このところ、不安定な天気が多い関東・甲信越地方ですが、今日も、午後から夜にかけて、あちこちで雷や強い雨が降る恐れが出てきました。
引用図にはありませんが、今日の日中から夜にかけて、関東・甲信越の上空を、寒気を伴った気圧の谷が通過する予想です。引用図の30日6時の天気図より、日本海が低圧部になっているのが分かりますが、このような気圧配置の場合、当該日本海に気圧の谷が隠されていると疑って誤りありません。
引用図は、30日9時の関東周辺アメダス風向風速図です。気象庁HPより引用。
引用図の、関東地方周辺アメダス風向風速図より、関東地方には、東海上の鹿島灘方面から東から北東の風が入っていますが、関東南部の沿岸では南よりから南西風が入り始めています。今後、日中になると、この、関東南部の南よりから南西風は、関東南部に広範囲に入り込み、前記した鹿島灘方面から東から北東の風と、関東南部で衝突するでしょう。
こうなりますと、この、異なる風向の気流同士が衝突した場所で、雷雲は特に発達するものである と言うことは、これまでも繰り返し本ブログで述べてきました。
今日30日も、今月20日や24日のパターンと酷似しています。
よって、関東・甲信越地方は、きょう午後から夜にかけて雷や強い雨に注意!特に関東南部で雨量まとまるようになりますよ!