1月15日と1月23日、本州付近で冬型気圧配置が強まり、上空に寒気も流れ込み、本州の日本海側の各地、軒並み大雪となりました。
この時の天気図 (気象庁HPより引用)をご覧いただきましょう。
Ⅰ:1月15日9時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/32/ad0f78dc5d4000f9a11a4703fabf1932.png)
Ⅱ:1月23日9時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/55/34baca312770955257d8b9d7b9c4effd.png)
大雪の中心は、1月15日は、東北〜北陸、近畿地方北部や中部、山陰地方中心で、24時間降雪量最大で、広島で19㌢、京都で14㌢と、近畿地方中部や中国地方瀬戸内側までまとまった降雪となりました。
一方、1月23日ですが、東北地方日本海側から北陸地方、近畿地方北部や 山陰地方中心で、とりわけ、滋賀県北部や京都府北部、鳥取県周辺で、
24時間降雪量が軒並み50㌢以上となり、 自動車道での車の立ち往生などの被害が出ました。
この、両日の降雪量の差の原因は?ですが、
まず、
Ⅰ:1月15日9時とⅡ:1月23日9時との
ⅰ:ウインドプロファイラー風向風速分布図
ァ:レーダーアメダス解析雨量図
a:水蒸気雲画像情報図 (気象庁HPおよび高知大学HPより引用)
で比較してみましょう
Ⅰ
ⅰ:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/d2/4acac97a490176c8a6a14a36ae460f83.png)
ァ:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/dc/4664f7eac96e2d9f5517f0471edb34a8.png)
a:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/00/4aa460f5bff0072a6417f605873f0e0c.jpg)
Ⅱ
ⅰ:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/34/c27210f4cecd0a899800f3a4f7cd5470.png)
ァ:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/8a/e36c1446ec6a73acaa7e2e239e08c3a3.png)
a:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/25/8da070ebdbf532cf1e6a8286fe622be8.png)
両日とも、上空1000㍍付近の風向に沿って帯状降水域が分布しており、
とりわけ、水蒸気画像図上の、帯状の白輝域と合致する箇所で、当該高水域が一層強まっている様子がわかります。
このように、
冬型気圧配置時に伴う降水域というもの、上空3000㍍付近の上昇流域(水蒸気画像図上で白輝伊気で表現される地域)と合致して強められることがわかり、上空1000㍍付近の風向の走向に沿って分布することがわかります。
上空1000㍍付近の気流がたがいに合流している箇所あると、その箇所でが気流が収束している箇所ということで、降水域をより一層発達させるようになります。当該箇所では要注意ですね。!
1月15日の場合、水蒸気画像上の白輝域が、広島県周辺をまさに通過中であり、このため、広島では、15日午前中に、2時間で10㌢を超す
非常に強い降雪となり、総降雪量が19㌢に達しました。
1月23日の場合、若狭湾周辺から山陰沖で、北西風と西北西風とが合流しており、近畿北部から鳥取県周辺で記録的大雪となったというわけです。
この時の天気図 (気象庁HPより引用)をご覧いただきましょう。
Ⅰ:1月15日9時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/32/ad0f78dc5d4000f9a11a4703fabf1932.png)
Ⅱ:1月23日9時
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/55/34baca312770955257d8b9d7b9c4effd.png)
大雪の中心は、1月15日は、東北〜北陸、近畿地方北部や中部、山陰地方中心で、24時間降雪量最大で、広島で19㌢、京都で14㌢と、近畿地方中部や中国地方瀬戸内側までまとまった降雪となりました。
一方、1月23日ですが、東北地方日本海側から北陸地方、近畿地方北部や 山陰地方中心で、とりわけ、滋賀県北部や京都府北部、鳥取県周辺で、
24時間降雪量が軒並み50㌢以上となり、 自動車道での車の立ち往生などの被害が出ました。
この、両日の降雪量の差の原因は?ですが、
まず、
Ⅰ:1月15日9時とⅡ:1月23日9時との
ⅰ:ウインドプロファイラー風向風速分布図
ァ:レーダーアメダス解析雨量図
a:水蒸気雲画像情報図 (気象庁HPおよび高知大学HPより引用)
で比較してみましょう
Ⅰ
ⅰ:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/d2/4acac97a490176c8a6a14a36ae460f83.png)
ァ:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/dc/4664f7eac96e2d9f5517f0471edb34a8.png)
a:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/00/4aa460f5bff0072a6417f605873f0e0c.jpg)
Ⅱ
ⅰ:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/34/c27210f4cecd0a899800f3a4f7cd5470.png)
ァ:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/8a/e36c1446ec6a73acaa7e2e239e08c3a3.png)
a:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/25/8da070ebdbf532cf1e6a8286fe622be8.png)
両日とも、上空1000㍍付近の風向に沿って帯状降水域が分布しており、
とりわけ、水蒸気画像図上の、帯状の白輝域と合致する箇所で、当該高水域が一層強まっている様子がわかります。
このように、
冬型気圧配置時に伴う降水域というもの、上空3000㍍付近の上昇流域(水蒸気画像図上で白輝伊気で表現される地域)と合致して強められることがわかり、上空1000㍍付近の風向の走向に沿って分布することがわかります。
上空1000㍍付近の気流がたがいに合流している箇所あると、その箇所でが気流が収束している箇所ということで、降水域をより一層発達させるようになります。当該箇所では要注意ですね。!
1月15日の場合、水蒸気画像上の白輝域が、広島県周辺をまさに通過中であり、このため、広島では、15日午前中に、2時間で10㌢を超す
非常に強い降雪となり、総降雪量が19㌢に達しました。
1月23日の場合、若狭湾周辺から山陰沖で、北西風と西北西風とが合流しており、近畿北部から鳥取県周辺で記録的大雪となったというわけです。