圧の谷は、後ろ面に乾いた空気がぐっと入り込み(右側水蒸気画像で、くっきりとした暗域となっています。)、谷として深まる兆候です。
今後は、この台風13号、この大陸の谷に指向されるような形で、明日以降、進路を次第に北東に変えて、速度も早くなるでしょう。
また、台風13号の進路にあたる東シナ海では、海水温が28℃~30℃と高く、台風13号は、勢力(現在は非常に強い勢力です)を維持させながら、あさってには九州へ接近してきそうですので、今後、台風13号の進路に当る地域では、猛烈な暴風雨や高波、高潮などに厳重な警戒が必要です。