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※引用図は30日18時の天気図と雲画像図(赤外)です。気象庁HPより引用致しました。
30日は、本州の南海上を北東に進む低気圧の影響で、関東地方や伊豆諸島ではほぼ1日雨の天気となりました。
特に伊豆諸島や関東南部ではまとまった雨量となり、30日23時までの24時間積算雨量が、三宅島阿古で280・5ミリとなったのを始め、三宅島坪田で180ミリ、それに、神奈川県の箱根では88・5ミリを観測しました。また、千葉県の一部でも、60ミリを超えた所も出てきています。30日23時現在、新島と三宅島には大雨警報が出されています。
引用図の30日18時の雲画像図(赤外)を見ると、本州の南海上には低気圧や前線に伴う雲が広がり、伊豆諸島や関東付近では、白く輝いています。この部分は、特に発達した雨雲を表現しているわけです。また、この、低気圧や前線に伴う雲に向かって、南東から北西方向にはけで書いたような雲が表現されていますが、これは、本州の東海上にある、優勢な高気圧の縁から、強雨のもととなる、暖かく湿った気流が低気圧や前線に流れ込んでいる事を表しています。
このように、低気圧の前面の高気圧の勢力が強い場合、この高気圧の縁から、高気圧の後ろにある低気圧に向かって、暖かく湿った気流が流れむ為、特に、この低気圧に伴う雨量は多くなるものです。